概要
CV:秦佐和子
濃紺の毛色をした狐の少女。
此花亭の仲居であり、柚の先輩にあたる。柚の教育係に任命され、以降彼女と二人で仕事をする場面が多い。寝る部屋も二人一緒になっている。
由緒ある神社の生まれで、本人としては巫女になりたかったのだが、姉の代わりに此花亭に奉公に出されることになる。
幼少の頃から大抵のことはそつなくこなす一方で、天才肌である姉と比較されて「器用貧乏」と謗られることもあったようで、上記の一件とも合わさって姉へのコンプレックスはかなり強い。
そういうわけで表面上は姉のことを嫌っており、姉の話題を避けているのだが、内心では姉への敬意、愛情も強い。
巫女の夢は今も諦めておらず、奉公が終われば再び巫女を目指す予定。
プライベートでの言動は男勝りそのもので、男っぽいを越えて時々おっさん臭い。身だしなみに関しても大雑把で、仕事の外では寝ぐせも気にしない。
しかしながら、大雑把に見えていろいろと苦手も持ち合わせており、暗闇は特にダメ。
仕事では一転して真面目そのもの。着物もしっかり着こなし、ミスもなくスムーズに仕事を回していく。
しかしながら、真面目過ぎるところがあり、マニュアル外の対応は不得手。その点、機転は利くもののマニュアル遂行に難ありな柚とは、互いを補い合える名コンビである。
柚と一緒に行動をする内、彼女の素直で前向きな人柄に惹かれていき、明確な恋愛感情を抱くようになる。
(小さくなる薬を飲んでしまうが、眠っている間に桐が元に戻す薬を飲まされたので戻るが、桐は、からかいで接吻で元に戻ったと思い込んで、柚と顔を合わせるのが、恥ずかしくなった)
基本的には柚の先輩として、もしくは姉貴分としてふるまっているのだが、しばしば上下が逆転しており、柚に幼子のように甘える夢を見たこともある(しかも皐はこれを『良い夢』と言った)。