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概要編集

るろうに剣心東京編の、雷十太編で登場した塚山由太郎の父親。

元は下級武士だが、武芸はからっきしだったが、刀剣の目利きを活かして、美術品として海外に日本刀を売り捌くことで豪商へと成り上がった人物。

しかし、人柄は温厚で、客人の連れに無礼な口をきく息子をたしなめている。


一見成功者に見える彼だが、「武士の魂」である日本刀を売り捌くことが正しかったのかと言う矛盾した思いを抱えている。

更に、武士は強くあらねばならないと言う思いを抱えており、アニメ版では両方共にカットされたが、雷十太の客人として訪れた剣心にその胸中を打ち明けており、それ故に息子に強くなって欲しいと思っている。

それ故に、強盗に遭った際は土下座して金銭を差し出し、許しを請う事しか出来ず、その時に助けに入った雷十太を息子の剣術指南の食客として迎え入れたが、結果的に自分の想いを息子に託そうと言う思いが、息子の想いを最悪の形で潰してしまう結末を迎えてしまった。


雷十太と剣心の決着後は、息子を最先端の治療を受けさせるべくドイツへと渡る。


明治で廃れゆく剣術と強さがテーマの雷十太編で、才はあったが思想に溺れた雷十太、子供らしく強さへ憧れる由太郎に隠れるが、弱い自分の想いを息子に託そうとした塚山由左衛門もまた、この章を彩る登場人物であった。


関連タグ編集

るろうに剣心

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塚山由太郎 つかやまゆたろう

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