芥谷
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あくたに
『文豪ストレイドッグス』芥川龍之介×谷崎潤一郎BLカップリング。
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異能が消えた世界で妹を亡くした谷崎と樋口を亡くした芥川が喋るだけの話です。 全くBLではありませんが一応CPのタグ付けておきます。 文ストアニメおめでとうございます。 新しく何か書こうと思ったのですが何も思い浮かばなかったので以前ツイッターに上げたものを加筆修正してこちらに上げます。 書いたのがおよそ2年前になるのでその辺を踏まえてお願いします。 谷崎&芥川この二人をなんとか絡ませたかったのと妹がいない谷崎を想像してみたかったので書きました。 2年前の自分が拙くて頭抱えた。 谷崎君は攻めていて欲しいけど芥川は攻めだしでせめぎ合っている。 *** 間に合わなかった。芥川が追いついた時には血の海に彼女が倒れていた。 震える彼女はしきりに寒いと呟いて、焦点の合わない目を動かしている。 芥川は彼女の側にしゃがむと、どこに力が残っていたのか彼女は突然縋る様に外套を掴み芥川を見上げた。 「芥川、先輩。貴方の背を……私は、ずっと見て」 そう言ってしがみついたままずり落ちる彼女を支えるがもう既に息を引き取っていた。 「馬鹿め」 芥川は外套を脱ぐと彼女の体に掛けた。そうして見下ろすと、服も異能もとても小さな物のように思えてたまらず目を逸らしてしまった。3,214文字pixiv小説作品