概要
フリーゲームとしては珍しくキャラクターボイスを取り入れており、
戦闘時に一部の呪文を使うと詠唱される(しかもきちんと終わった頃に術が発動する)。
ストーリー
両親が純潔であろうと、まれに命を宿す「混血」の天使及び悪魔は
感情的になると天使は悪魔に、悪魔は天使へと姿を変える。
少女つばめも、混血天使であった。
大天使セキレイはつばめと、その仲間にこう告げた。
「このままその体質を放っておくといずれ元の姿を忘れ完全な悪魔になってしまう。」
大天使の言葉に動揺を見せるつばめを見て、親友・すずめはこう言った。
「探そう、つばめが天使でいられる術を・・・」
混血児の体質を治すには下界しか存在しないと言われる「輝石」が必要であった。
その話しを聞きつけ、幼なじみの悪魔・イスカも仲間に加わった。
こうして、少女と少年の長くつらい冒険がはじまった。
世界観
天使、純白の翼を持ち大天使セキレイが統べる天界・セイブライト(Saivlight)に住む者。
悪魔、漆黒の翼を持ち大悪魔ハヤブサが統べる魔界・ヘイムダル(Heimdall)に住む者。
天界と魔界の入り口とも呼ばれるふたつの国はお互いを干渉し会い暮らしている。
天使と悪魔たちの仲は良く、あまり相手の国に出入りはしないものの
お互いの国に行き来することは許されている。
しかし、天使と悪魔の交際・結婚などは禁忌とされている。
天使と悪魔の間に命を宿す「ハーフ体」は掟により裁かれる運命にある。
登場人物
つばめ
CV:片岡みちか
両親は天使だが、悪魔の血が混じった混血天使。
感情的になると悪魔へと姿が変わってしまう体質。
純粋でとても元気いっぱいの女の子で、
天使が最も得意とする聖魔術と補助魔術を得意とする。
大天使・セキレイにこのまま体質を放っておくと
時機に本来の姿を忘れ本当の悪魔になってしまうと聞かされる。
天使であり続けたいと願うつばめは、仲間と共に旅に出ることに。
すずめ
CV:竹本圭織
つばめの親友であり姉御肌を持ち合わせ、
つばめとイスカに取っては姐さん的な存在。
誰よりもつばめの体質を心配し気を遣ってくれる心優しい生粋の天使。
癒しの魔術と氷を放出する魔術を得意とする変わり種である。
読書が趣味でかなりの勉強家で、同時にかなりの自信家でもある。
ルックスやプロポーションはかなりのもので
天界のミスコンで優勝し「ミスエンジェルウーマン」の称号を持つ。
イスカ
CV:紺野柚希
つばめの幼なじみであり、生粋の悪魔。
闇を放出する魔術を得意とするが最も得意なのが雷である。
銃の扱いは天下一品だが不器用なのが玉に瑕。
海(浜辺)は好きだが水は苦手。
イジワルで生意気で猪突猛進で一度言いだしたら聞かない。
会うたびにつばめを挑発して悪魔の姿へと変えているが・・・
セッカ
CV:小鳥遊える
旅の途中で出会うこととなる混血悪魔。
つばめとは逆のパターンで笑ったりすると天使へと姿を変える。
同じ目的のつばめたちに同行を求め旅を共にする。
特殊な魔術を心得ているためとても頼りになる存在。
性格は冷静沈着、イスカを昔の自分に当てはめ興味を持っている。
ある事件をキッカケに下界に住み着いている。
悪魔なのに髪の色が天使系なのは混血悪魔だからである。
セキレイ
天界・セイブライトを統べる大天使であり、天使たちの憧れ。
冷静沈着で、静寂を崩さないが
現在セイブライト唯一の混血天使つばめを親身になって心配するなど
心優しい一面を持ち合わせている。
美しい薄緑の髪は精気を最も集める色とされている。
細身の女性であるが大剣を巧みに扱うほど剣術の腕は確か。
ハヤブサ
魔界・ヘイムダルを統べる大悪魔で、セキレイとは幼なじみ。
遊び好きで不真面目でありながらも悪魔たちからの信頼は大きい。
仕事をサボって遊びに行くこともたびたびあり
不真面目に思われがちだが
ハヤブサの持つ力は本物でセキレイすら比にならないと言われる。
夜、聖堂や「月見宴」で一人月を眺めるのが好き。