概要
同作品において、いわゆる「モブキャラ」に関する詳細な設定、緻密な描写が話題に上るようになったのは第2期『けいおん!!』からが主だが、実は第1期『けいおん!』から、主人公のクラスメイトを始めとするモブ達は確固たる個性を持って描かれていた。その中でも注目すべきは1期6話、学園祭での描写である。
ここでは数人のクラスメイトに台詞が与えられていたが、中でも焼きそばの調理中にブレーカーが落ち、(焼きそばが)「生焼けになっちゃう」と叫んだ子と、その時一緒に調理を担当していた子の2人は台詞のインパクトも手伝い、いつしか「生焼けガールズ」との通称が誕生。そして外見的特徴から、それぞれ「生焼けボブ」、「生焼けおさげ」の愛称で呼ばれるようになったのである。
このうち、生焼けおさげは後にけいおん!!3年2組のクラスメイトとして第2期に再登場し、セリフこそなかったが木村文恵という名前も明らかになった。対する「生焼けボブ」は2期では全くといっていいほど出番に恵まれなかったものの、最終第24話における卒業式で、他クラス(3-1か?)の生徒として再登場を果たしている。
声を担当しているのは木村文恵が永田依子、「生焼けボブ」の子が中村知子であると思われる。また1期6話において、教室内で調理を担当していた生徒を全て引っくるめて「生焼けガールズ」と呼ぶ場合もあるが、その際は後に3年2組の一員となる三浦一子(cv:後藤麻衣)もここに含まれる。
ちなみに「生焼けちゃん」と呼ばれることもあるが、この場合は木村文恵を指すケースが多い。
なお、木村文恵に関してはけいおん!!3年2組の項も参照のこと。