概要
漫画「税金で買った本」に登場するキャラクター。
本作の主人公。ヤンキー高校生であったが、122冊目時の際には大学生になっていたことが
判明する。
ある日図書館を訪れたところ、「10年前に貸し出したままの本がある」と言われ、それをきっかけに図書館に通い始める。
その後、「本のページを破ってしおり代わりにした利用者がいる」と知り、職員になればその人物の住所を知ることができるのでは?と考えアルバイトとして働き始めた。
アルバイトでは主に配架(返却された本を棚に戻す作業)を担当する。
短気で喧嘩っ早い性格だが、意外にも読書好き。
勉強は苦手。
知的好奇心が旺盛で、行動力もあるので何をしでかすか周囲からは予測困難。
読書好きは父親の影響が大きい。
しかし、父親は本を読んでばかりで仕事をせず、紀一が小学校二年生のときに両親は離婚。母親に引き取られた。
このときに名字が「石平」に変わっている。
子供の頃「十六夜かなき」という作者の「放浪する青」という小説がお気に入りだった。
中学時代はしばしば授業をサボって図書室で本を読んだり昼寝したりしていた。
このときの様子は単行本の描き下ろしマンガ「中学校の図書室と石平くん」で描かれている。
中学時代は喧嘩に明け暮れた不良として名前が知られていたが基本的に彼が暴力を振るうのはタチの悪い不良(喧嘩を売ってくる不良やクラスメイトに万引きを強要する女生徒等)相手で特に悪さを行っていない一般生徒は対象外である(まぁ恐怖の対象ではあるが)。