概要
Adobeを中心に、日本語は株式会社イワタ、繁体字(台湾/香港)および簡体字はChangzhou SinoType、韓国語はSandoll Communicationsという各国のフォントメーカーが協力して開発したオープンソースのフリーフォント。
同コンセプトのフォントは源ノ角ゴシックに続いて2つ目となる。
フリーフォントでありながらウェイトが7種類と豊富である点は、それ自体大きなメリットだが、こと明朝体ともなると極めて希少である。源ノ角ゴシック同様に派生フォントも多数生まれている。
ちなみに、言語ごとにフォントは別々に存在するものの、アプリ側で言語指定がされていればその言語で表示してくれる(日本語版フォントでもwebなどで簡体字指定されているページなら簡体字で表示される)。ただし、言語ごとに独立した文字しか入っていないサブセット版はその限りではないので注意されたし。派生フォントもサブセット版をベースにしているケースが多いため、文字セットを確認しよう。
windowsで使用する場合、そのままではOTFのレンダリングが貧弱なので、ブラウザならDirectwriteを使用したり、その他でもMacTypeなどのアプリで表示環境を整えるとよい。
2019年、「Type Directors Club」主催のデザインコンペティションで受賞したフォントの1つ。
関連タグ
外部リンク
Github - 環境問わず使いこなしたいならVariable・OTC・OTFのうち環境に合ったファイルを全て持っていけばよい(古い環境の場合はOTF)。