曖昧さ回避
アニメ「うたのプリンスさまっ♪」に登場する、日向大和×七海春歌のカップリング→ 大和春
概要
アニメ『富豪刑事Balance:UNLIMITED』の神戸大助×加藤春のBLカップリング
加藤「あんなのは警察官のやり方じゃねぇよ、ヒーローじゃあるまいし…命がいくつあっても足りやしねぇ」
神戸「なるほど…いくらだ?」
合理的かつ強引、非道とも言える性格の神戸大助と、正義感が強く情に厚い性格の加藤春による凸凹バディ
富豪×庶民、上司×部下、低身長攻め、年下攻め、などといった様々な属性を持つ
一言で説明すると、オークション会場で受けが買える系カプである。
アニメ本編における描写*
※ネタバレ注意
※あくまで一部抜粋
第1話
加藤が応援に呼ばれたクラシックカーフェスティバルに爆弾が仕掛けられた車が存在することが発覚する。車に乗って物理的に爆弾を捜索する大助は誤って母子を轢きそうになるが、母子を庇うために飛び出してきた加藤に気づき回避。
事情を聞こうと柱に激突した大助の車を開けた加藤の顔に大助は煙草の煙を吹きかける。
公式さんには何故このシーンで大助が加藤の顔に煙を吹きかけたのか詳しく説明して頂きたい限りである。
大助は跳ね橋で爆弾入りの車を川に突き落とすことで爆発の被害を最小限に抑えた。そして、たまたま車を運転していた強盗犯を救うために死にかけ、橋にしがみついている加藤を見下ろした大助は助けるわけでもなくただ微笑をうかべる。
脚本の岸本さん解説によると、この時大助は自分の価値観とあまりにも違う行動をとった加藤に面白くなって笑みを浮かべたらしい。完全に「ふっおもしれー女(男)」である。さらにこの後、警視庁の屋上で大助のやり方に苦言を呈す加藤に対し(お前の命の補償額は)「いくらだ?」と聞く。
さすが公式ピカレスク(悪漢)はやることが違う。
第2話
部長に大助の教育係を任される加藤だがこれを拒否、しかし雑用に向かう加藤に勝手についてくる大助。加藤は大助の協力を拒否するが、役職名で現場に案内しろと命令され、仕方なく一緒に仕事をすることになる。警察官としては加藤が先輩であるが、役職は加藤が警部補、大助が警部なので大助が上司である。
加藤は黒幕が主催するドラッグパーティに単独で潜入し証拠を掴むが、バレてしまいビルの屋上へ逃走する。もうダメかと思ったその時、ヘリに乗った大助が現れる。会場のビルごと回収した大助は明らかに加藤へ狙いを定め催眠ガスミサイルを発射。事件は解決したが加藤はおでこを怪我した。
事件後、部長から香港の国際シンポジウムに参加して欲しいと頼まれる加藤。詳しいことは大助に聞けと言われ、そのまま大助のプライベートジェットで香港へと拉致される。実質海外デートである。
第3話
香港デート編スタートかと思いきや、お土産を持って大助、鈴江(大助の親戚でサポート役)と共に大助の祖母(喜久子)に挨拶をする加藤。いったい香港で何があった?
喜久子に春さんと呼ばれ、年上として公私共によろしく頼むと言われてしまう。完全に嫁である。何を言っているか分からないかもしれないが公式である。ちなみに、幻の香港編はDVD特典のドラマCDとなった。公式さんの粋な計らいでシナリオが無料公開されているので是非読んでほしい。
その後、加藤が出張の帰りに乗った新幹線で立てこもり事件が発生する。現場に駆け付けた1課に協力捜査を申し出るが拒否され、現場を後にする加藤。蟠りが残るまま駅を出ようとすると、「しっかり職務に励んでいるか?加藤警部補。」そこには後方彼氏面の神戸大助がいた。
この後の大助は加藤の要望を全面的に叶える形で事件捜査を進めたり、過去のトラウマで銃が撃てない加藤の代わりに犯人の前に立ったりする。完全に彼氏ムーブである。
ちなみに3話以降の2人きりでの車シーンでは必ず大助が運転している。
第4話
視聴者及びオタクに衝撃を与えた回。書くことが多すぎるため詳細は省くが、休日にとある理由で家出をした大助が加藤の家に泊まり、加藤の手料理に胃袋を掴まされる回である。一緒にスーパーに行ったり、宅飲みしたりもする。加藤春はママと視聴者に言わしめた。同人誌?いいえ、公式です。
第5話
来日したとある国の大統領に賓客として招かれた大助は、大統領と共にガス爆弾が仕掛けられたシェルターに閉じ込められる。大使館の警護にあたっていた加藤が異変に気付き、現代本部メンバーと共にシェルターの鍵を見つけ救出する。助けた加藤に特に礼を言うシーンなどは無いが、その後仲良く壁に並んでいた。
第6話
大統領暗殺未遂事件に使われた機器と物質(アドリウム)が過去の未解決事件に関わっていると考え、大助は個人的に調べ始める。同時に過去の事件を捜査していたベテラン警部(長さん)も動き出す。
長さんは過去の事件に神戸家が深く関わっていると考え、大助とバディである加藤に大助はどんな人物であるか聞く。加藤は大助を「いけ好かないけど、思ったほど悪いやつじゃないっすよ。」と評価する。加藤から大助に対して確実な信頼があることが窺える。
単独で捜査を進めていく、大助の意図が分からない加藤は「事情があるなら言ってくれ、お前のやり方は嫌いだが、犯人を捕まえるという一点において俺はお前を信じている。」と歩みよる。しかし大助は突き放し、仕舞には警察官を辞めてもらうと脅す。
事件の重要参考人である井村を巡り長さんと神戸は様々な手を尽くす。
長さんの動向を追跡すると思ったら加藤をドローンに追わせる大助。なんで???
第7話
独自捜査を続け職場にも顔を出さなくなった大助に、井村の強制逮捕と殺害の容疑が上がり始める。加藤は大助に電話し、その行動の目的を聞こうとするも切られてしまう。加藤は直接大助と話をすべく車で神戸邸の門を破壊、ダイナミック入門を果たす。隣に乗っていた長さんもドン引きである。
玄関に出てきた大助はドローンを従え、器物損壊と不法侵入で訴えると脅すが動じない加藤。加藤は大助に対し、お前は進んで悪事をする人間ではないだろう?と真正面から伝える。加藤の信頼に折れた大助は母の死の真相を知るという自らの目的を明かす。
第8話
大助の部屋から大助と鈴江が共に出てきた所に遭遇し動揺する加藤。非常にピュアである。
加藤が調べて欲しいと持ってきた写真からアドリウムの研究所を特定し、現場へ潜入する2人。大助は加藤に傷1つ付かない装備と鈴江のサポートを完備させ囮約をやらせる。ちなみに加藤本人に作戦内容は一切説明していない。それでも状況に合わせて動く加藤、心が広すぎる。
2人が研究所に侵入したことで手薄になった神戸邸に侵入者が現れ、事情聴取のために勾留されていた武井課長(加藤の元上司)と尋問役の長さんが殺害されてしまう。2人の死のきっかけを作った大助を加藤は責めるが大助は何も言わなかった。
第9話
2人の死から犯人の逮捕により強い決意を固めた加藤は大助に情報の提供と協力捜査を求めるが、これは家の問題だと大助は拒否する。警察官として事件に関わるつもりはないんだな?と確認する加藤に対し大助は、警察手帳を目の前で投げ捨てる。2人はここで決定的に決裂し別々に行動する。
それぞれの方法で武井課長と長さんを殺した犯人の目的地である船を特定した2人。
星野(加藤の後輩兼元バディ)から加藤が既に現場に潜入していることを聞き明らかに動揺する大助。
それどういう感情なのか教えて大助さん…
第10話
神戸大助の感情が明らかになった衝撃回。
無事に船に潜入した大助はサイバースーツで無双し用心棒のロシア人(ワインスキー)と交戦するも、犯人が発動した電波妨害装置により装備を無力化されてしまう。
加藤は物陰から用心棒を狙うが、トラウマから撃てない。加藤が物陰に隠れていることに気づいた大助は、頭上に吊るされたコンテナを落下させることを加藤に目で支持する。加藤のおかげで大助は2度目の危機を脱し、手当も受けるが加藤に礼の1つも言わない。その後も加藤は怪我からふらつく大助を支えようとしたり、身体を心配し休憩を促すが大助は拒絶し続ける。船内のパイプの上を匍匐前進で進んでいる際には、大助のシークレットシューズについて言及する加藤に対し蹴りを入れている。状況打破の為に大助を見限らない加藤春、あまりにも心が広い。
救命艇で一時船からの脱出を試みるが、敵に待ち伏せされ加藤が撃たれかける。鈴江からドローンで送られた通信機で待ち伏せを知った大助はギリギリで加藤を救出。
脱出を諦め、大助は電波妨害装置の動力源の破壊、加藤はそれまでの囮役をすることになる。
動力源の破壊一歩手前で加藤が撒いたワインスキーが現れ、大助は再び危機に陥る。加藤が駆け付け、ワインスキーを抑える大助の背後にある動力源を狙うがなかなか引き金を引けない。
撃てない自分に苦しむ加藤に大助は言い放つ、「ふざけるな…お前は、公務員である前からずっとヒーローだったじゃないか!」その言葉にハッとする加藤。「お前の仕事は、正義を為すことだ!加藤警部補!」この言葉が過去のトラウマから「公務員」と「ヒーロー」の狭間で揺れていた加藤の殻を破る決定的な言葉となり、加藤は過去のトラウマを克服し動力源の破壊に成功する。
今までまともに描写されてこなかった大助の加藤春に対する感情がここで一気に描写され、神戸大助にとって加藤春は初対面の時からヒーローであったことが明らかになった。
えっ何?クソデカ感情じゃん…
サイバースーツが復活、スーパー無双タイムが始まりワインスキーを撃破するも船は沈没寸前に。
それでも犯人を追うと言う大助に「しゃあねぇな」で付き合う加藤。そういうとこだぞ加藤春。
犯人を追い詰め、大助は手錠で身柄を拘束しようとする。一度は加藤の目の前で警察手帳を捨てた大助が刑事として事件に向き合っていることに加藤は驚く。しかしあと一歩のとこで爆発が起き、逃げられてしまう。この爆発の際大助は加藤を瓦礫から身を挺して守っている。完全にスパダリである。
第11話(最終回)
犯人を追い詰めたどり着いた先は神戸邸。大助の母、武井課長、長さんを殺害した犯人は神戸家執事の服部。そして一連の事件の黒幕は大助の祖母、喜久子だった。喜久子は加藤に「春さん、あなたをもっと早く大助さんから引き離すべきでした。」と語りかける。
はたから見ると嫁と姑である。
両親が生み出したアドリウムの情報を世界に公開し、全てを白日の下に晒そうと準備する大助。しかし喜久子はその危険性と責任から神戸家当主の資格を持つ大助が管理すべきだという。アドリウム公表が世界に与える影響と、自らの正しさとの間で揺れる大助。すると、先に服部と交戦しボロボロの加藤が鈴江の元にやってきて、倒れんだ拍子にデータの送信ボタンを押してしまったことを知る。驚いた大助はただ声を出して笑い、鈴江に加藤に礼を言っておけと伝える。あんなに加藤に礼を言わなかった大助が間接的にだが礼を言ったのである。10話で加藤の背中を押した大助が今度は加藤に背中を押されるかたちとなった。
事件後、星野と話をする松葉杖状態の加藤をデカいブレーキ音を鳴らして迎えにくる大助。
明らかに牽制である。
加藤を連れて大助が向かったのは、死亡したと思われていた父の療養所。夕焼けの海辺で待つ加藤の元に大助が歩いてくる。僅かな言葉を交わした後、歩き出した大助を加藤が呼び止める。
「神戸警部」役職で名前を読んだ加藤が差し出したのは、大助が捨てた警察手帳。大助は無言でそれを受け取る。
最終回cパート
大助と加藤はアドリウムの悪用を防ぐために共に世界各地を飛び回っていることが判明。
2人で海外????
神戸製サイバースーツを着た加藤がNYでアドリウム取引犯を捕まえるために奔走する。加藤は無線で大助に今どこだと怒鳴りつける。大助は自宅(おそらくイギリス)だと言い放ち、パラシュート降下で車ごと現場に到着。その後、ミサイルで加藤ごと取引犯を爆破した。1話と同じ構図で大助に見下ろされ、橋にしがみつくことになった加藤は当時のことを思い出す。大助から手が差し伸べられ、助けてくれるのかと期待したが、直後に満面の笑みで手を引っ込める大助に加藤は「このっ、かんべっ、だいすけ~!!」と叫び落ちていく。
どこまで行っても凸凹バディの2人だった…
その他の公式供給*
ED
歌詞の内容が2人の関係性をよく表している。
ED映像は箱詰めや、手錠に繋がれ項垂れる2人などの描写がある。は????
加藤春のオタクは加藤の腰の細さにいちいち興奮することとなる。
ドラマCD
DVDの特典として付く予定。
幻の香港編や、ロッカーに閉じ込められる2人など盛り沢山である。
二次創作でやれることが無くなる一方である。
雑誌
腐女子を狂わすアニメ誌書下ろしイラストの数々
spoon 2Di vol.64
色違いのチャイナ服に身を包んだ2人の書下ろしイラスト。だから香港で何があった??
ソファーに優雅に座る大助とその背に色っぽくもたれる加藤。
これはオタクの妄想だが恐らく衣装は大助が用意した。
ぱっと見は香港マフィアとその愛人である。
spoon 2Di vol.65
今度はお揃いのトレンチコートコーデである。
また大助プロデュースの衣装だと推察できる。
濃さの違うベージュ色だが、加藤が暗め、大助が薄めのコートである。
何が言いたいかは…分かるね?
またこの号の付録には先月号のチャイナイラストと部屋着でくつろぐ2人のイラストの両面ファイルが付いた。正気か?
spoon 2Di vol.66
最終回後、NYのスーパーマーケットで買い物をする2人。
籠の中身は食品や洗剤、大助の手にはツナ缶、加藤の手には牛乳ボトルが描かれている。
え?同棲してるんですか?お幸せに!
アニメージュ10月号
アメリカンポリス衣装の2人
加藤の手には手錠が握られている。なぜか異常に色っぽく見えるイラスト。
補足情報*
作中でピュアと言われている加藤に対し、大助は海外滞在中に悪い遊びを一通り試しているらしいです…