PHストーリー
幻想郷を襲った極寒も去り、暖かな春が訪れた。
それも束の間、春の幻想郷を再び極寒が支配した。寒気の正体を探り、また退治する為、三人の異変解決人は異界へ向かった。
中ボス
ED後の概要の項を参照。
安部の清姫の概要
少女清姫は、ある僧侶に恋をした。二人は再会の約束を結ぶが、清姫の元に僧侶が戻ってくることは無かった。怒りに身を焼かれた清姫は蛇の妖怪に姿を変え、僧侶を寺の鐘もろとも焼き殺した。
陰陽のウロボロスであり、最古のヤンデレ妖怪でもある。
陰陽道を究めた程度の能力を持ち、式神を行使して弾幕に取り入れている。
元々は名もない妖怪であり、無念を抱いて死んだ少女の成れの果て。
暴走の末に、ある『陰陽師』の男を喰らうことで、大妖怪・安部の清姫となった。この時『陰陽師』が使役していた式神の使役力も彼女に移り、彼女は式神に分かたれていた陰陽の呪力を自身の元に呼び戻した。彼女は強大な力を手に入れたことを大いに喜んだ。
およそ千年後、清姫は海に沈んで静かな余生を過ごそうと考えたとき、如何な運命の悪戯か、桃源宮が結界を超えようとする場面に出くわした。しかもヒビの入った結界の向こう側から、『陰陽師』が使役していた式神の気配を感じるではないか。
興味を覚えた清姫は、結界の隙間を自慢の陰陽術で押し広げ、幻想郷に入り込んだ。
術者と一体化した清姫と邂逅したことで瑠璃の力も全盛期のものを取り戻した。
幻想郷に入り込んだのは良いが、勝手が分からない彼女はいきなり侵入者扱いをされて弾幕の歓迎を受ける。しかし大妖怪・安部の清姫。黙ってやられる筈もなく、訳も分からず突然攻撃されれば、大妖怪の本領発揮である。