概要
ちくわの内、ぼたん状の膨らみ(ぼたん模様)が付いたもの。また、形も太くて長めでボリューミーなのが特徴。膨らみから出汁が染み込みやすいため、煮物やおでんの種に使われる。
「ぼたん焼きちくわ」「ぼたん焼き」とも。1882年に現気仙沼市の水産業者が作りはじめたのが始まりとされる。
なお、細身で主に生食に使われるちくわは「生ちくわ」と呼ばれる。
作り方
原料は主にスケトウダラやイトヨリダイ。他にサメやアジの擂り身が使われる。斑点状に油を付け、一気に焼き上げる。これにより、一時的にその部分が高温になり、冷めたあと、茶色の斑点として残され、独特の外見を作り出す。