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概要

当初、位は低かったが次第に高まり、平安時代中期以降は皇后は女御から昇進する慣例が確立した。

官名は中国・周代の官制を記した『周礼』に由来し、位は皇后・中宮に次ぐ。

初見は『日本書紀』雄略天皇の条であるが、実際は桓武天皇の代に女御としたのに始まる。

最後の女御は孝明天皇の女御である九条夙子後の英照皇太后

定員はなし。

複数の女御がいる場合は住まう殿舎の名や父親の官位名から取って「○○女御」などと呼んだ。

例えば、藤壺(飛香舎)に住む女御であれば

「藤壺女御」と呼ばれる。

位の高い順は皇后(中宮)→女御→更衣→尚侍(平安時代後期からは準后妃としての肩書きであった)

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  • 藤と涙の後宮

    帝からの覚えが悪い女御に仕えている藤は長い間外を眺めている自分の主人の女御に声を掛けていいか迷っていた。他の女御にはよく思われていないのを知っていたが、藤は自分の主人の女御が一番素敵だと信じていた。その女御が体を冷やしてしまうのではないかと勇気を出して声をかけると女御は自分が帝に好かれていないことを嘆き始めた。そして自分に足りないところはなにかと藤に尋ねる。女御に足りないところなどないと答える藤にそんなことを言うのは貴女だけだと女御は笑う。そして確信を突くかのように貴女はなにが欲しいのか、貴女はいつも私を見ていると藤を問い詰める。帝でさえ向けない目を向けてくると女御は言い、女の自分でさえ触れたくなる愛らしさを出すには何人の人を相手にしてきたのかと問う。答えられない藤を相手にせず女御は藤の奥深くにまで触れる。私を捨てないでと懇願する藤に本当に愚かだと告げながら女御は夜が更けるまで藤を翻弄し続けた。

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