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姫プレイ

ひめぷれい

オンラインゲームなどでキャラの経験値が不足、あるいはゲームスキルの低いプレイヤーが仲間のプレイヤーに助けられながらゲームをプレイすること。「姫プ」と略されることも多い。
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概要編集

オンラインゲームなど、他プレイヤーと協力要素があるゲームで行われるプレイスタイルの1つ。

装備や経験値が十分でないゲームキャラクターや、ゲームスキルが劣るプレイヤーを他のプレイヤーがフォローやガードする手法で、守られる側が「お姫様のように守られている」ことから、こう呼ばれている。

主に守られる側が女性キャラクター、守る側が男性キャラクターである場合が多い。一方、プレイヤーについては守る側が男性側であることは多いが、守られる側のプレイヤーは必ずしも女性が多いとは言えない。


特徴編集

  • プレイヤーは必ず「守る側」と「守られる側」に分かれる。
  • ほとんどの場合「守られる側」は1人、「守る側」は多数となる。
  • 「守る側」と「守られる側」にはそれぞれ、このプレイスタイルによって精神的、またはゲーム進行で有利になる報酬を受けられることを理由に行っていることが多い。

メリット編集

「守られる側」編集

【精神的報酬】編集

  • ちやほやされたい、優しくされたい、などの欲求を満たすことができる。

【ゲーム進行における報酬】編集

  • 経験値や装備、プレイヤーのスキルが足りないエリアでのプレイが可能となる。

「守る側」編集

【精神的報酬】編集

  • 「守る側」のキャラクター、またはそのプレイヤーに認知してもらうことができる。
  • 庇護欲や恋愛欲求を満たすことができる。

【ゲーム進行における報酬】編集

  • 治癒系の魔法やアイテム、敵がドロップしたアイテムを優先的にもらえることがある。
  • レベルアップに必要な経験値稼ぎをすることができる。

デメリット編集

パーティーが排他的になりやすい編集

「姫プレイ」は「守る側」が「守られる側」に対して強い好意を持っていることが多いため、新規のプレイヤーが「守る側」として入りづらい傾向がある。

また「守られる側」も自分の立場を独占したいと考えている場合が多く、こちらも「守る側」同様、新規参入しづらい傾向が強い。


結束力が性別に強く依存している編集

プレイヤー、特に「守る側」は、「守られる側」のプレイヤーが異性であることを前提にこのプレイをしている場合が多い。そのため、「守られる側」が同性であることが発覚した場合、多くの「守る側」が脱退したり、パーティーそのものが崩壊することがある。


利害関係の維持が困難編集

「守る側」は「守られる側」とのコミュニケーションを重視することが多く、それが要因となって「守る側」同士で争いが発生することもある。

また「守られる側」の目的が特定のアイテムであった場合、そのアイテムを入手した時点でパーティーが解散させてしまうことがある。


生理的嫌悪編集

そもそも「姫プレイ」というスタイル自体が嫌われていることも多い。

その理由として多いのが「ゲームを楽しむ本来のあり方から乖離しすぎている」というもの。

「姫プレイ」を嫌うプレイヤーは「自分のことは自分でやる」または「助けることで相手に見返りを求めてはいけない」と考えていることが多いため、姫プレイを行っているパーティーに嫌悪、ときには攻撃的になることがある。


注意編集

  • 「姫プレイ」は、前項の「生理的嫌悪」によって蔑称として使われることがあるので、使用する際は注意が必要である。

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