概要
剛力遼河とは漫画「盗掘王」の主人公であり、盗掘王本人。
韓国版での名前はソジュホン。
大河原のクソジジイ…
俺が鬼神になってでも死ぬまでテメエを苦しめてやる!
人物(前世)
年齢は38歳、王クラスで肩書きは「盗掘王」。
孤児であることに加えて、遺物が中心となる世界になり遺物の獲得に出遅れ多くの苦労を背負っていた。発掘の末、墓と遺物についての該博な知識を与える「考古学者の遺物」を入手することに成功する。
しかし、遺物の獲得の先駆者が新たな秩序を構築していたがために、そういった人々の配下でなければ遺物が使えない社会になっており、巨大企業TKBMに発掘能力を認められ大河原会長にスカウトされた。
当時、大河原会長は発掘に関して自分へのサポートは惜しまないと約束。しかしその分、密輸に盗み、そしてスパイなど手を汚す仕事を多く与えられた。中でも発掘に特化した能力を生かして墓に侵入し、遺物を盗掘することが主な仕事であった。
その後、剛力の率いる盗掘団の遺物により世界最強となった大河原会長の罠にはめられ、仲間と共に死地に追いやられる。
脚を失い、墓にいた遺物に殺される寸前でカラスの遺物によって15年前に送られ、死を回避した。
ちなみに、明記はされていないが初めての恋人は同じ盗掘団のメンバーである雪。
人物(来世)
考古学者の遺物で得た知識を飛び抜けた記憶力で正確に覚えており、カラスの遺物によって得た様々な能力を駆使し遺物を多く回収。未来記の遺物には「世界を呑み込む者」と予言されている。
今後起こる出来事も把握しているため作中ではこれといったピンチには陥ったことはない。前世の剛力についての描写が少ないため、過去でもこのような性格であったかは不明だがかなり気が強い。一部の人物には敬語を用いたり名前で呼んだりするが、基本的に二人称は「テメエ」。後に合流する盗掘団のメンバーも「奴隷〜号」と呼んでいる(あくまで冗談のようだが、柳に対してはかなりの頻度で奴隷呼ばわりしている)。自分の恩人に対しては生活費を仕送りしたりするなど情に厚い一面もあるが、自分や仲間を殺した大河原会長をはじめとする敵には極端に冷たく、前世で誓った恨みを忘れることなく襲いかかる。
過去の経験から、遺物を親和力ではなく支配力で使用するようになった。その後支配力を極めた結果、大量の遺物を力で屈服させるほどにまで成長する。
この時代ではまだ雪は恋人でないため、童貞。
のちにパンドラから「強奪王」の称号を与えられる。
能力
念探
決められた範囲内のものがはっきりと見える能力。
考古学者の遺物が持っていたものと同じ能力。
言語学
様々な言語を話すことのできる能力。この能力のおかげでほとんどの国の人物と話すことができる。また、外国の文を読むこともできる。
墓発掘
墓についての理解度が増加するスキル。
手癖
初めて触った遺物の使用方法を覚える、消耗性遺物の摩耗速度を遅くする、遺物の手入れと復元作業が上手になる、人間から異物を奪い取る確率を増加させるといったスキル。
耐性
遺物のオーラやデバフ攻撃、病などから身を守ることのできる能力。
カラスから受け取った遺物を飲んで獲得した。
透明化
敵から姿を隠す能力。墓にある罠なども作動しなくなる。
使用遺物
剛力の使用遺物は数が多いので一軍のみ記載します。
荒縄
「太陽と月になった兄弟」の遺物。元々クラスの低い遺物だったが、使用を重ねるたびに進化を続けてきた。現在は剛力の専用遺物で、ランクはS。一人称は「おいら」だが、遺物の力で人間の姿になった際には、白髪の少女の姿になった。
ネロ
炎の力を操る遺物。剛力の書いた小説に感動し、芸術を理解できる者と評価され和解。しかし、剛力に使用されるというより力を貸すという関係に近い。
エジプト神の遺物
アヌビスやセトなど、エジプトの神々の遺物。最初は剛力の力に支配されるがままで、特にアヌビスは隙を見て裏切ることを試みていたがいずれも失敗。終いには、剛力に助けられたことから忠誠を誓った。