概要
魔男のイチに登場する最強クラスの魔法であり生物。
魔女たちが千年かけても習得できなかった伝説の魔法で、千年の間に山々を潰して川や湖を干上がらせ多くの命を刈り取った反人類魔法。
生態
名前
学名でいえば『超越特化魔法』で通称がキング・ウロロとなる。
キング・ウロロはカッコ込みで【王の魔法】と表記されることも多い。
試練
ウロロを習得するための『試練』は心臓を止めることだが女ではウロロの心臓に傷一つ付けることが出来ない(そういう風にウロロが設定した)ため本来ならば習得は不可能。
しかしウロロが特別な魔法であったことと男しか突破できない特別な『試練』を設定していたこと、なおかつその魔法を受け止める精神力と肉体をもった男が試練を突破するという条件が揃ったために作中ではウロロの息の根を止めたイチがその超越特化魔法(どんな魔法でもコピーしてその最大出力を引き出せる魔法、ただし一発放っただけで3日は寝込む)を習得して使えるようになった。
また魔法が習得された証として本来なら魔法石に変化するはずだがウロロは例外なため変化することなく普段は縮んだまま意識を保っている。
活動
習得される前の何もない時には眠ることで休止もするがデスカラスたち魔女が近づくと起き上がり再びその活動を再開していた。
本人曰くひどく長く生きているからたまに生き物で遊ばんと気が済まんとのことで敵対者の登場すら楽しんでいる節が見られる。
習得された後にはイチを危険視しつつ何とか彼を騙して自分の都合のいいように動かそうとする。
しかしイチが殺気に敏感でウロロに思惑があることを見抜いていることから現在その試みは上手くいっていない。
性格
先住民である魔法が人間に狩られることに納得いかないことをよく主張するが、実際のところそれは本心からは遠いよう。
イチからはお前の目は空っぽでまるで自分以外に興味がないと言われ、実際同胞である魔法が狩られた時にも大して怒りを見せていなかった。
感情豊かで常識人的な反応や諍いなどもよくするため愛嬌はあるが、その根底はどこか冷めていると思われる。