概要
ゲーム『タイムトラベラーズ』の『詐欺師編』主人公。キャッチコピーは「元天才科学者 現在詐欺師」。
研究資金のやり繰りのためにタイムマシン発明を騙った詐欺行為を働いており、貸し主の円城義樹から3000万円の返済を要求される中シリンダーラボへの道を急ぐ。
CVは平田広明。
ことあるごとに自らを「天才」と自称する、飄々としたエキセントリックな自信家。学者であることに高いプライドを持っており、「新道」「新道さん」と呼ばれることを嫌って「(新道)博士」と呼ぶよう強制している(作中で名前のテロップが出たときはフルネームからわざわざ「新道博士」表記に変わったほど)。
実際頭脳明晰で頭の回転も早いのだが、研究資金を得るためにそのキレの良さを利用して詐欺を行っており、周囲からは「将来を期待された天才科学者」とも「学会から爪弾きにされている異端児」「インチキ科学者」「詐欺師」等の両極端な噂を立てられている。もっとも本人はさして気にしておらず、むしろ犯罪行為に関しては野中譲二に職質される直前「逮捕される心当たりが多すぎる」と内心呟いており、己の行動についてはきちんと自覚している模様。学会に関する噂も本当らしく新道本人も認めているが、彼も彼で「学会の馬鹿共」と相手側を見下している。といっても篠原桃香のような新道の身近にいる者からはその頭脳や研究内容を高く評価されており、世間からの悪評へのリアクションもみこと曰く「強がっている」らしい。
みことの父親とあって自由奔放で大胆不敵。円城や目崎要に拳銃や刃物を突きつけられても一切動じない。
誰に対しても気さくでカリスマ性があるからか、新道が無茶な要求をしてもそれが知り合い相手なら積極的あるいは渋々ながらも何だかんだで手を貸してくれるという、ある意味お得な人。
自分の研究を大事にしているがそれ以上に一人娘のみことを(扱いは雑だが)内心大切に思っており、彼の愛情がゲーム終盤で大きく関わってくる。
喫煙者で愛車はデロリアン。
昔は帝都大学の院生で、当時同じ班に所属していたリーダーの甲斐俊介は研究仲間兼ライバル兼親友。己を天才だと自負する新道が唯一「天才を超える天才」だと密かに認めていた。高井戸盛人は大学時代の後輩。
五人の主人公達の中で唯一自分がタイムトラベラーであることを自覚しており、「俺は未来を知っている」と度々宣言している。