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唸音ゴン・ミケ

うなりねごんみけ

唸音ゴン・ミケとは、巡音ルカの発売を知ったpixivユーザーである日待氏が巡音ルカのパロディとして考案したキャラクターである。巡音ルカを倣い、犬および猫の総容量3GB以上にも及ぶ音声データベースを搭載する(二人で)バイリンガルシンガーとして扱われた。最も初めに描かれた獣人の創作ボーカロイドである。
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出生編集

最初のイラストが投稿されたのは2009年1月19日である。同年1月30日にクリプトン・フューチャー・メディアから発売される巡音ルカを意識して描かれており、当初は概要の通り3GB以上の容量で全ての犬、猫の声を発することができるとキャプションされていた。キャッチフレーズは「いい声で鳴きます」。非常に間違われやすいが、犬のほうが唸音ゴンであり、虎のほうが唸音ミケであることに留意せよ。作者もしばしば混同している模様。簡単な覚え方として、唸音ミケは「黄色、白色、黒色」の3色で描画されるため「三毛」であると考えると覚えやすい。


唸音ゴン編集

犬をモチーフに描かれたキャラクター。後ろ髪を束ねており、非常に長いのが特徴である。腰から延びる布に張られた金属は鉄琴をイメージしているとのこと。またフルートが演奏可能なことが別のイラストにより明らかとなった。身長など公式にその他設定は決まっていないようだ。犬の声を収録済みとのことであるが、獣人のため人語を話せることが予想される。そのためおそらく高音域をカバーすることが示唆される。余談だが、過去に投稿された絵から推察するに彼が攻めである(作者注: 要出典)。


唸音ミケ編集

虎をモチーフに描かれたキャラクター。なぜかふんどし+タンクトップという非常に露出度の高い姿であり、変態の可能性がある(作者注:パンツじゃないから恥ずかしくないもん)。唸音ゴンと同様、楽器演奏が可能なことが明らかとなり、トロンボーンを持つイラストが投稿された。こちらもまた唸音ゴンのように公式の設定は定かではない。ゴン同様に人語を解すと思われ、その体躯から、おそらく中~低音域をカバーすることが示唆される。同様に余談だが、彼が受けである(作者注: 要出典)。


変遷と現在編集

センシティブな作品

作者自身がVOCALOIDおよびUTAUシリーズに特に興味を持っていないことがコメントに記入されたためか、その後イラストを日待氏が描くことはほぼなかった。しかし興味をもった有志によるイメージレスポンスが数点ある。

アレグロ・アジテートダブルラリアット


音源化編集

これまで一切音源化されていない。投稿者である日待氏の当時のコメントによれば「そんな面倒くさいことしません」とのこと(要出典)。タグによる閲覧者の意見ではCVの妄想があった。

しかしながら作者が歌うことが好きなため(しばしばStickamにおいて、日待氏が絵を描きながら、主たる目的である描画を放置して歌い続けている様子が散見される)、まったく興味がないとは言い切れない。事実、最近投稿された絵において「音源化、(中略)いっちょやったるか」との発言が認めたられた。しかしながらその時期、技法においては全く触れられていない。

遠い海でラブソングのできるまで


ゴン・ミケ、UTAU獣人への影響編集

巡音ルカのパロディとして誕生したゴン・ミケはその経緯より創作ボーカロイドに当たるといえる。

上記の通り、UTAUなどの音声合成ソフトに使える音声ライブラリを持たないものの、「獣人のボーカロイド」という設定の先駆けであった。後に誕生する事となるUTAU獣人音源のキャラクターとしては含まれないものの、獣人の創作ボーカロイドとしては度々話題に挙がる存在である。

ゴン・ミケは主にpixivのユーザーに受け入れられ、UTAU獣人キャラクター誕生に影響を与えた。同様に創作ボーカロイドとして誕生したキャラクターとして吠音ヲン(同年4月。翌年4月にUTAU音源化)などが挙げられる。一方で、ニコニコ動画発のUTAU獣人戯歌ラカン(同年8月)が最初の獣人音源であり、ニコニコ動画をメインに視聴していた層にはこちらから触発されたユーザーもいる。この二本の柱から現在へと至ると考えられる。

故にボーカロイド・UTAU関連の獣人キャラクターの歴史を語る上では欠かすことができない存在なのである。


関連タグ編集

獣人 創作VOCALOID UTAU獣人

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