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※この記事には単行本未収録のネタバレが含まれます。

概要

魔男のイチに登場する魔法であり生物。本来の名前は背反の魔法

反世界の魔法に仕える七星座の一席。

生態

性格

魔法を使役する魔女を嫌悪しており、人間は一匹残らず死ねばいいなどと考えている。

魔女協会を魔法の自由を奪う巨大な檻と考えており、反世界の元でその構造の破壊を企む。

魔法と人間の間に絆など生まれないというのが信条であり、同族である魔法に対してもジキシローネ時操の魔法は「人間に脳を腐らされた奴ら」とみなしている。

また、とりわけ「愛」という感情については声を荒げるほど嫌悪している。

一応、勧誘する相手に対しては物腰柔らかく丁寧な態度だが、実際のところうわべだけの世辞であり、反世界の魔法以外に対しては慇懃無礼に接する。また、思い通りに行かない相手に対しては失望を隠さないなど身勝手。

容姿

人間に化けている時の姿は高身長でロン毛(普段は髪をまとめている)のイケメン(ただし、本人はこの人間の姿でいることも反吐が出ると嫌悪している)。

魔女協会のパーティーではウェイターに扮して潜入していた。

本体を人間やそれに与する者たちには見せたくないようで、復活する際にも死体から肉体を生成するという手間を行う。

なお、反世界の魔法の前で変身を解いた際には肉食獣のような手と魚のような尾を持つ巨大な怪物になっていた。

能力

背反(=従うべきものに反する)の意味する通り、不可逆のものを逆らわせる能力。

その効力は非常に応用が利くのか、魔女が使用した魔法への命令を反転させ背反させる(裏切らせる)、死んだ人間を生き返らせることはできないという自然の事象を反転させ蘇らせるなど、どれも破格の強さを誇る。

  • 反魂(アルファ)

魔女の行使した魔法を裏切らせる。背反の魔法が命令を上書きし、それに従わせることもできると思われる。ただし、魔女が「主人としての自覚(マスターシップ)」を以て魔法を従えていれば解除させ支配権を取り戻すことは可能。

  • 反魂 亡者賛歌(アルファ デッド・パーティ)

一度死んだ人間を蘇らせ操ることができる。蘇らせる死者のクオリティについては千差万別であり、いかにもゾンビといったかたちで復活させることもあれば、生前の姿に近いかたちにすることも可能。ただし、反世界の魔法が変滅させたものについては全てを元に戻すことはできないらしい。

試練の条件は彼に1万の死を捧げること。彼が蘇らせた亡者を討伐することで「死を捧げた」とカウントしてもよいらしい。捧げる一万の死を亡者として用意したことについて背反の魔法自身が「特別大サービス」と表現したため、それがその場の出まかせでなければ、死を捧げる条件について『自力で1万人探して殺す』『生者を1万人殺す』などを課すパターンもあるのかもしれない。

また人間に友好的でないため、そもそも試練の内容が人の命を弄んでいたり、デスカラスの死んだ弟を利用するといった悪趣味かつ非道なもの。

なお、最後の一人は背反の魔法本人。

動向

イチお披露目のためのマンチネル魔女協会のパーティーで登場。

ジキシローネに接触した後にデスカラスと交戦してその場を引く。

その後、と共に時操の魔法のもとを訪れるとミネルヴァやその子供を殺すために動く。

また同時にデスカラスに試練を課して彼女の弟であるリブロをけしかけることで死亡か心を折るかの二択に追い込もうとした。

時操の魔法の消滅により幾の心が揺らいで人間に殺意を持てなくなったことを見抜くと魔女から習得されるリスクを減らすため彼を消しにかかる。

しかしそこに弟への幕引きを乗り越えたデスカラスが登場。撃堕の魔法でとどめをさされてそのまま習得された。

棺(魔男のイチ)
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棺(魔男のイチ)
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