湯河原コン_フリー
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ゆがわらこんふりー
公式企画「pixiv×THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA 湯河原小説コンテスト」への参加の際に必要となるタグ。
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すべて見る花瓶のバラは色あせない
専業主婦の田村サト子は、三十八歳の誕生日に、自分の子供たちからバラの花束をプレゼントされた。花瓶に生けたきれいなバラも、いつかは枯れてしまうと憂えたサト子は、器用な手先で、本物と見紛うほど見事な造花のバラをつくった。そして、生花のバラが萎れかけると、誰にも知られないように、そっと造花のバラと入れ替えた。サト子は夫と子供たちが造花だと気づくかどうか、静かに見守った。もし気づかなければ、後で種明かしをして、驚く皆の顔を見たいと思った。2,053文字pixiv小説作品- pixivノベル大賞
溺れて5秒の異世界体験
女子友どうし、三人で温泉旅行に来た主人公。 せっかくの露天風呂もそっちのけで持ってきた文庫本を読み耽っていた彼女は、ふと気まぐれに友達と露天風呂へ向かう。 いい湯を堪能した、その直後に彼女を襲う椿事はなんと――異世界転生? あるときは泉の女神に。 あるときは愛され姫に。 またあるときは殺人事件の被害者に。 めまぐるしく変わる彼女の立場は、とどのつまりは彼女の読書体験に裏打ちされた夢オチだった。 目覚めてホッとしたのも束の間、耳に入るのは、どこかで聞いたような友達の会話。 まさかと思いつつ同行した露天風呂では、見覚えのある暖簾が揺れていた。 「The Ryokan Tokyo YUGAWARA 湯河原小説コンテスト」フリー部門 応募作 https://www.pixiv.net/artworks/1020356359,124文字pixiv小説作品 夢売り
【あらすじ】 その村には”夢売り”という都市伝説が存在していた。それは「夢と同等の何かを差し出せば、夢を与えてくれるという子供」の話だった。 仕事で村に訪れていた主人公は、そんな夢売りから夢を買いたいと言う少年と出会う。 少年と話をしている内、主人公は『自分もいつか夢売りに出会うのだろうか』と考える。しかし夢売りの存在を信じてすらいない主人公は、吸っていた煙草を道に捨て去って行った。 その後、現れた夢売りは主人公の捨てた煙草の吸い殻を拾い上げ、瞬く間に水晶へと姿を変えさせた。主人公の捨てた”夢”を鞄に入れた夢売りの前に少年が現れ、こう言った。 「夢をください」2,070文字pixiv小説作品