車椅子バスケットボール
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くるまいすばすけっとぼーる
車椅子バスケットボールとは、下肢が不自由な者を対象とした、車いすにのって行うバスケットボールである。
選手が車椅子に載っているということ以外、ほとんど通常のバスケットボールに近い競技である。パラリンピック公式種目。
交通事故や脊髄損傷、ガンなどの病気などで足を切断したり下肢が動かなくなった選手が多い。
ただしダブルドリブルのルールはなく、かわりに「一回のドリブルに付き、2回以内のタイヤ操作が許され、3回以上はトラベリング扱い」というルールがある。
一度にコートに出られる選手の障害の程度の割合にも規定がある。
使用する車椅子はタイヤが八の字についている軽量のもので、転倒を防ぐ補助輪がついておりターンがしやすい設計になっている。
試合中は高速でこれを動かすので、タイヤはかなりの高温になる。
また上記の競技の特性上通常のバスケットボールよりもボールを投げなければならない高さが高かったりするため、選手の上半身は相当に鍛えられている。
中には元Jリーガーの京谷和幸選手のように、かつて健常者用のスポーツ選手として一定のレベルにあった者が事故や病気でこの競技に転向した者もいる。
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