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唯我論

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ゆいがろん

自分の意識だけが確かに存在していて、他の人の意識や物体は自分が思い浮かべている内容に過ぎないという考え

概要

哲学における考え方で、自分はゲームの世界の主人公で、その他の者は広い意味でのNPCであると考えるのと似ている。

哲学的ゾンビ

そのモブ(自分以外の他者)全てが、人間と区別がつかない程のゾンビという考え。

この場合のゾンビは、上記で述べた通りNPCと同質で、人間と全く同じ振る舞いをするがその内面は意識を持たないものとしている。脳死状態ともいえる。

また、これらから「唯物論」を下記のゾンビ論法で否定することができる。

ゾンビ論法

自分一人が意識体験の世界に存在していて、自分以外の存在は哲学的ゾンビとする。物理的に一般的に共有されている世界と同質のものであり、そこで通用する意識に関する常識が通用しないが理論的にその世界は存在している。またそれをゾンビワールドと呼ぶ。またそれは物理事実とは別の自分たちが生きている世界とは全くの同じものである。故に、唯物論は否である。

類:独我論

対:唯物論

関:心身二元論など

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