ゲーム概要
『真流行り神』のブラインドマン編の2年後を舞台としており、登場人物は主人公以外一新されている。ストーリーは旧作のオムニバス形式に戻っている。旧作の登場人物の名前が時々出たりしている。岐阜県をモデルとしたG県が舞台でご当地ネタが多い。前作同様に残酷な表現が多いが、ギャグに特化した話も存在する。
ゲームシステム
カリッジポイント
勇気を求められる発言や重要な決断をする際に必要なポイント。これを使い果たすと場面によってはゲームオーバーになってしまう。
ライアーズアート
重要な会話において、選択時間に制限時間の付いたモード。会話に成功すればよいのだが、失敗をするとその場でゲームオーバーになることもある。
また、ゲージ中間辺りで終了した後の選択肢を誤った場合もゲームオーバーとなる。
あくまで心理学の応用であるため、話が通じない狂人や、芸能人のような演技が得意で本心を見せない人間には効きにくいという弱点があることが発覚した。今作ではまるで必殺技みたいに演出しているが、次回作にて修正されている。
登場人物
北條 紗希
本作の主人公。巡査長。27歳。S県警からG県警の捜査一課に異動となる。
前作までの自己中心部分が薄れて落ち着きがある性格になっているが、前作のブラインドマン事件が未だにトラウマになっており、トラウマを克服できずに辞表を出すゲームオーバーが多い。また、親しい人を失うのを恐れて当初は人と親密な関係になりたがらなかったが、第1話終了時に刹那を相棒として認めるようになった。彼女の回想から、(少なくともブラインドマン編では)風守のことを先輩兼大切な相棒として見ていたようである。
第1話での事件の解決により、刹那と共に本部長直属の部署である「とくそう」に配属される。
愛染 刹那
G県警捜査一課の巡査で紗希とコンビを組む。25歳。郷土愛が強く人情味溢れる正義漢。名前の刹那は「せな」と読み、アイルトン・セナが由来である。
彼の視点でプレイする場面が存在し、本作のもう一人の主人公でもある。オカルトに詳しく、劇中では彼から都市伝説の情報を聞くことになる。
女が苦手で甘党。実はこう見えて意外なお家柄だったりする。
新美 心太朗
G県警捜査一課の警部補。纐纈とコンビを組んでいる。本作のオカルト否定派。女顔で容姿も性格も若いが、32歳である。刹那と人前で口論したりと大人気無い性格だが、警察官としての正義感は本物。なので正義感においては刹那と意気投合することがある。
纐纈 将臣
G県警捜査一課の警部。実質的な一課のトップ。41歳。精悍な顔立ちと引き締まった体躯をした偉丈夫である。
刹那と対立しがちな心太朗と違い、オカルトには否定的な姿勢を見せつつも犯人逮捕のためならば紗希の言葉に耳を傾けたり、情報を渡すなど協力してくれる。
紗希に対しては刑事の本分を忘れないようにしている事を評価しており、ライアーズアートの有効性も認めている。紗希も彼のことを良識派の刑事として評価している。
如月 蜜子
G県警科学捜査研究所の所長。37歳の美魔女。そして実家は神社でありオカルトに精通しているという、設定盛り過ぎのチートキャラ。科捜研だが、警視の立場を利用して自ら現場に訪れる事がある。
両刀使いであり、彼女関連のゲームオーバーでは紗希と肉体関係を持つエンディングが用意されている。
田中 一郎
G県警捜査一課の課長。58歳。事なかれ主義の冴えない中年男性。上の命令には逆らえない。
粗暴な刹那はもちろんのこと、紗希のこともブラインドマン事件で何かをやらかして左遷されたと思い込んでおり、苦手にしている。
金髪の王子
G県警に出入りする外国人男性。名称不明のため外見から「王子」と呼ばれている。G県警では存在しない幽霊のようなものとして扱われている。
本部長
G県警の本部長。就任以降1度も姿を見せていない。未だにアイドル好きで独身。
余談
ジャンプスケアとして、たまに背景に心霊現象が起きる。
前作のある人物が幽霊として出てくることもあるとか。