「君が傷ついていい理由にならないよ」
概要
漫画、東京エイリアンズの主人公である高校一年生。
ある日、電車で触手の生えた老婆に連れ去られることで宇宙人の存在を認識し、老婆を追いかけてきた天空橋翔と邂逅する。この事件をきっかけに、晃は地球にいる宇宙人を管理している秘密組織、AMOの一員となり、彼の平穏な高校生活は一変していく。
プロフィール
人物
漫画「東京エイリアンズ」の主人公であり、学校では最下位クラスに所属する高校一年生。
目の下には大体隈があり、俯きがちでオドオドとしていることが多い。捻くれた考えをしており、1話では「部活動っていいね、アオハルって感じ」「まあ、俺はこれからバイトだけど」と心の中で嫌味を言っている。話の中ではツッコミ役に回っていることが多い。
自分に自信を持つことができず、積極的な行動が得意ではない。自己紹介では緊張のあまり噛んでしまう場面もあり、ぱっと見は情けない少年という感じである。
しかし、実は正義感が人一倍強く、いざという時には堂々とした立ち振る舞いで相手に立ち向かっていく。幼い頃に亡くした父親が警察官であったため、彼の正義感の強い性格には父親が大きく影響していると考えられる。また、結構なお人よしで、初対面の相手にも優しく、親切な対応をとっている。将来の夢は父親と同じように警察官になること。
ある事件をきっかけに、警視庁内にあるエイリアン管理組織「AMO」の特別機動隊に所属し、宇宙人が起こした事件を解決していくようになる。ここでも晃のお人よしぶりは健在で、相手が宇宙人だとしてもその姿勢は変わることはなく、宇宙人の事情に寄り添った対応をとる。
一見すると気弱そうに見えるが、実はブレない強い芯があり、「優しさが故の強さ」を持っている。
一方で、雨宮零士に宇宙の平和の鍵となると言わしめるほどの強大な力や、本人は忘れている九年前の天空橋翔との過去など、本作の主人公ながらまだまだ謎が多く残っている。