概要
明稜高校普通科2年。1年生のときにすでに学校を仕切り明稜高校第26代目生徒会長となった。
表面上は頭脳明晰・学業優秀・運動神経抜群で教師から信頼されている優等生だが、普段の性格は非常に傍若無人である。学校は生徒も含めすべて生徒会長である自分のものと考えている。自分のものを傷つけたりする者は決して許さず、問答無用で武道仕込みの鉄拳をお見舞いする。凶暴な性格だが、どんな状況でも仲間を見捨てることはない。
道場の家系で生まれ育ったが、梧桐道場の師範であった父親が肉親にすら情を持たない危険人物であった事、勢十郎が幼少時代に何度も瀕死になるまで父親に暴力を振るわれた事が言及されており、その家庭環境が勢十郎の偽悪的な性格を形成する要因となっていた。
なお、父親は現在ブラジルに移住している。