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※この記事はONEPIECEの根幹に関わる重大なネタバレ情報を含みます。


D”とは…嘗て我々が敵対した者達の名だ


近年各地に湧き出てきた“D”は己の名の意味も知らぬ“抜け殻”共…


しかしそれも800年前のリリィ女王の“大失態”に起因しているのだ……!!


空白の100年”をかぎ回る学者共も然り…!!」 


宝目当てに“歴史の本文”を求める海賊共も然り!!


あの日のリリィのミスが無ければ!!


“歴史の本文”なる忌々しき遺物が世界中に散らばる事は無かったのだ!!


概要編集

CV:???

空置的王座

表向きには存在しない、存在してはいけない世界の王と思われる人物。

世界の中心であるパンゲア城に設置された「虚の玉座」に堂々と腰を下ろし、世界政府の最高権力者五老星を従えている。


現在は聖地マリージョアのパンゲア城に住んでおり、普段は城内の「花の部屋」で虫や植物と戯れている模様。


その存在は世界には隠されているが、側近や五老星など直轄の部下に当たる人物は当然知っている他、サカズキといった政府に属する組織の上層部の者たちも詳細は分からないまでも「五老星より上の存在がいる」ことは勘づいている模様。


世界最大の禁忌の存在である為、その姿を見た者は例え加盟国の王であっても、その瞬間に粛清の対象となってしまう。


現状シルエットのみの登場で、性別・年齢・容姿・種族等は一切不明。

アニメにおいても声は加工されており、声優の情報は一切明かされておらず、登場した話のEDクレジットではまさかの「???」表記。徹底したトップシークレットぶりである。


人物像編集

一人称は「ムー」、二人称は「ヌシア」。そのようなややコミカルな口調に反して、立ち振舞いは極めて冷酷非道。

威厳と強大さをうかがわせる。

特徴的な赤い瞳を持ち、「異様に長い頭(王冠にも見える)」「背丈に対して下から伸びた腕」など特徴的な身体が窺える。


コブラ曰く、800年前の最初の20人の1人に同じ名前の人物がいるとのことだったが、イワンコフによれば「最初の20人」の中に「ネロナ家のイム聖」という人物がいたという。また、イワンコフは天竜人の最高位である五老星がへり下るのは「最初の20人」本人以外には考えられないという事、この世に不老の能力がある事も引き合いに、サボが目撃したイムの正体を古代から生き続けているネロナ家のイム聖本人だと推測している。

その場合、男性名の定型「〇〇聖」が使われていることからイムの性別は男性の可能性があり、年齢も少なくとも800歳を超えていると思われる。


自身の直属となる配下は、基本的に五老星に属する五人のみであるが、他にも側近と思われる人物が一人確認されている。


また、独特な口調で話すのは『単なるギャグ要素ではなく、古代の人間であるため、現代人と言葉遣いが異なるから』という真面目な理由が考察されている。事実、現実世界でも現代のイタリア語とラテン語は全く別の言語のように聴こえるし、平安時代の古語と現代の日本語は大幅に異なる。


古代エジプト語で『ムー』とは『海』を意味する単語であることから、海と何かしら関係があるのではないかという考察もある。



戦闘能力編集

詳細は不明だが影のような黒い何かを操る能力を有している。

能力者かどうかは不明だが、何らかの変身能力を持っているらしく、サボの攻撃を受け止めた際には目つきが鋭くなり牙を生やした姿を見せている他、五老星と共に包囲した際には虚の玉座までの長い段差を横断するほどの巨大なヒトガタに変貌している。


シルエットだけでもかなりの異形であり、同じく異形に変貌した五老星と共に現れた様相を見たサボは「まさか世界のてっぺんに地獄があるとは」と形容している。


弱ったコブラ王を抱えながら逃げるというハンデを負っていたとはいえ、逃亡するサボに追いつき抱えているコブラごと突き刺して吐血させるなど、自力もかなり高い模様。

自然系であるサボに素で攻撃を通しているため、彼の覇気を貫くほど強力な武装色の覇気かメラメラの実に対する有効打、もしくは能力者そのものに対する特効を持っているものと思われる。


また、コブラ王及びサボへの攻撃に用いたモノは「先端がとがったしなるもの」、つまりステレオタイプな悪魔の尻尾のそれである。

イムが持つ能力は文字通りの『悪魔』の力なのではないかと推測されている。


動向編集

世界会議編集

  • 開幕前

五番目の皇帝と呼ばれるに至ったルフィの手配書を持った状態で初登場。

パンゲア城の地下の巨大冷凍室に保管された謎の巨大な麦わら帽子のある場所に到着すると、静かに佇んでいた。


その後パンゲア城内の花の部屋にて再登場し、ルフィと黒ひげの写真を切り裂き、しらほしの写真に剣を突き立てるが、ビビの写真に何か思う。

従者に五老星が揃った事を告げられ虚の玉座に座ると、五老星がイムの前に跪き、イムからの指令を願った


  • 開催期間中

リリィ…


アラバスタの国王ネフェルタリ・コブラが虚の玉座の間で五老星と面会している様子を電伝虫で聞いていたが、コブラがDの一族について聞き出すために最初の20人の一人で、世界政府樹立後に帰国せず行方知らずとなった当時のアラバスタ王家当主ネフェルタリ・リリィ女王が残した手紙の存在を明らかにすると、リリィについてあることを聞くためにコブラの前に姿を現す。


存在するはずのない「世界の王」を前に愕然となるコブラに対し、自身に関する詮索をしないよう釘を刺しつつ、世界政府にとってDの一族とはどういう存在なのか、800年前のある日にリリィが犯した歴史の本文に関するミスについて話す。

そして、先刻のコブラの話の不審な点に気づいたイムはそのことを指摘しつつ、リリィのミスが本当にミスだったのか或いは計画的だったのかを確かめるため、ネフェルタリ家に代々伝わる手紙の送り主の名前を言うよう迫る。


事前に抹殺を宣言され腹を括ったコブラは、手紙の送り主がネフェルタリ・D・リリィであると正直に告げると、もう聞きたい事は無いと言わんばかりにコブラを攻撃。

直後、話を聞いていたサボが乱入・攻撃してきたものの、五老星共々異形に変身。難なくいなし、サボには逃げられたがコブラにトドメを刺した。


  • 閉幕後

五老星に連絡を取り、ベガパンクが作ったマザーフレイム」を使用したい旨を伝え、エッグヘッドの一件に決着をつけたかった彼らもその要求を受諾。標的は「近い」という理由でルルシア王国を提示した。


更に、「ビビが欲しい」とも告げたが、その真意は不明。



エッグヘッド編集

世界会議で次々と起こった事件と同時期にワノ国四皇2が陥落し、世界情勢が大きく変わる中、イムは五老星と共に上述のマザーフレイムの実験を実行。その結果、ルルシア王国は多くの国民を巻き込んで跡形もなく消し飛び、翌日には世界中の海面が1m上昇した


関連項目編集

ONEPIECE 世界政府 バスターコール

世界貴族 五老星 虚の玉座 唯一王

謎の人物 正体不明

























ここからネタバレ注意

原作1110話で遂に五老星の異形姿正体が明かされたが、それが悪魔の実の能力なのか明かされておらず、このことから五老星と同じく「能力者に見せかけた存在」の可能性が出てきている。

いずれにせよ公式続報が待たれる。


パンゲア城でベガパンクによる過去の情報を暴露する配信を聞いていたが、大慌てで止めようとする五老星、怒り狂う親世代の天竜人らに対し、不気味なほど平然としたまま耳を傾けていた。


しかし、エッグヘッドでエメトがルフィ達を逃がす為に体内に保存していたジョイボーイの覇王色の覇気を解き放った際には、トラウマが蘇ったのか普段の様子からは想像もつかない程の断末魔に等しい絶叫を上げ、息切れをする程の尋常でない恐怖を示した


結果、切り札まで使いながら一連の事態を防げず、第二のジョイボーイたるルフィまで取り逃したサターン聖に怒り心頭。なぜ逃がした"ジョイボーイ"をと糾弾し、遠隔で彼の身体を腐食させ、一瞬にして白骨死体へと変貌させる形で粛清。

そして、彼の後任としてある人物を任命した。


声優について編集

今のところ、担当声優は不明(?表記)となっているが、女性っぽい声に聞こえるため、女性声優が担当している可能性が高く、ファンからは高山みなみ氏や朴璐美氏もしくは、井上麻里奈氏ではないか?と予想されている。

高山みなみ氏は青山剛昌が描く名探偵コナン江戸川コナンを演じているが、なんの因果か青山剛昌と尾田栄一郎はつい先日対談を果たしている。

そして偶然か、イム様の姿は黒ずくめでボイスチェンジャーで声は加工されている

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