概要
拠点となるチームの所属国家から見て、外国籍にある選手のこと。
プロスポーツにおいて「外国人枠」が定められており、その枠に入る人数はスポーツの種類あるいは国家によって様々である。
日本のプロスポーツの場合
プロ野球・NPBの例
「外国人枠」の支配下登録は何人でも登録できるが、一軍の外国人選手登録は4人まで。「投手2人に野手2人」「投手1人に野手3人」「投手3人に野手1人」の3通りに限定。
COVID-19の影響を受け、2020・2021年シーズンは「一軍のベンチ入りは4人までだが、選手登録は5人までできる」という特例が設定された。
なお、外国籍であっても日本のドラフト会議を受けて入団した選手、日本に帰化した選手、NPBで活躍しFA資格を得た外国人選手(※行使する・しないに関わらず、取得した翌年より適用)であれば、「外国人枠」から外れて日本人扱いでプレーできる。
サッカー・Jリーグの例
「外国人枠」の支配下登録は何人でも登録できるが、外国人枠の同時出場は、J1が5名&J2・J3が4名まで。
バスケットボール・Bリーグの例
登録及び試合エントリーは3人までで、同時に出場できるのは2人まで。またこれとは別に、日本に帰化した選手もしくは帰化申請中の選手は特別枠として1人設定できる。
ラグビー・トップリーグの例
「外国人枠」の支配下登録は何人でも登録できるが、外国人枠の同時出場は2人まで。
ちなみに、ラグビーは所謂「国籍主義」ではなく所属する「協会主義」であり、「出生地が当該国である」「両親および祖父母のうち一人が当該国出身」「当該国で3年以上、継続して居住している」という条件がラグビー日本代表選手資格にも適用、現在の日本代表に外国籍の選手がいくらいても問題ないことになっている。
大相撲の例
以前は制限はなかったものの、脱走が問題になってからは1部屋につき1人のみとなった。
ただし併合などで他の部屋の力士を受け入れた場合はその限りではない。