甲斐の夢山にとある寺院があった。様々な行事の中心となる寺で参拝客も多い寺であった。
しかしどういう訳か、夢山の一帯は次第に寂れてゆき、線香をあげる者も徐々に少なくなっていった。
さらに数年後、寺の僧侶も次々と去り、老いた住持だけが残り、寺を守っていた。
礼拝客が少ない為、住持はじきに、銀髪の少年が毎月やってくることに気が付いた。よくよく考えてみると不思議なことに、彼は十年前から寺に通っていたが、容姿はほとんど変わっていなかった。
ある日、銀髪少年が寺に来た。住持は彼を呼び止め、お茶を入れてあげた。
少年の顔にはいつも楽しげな微笑みが浮かんでいた。透き通った両目は何もかもに好奇心を抱いているようだった。
住持は落ち着き払ってこう聞いた。
「おぬし、人間ではないな?」
「うん、違うよ。」
(伝記一より)
概要
中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師』の登場キャラクター「白蔵主」の中国語表記。
小白
CV:大谷育江
お面をつけた幼い白狐の姿をしている。
晴明とは付き合いが長く、彼の記憶喪失に何度も付き合っている。
源博雅からは子犬扱いされるが、犬扱いを嫌っている。
ゲーム内の操作案内役やTwitterでの広報を行っていた。
ちなみに、本作のスタミナであるイクラの軍艦巻きは小白が作ってる。
誰に対しても敬語で話すが、本ゲームが海外産ゆえたまに口調がおかしくなることも。
御霊
神楽の御霊「白蔵主」でもある。
神楽が攻撃を受けると、確率で敵全体に反撃する。
式神
CV:小林大紀
企画で擬人化した姿が公開され、後にSSR式神として実装された。
夢の山の中の白狐
美貌の少年に化けて人間界へ
澄んだ瞳の中には好奇心が溢れている
生まれ持った性格は純真で善良
人類を信頼しきっている
しかし複雑な人類に騙されてしまう
人類の心は、一体どうなっている?
(陰陽師「式神図鑑」より)
公式動画
関連タグ
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白蔵主:出典