プロフィール
人物
淳芯学院高等学校の体育教師。司や依子のクラス担任でもある。明るく朗らかな、まさに熱血教師と呼べる人物。体育の組決めの際に必ず余る西宮透と進んでペアになるなど生徒思いな一面も見せる。
ネタバレ注意!
※ここから先は単行本未収録の話のネタバレがあります。※
また明日 西宮
本名は芦屋々々(のま)。その正体はあの御影依子にも並ぶ独特の思想の持ち主。生徒(主に西宮透)を「修正」するために行動しており、生徒の修正優先度が記されたメモ帳を携帯している。過去も目的も一切不明だが、一体何が彼女をここまで歪ませてしまったのだろうか。
憎く愛しい青い春
かつて芦屋が淳心学院の生徒だった頃、彼女には想い人がいた。その人物こそ、網干千恵である。見るからに自分とは対照的な彼女を芦屋は「かわいそう」だと決めつけ近づいた。それから網干は芦屋と行動を共にするようになり、芦屋が元々所属していた陸上部にも入部した。入部当初は全く走れなかった網干は、たゆまぬ努力と隠された才能を発揮し、ついには陸上のタイムで芦屋に差を付けた。自らを下し、なお自分のそばにいてくれる網干に芦屋は惹かれていった。そして5年の月日が流れ、大学最後の大会でも芦屋以上の成績を残し、陸上の大会で優勝をしていた。同時に表彰台の上で芦屋はついに自らの気持ちを伝え、卒業後の網干との関係を保とうとした。…が網干はなんと結婚することを告白。芦屋の初恋はひっそりと潰えたのであった。
その後、どこから仕入れたのか分からない哺乳瓶にビールを注ぎゴミ屋敷(自宅)で発狂する彼女には、もはや倫理観は残っていなかった。
その後は教師として働く中で出会った(本人は生えてきたと表現)網干の面影を感じる生徒(主にメカクレの陰キャちゃん)に次々と接触、修正と称して性格を矯正し、想い人であった網干を量産するために暗躍する。