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「華代様ぁあああああ」

「腹減ってんだろ それ食って一旦落ち着け」

概要

主人公・真風羽華代の忠実な下僕。

間寺久祖(まじくそ)高校の生徒で、留年を繰り返し現在25歳の通称・「永遠の3年生」。

苗字が「雅二戸」で名前が「霊」。名前の由来は「正に奴隷」。

容姿

普段は学ランを着ており、襟を立てて裾は膝ほどまで伸ばしている。

大柄な体格で、学ランの上からはわかりづらいが筋骨隆々でかなりマッチョ。長くて極太のリーゼントヘアが特徴だが実はカツラ。おまけにデカい

レストランでバイトをしており、バイト時はカツラを外している(メイン画像)。非常に美形であり、客をはじめ華代以外のほぼすべての女性から「イケメン」と称される。

しかし平常時は一般人なら何があろうと全速力で逃げるほどの強面でメンチを切っており、カツラをかぶっていないと当初は華代たちから本人と認識してもらえなかった。

人物像

華代の絶対的に忠実な下僕

華代とは以前から面識があったようで、初登場時はかなりの暴言を吐いていた(ボコられてすぐに大人しくなった)。その後変身中の華代の全裸姿を見てしまい、戦闘後に土下座でありったけの誉め言葉を並べ下僕を懇願。赤面した華代から承認され、以降は毎日甲斐甲斐しく下僕として働いている。

華代に全幅の信頼を寄せており、たとえ何が起ころうとも華代を信じ、華代の命令には絶対に逆らわない。ヤンキーではあるものの世話焼きで面倒見はいい。バイト先の店長からの評判も良く、勤務態度は極めて真面目。タバコは吸うがバイト時は吸わない。

バイト先の近所の子供たちになつかれており、遊び相手になったりご飯を食べさせたりしている模様。喧嘩関係で警官にもお世話になっているようで、見回りの警官を「お巡りさん」と呼んで挨拶したりと礼儀正しい部分もある。仲間想いであり、高校には多くの舎弟がいた様子。

怪物アタスンモに仲間全員が食われてしまったときは一人で抵抗を続けていた。後輩の彼女の顔を覚えているなどかなり大切に思っている。怪物の攻撃から警官や子供を身を挺して守るなど男らしい一面も。舎弟たちも「女には手を出さない硬派な連中」と他校の生徒からは認識されていたようである。

一方で十年間男子校で過ごしたためか女子耐性ゼロであり、校舎の都合で華代たちの女子校生徒と同じ学校に通うことになった際には、華代と同じ学校ということに感激しつつも、他の女子に囲まれて発狂寸前に陥っていた。

能力

華代たちのように特殊な力は持たないものの、常人離れした身体能力と戦闘能力を持っている。初登場時には高校を全滅させたアタスンモ相手に、ボロボロになりながらも抵抗を続け生き残っていた。

アタスンモに目をつけられたときは、相手が手を抜いていたとはいえ攻撃を紙一重でかわして子供を逃がし、追い詰められながらも抗戦を続け、華代が通りかかるまで何とか耐え続けた。更に怪物を一撃で粉微塵に粉微塵に吹き飛ばす華代に、変身状態で殴られても頬がすごく腫れるだけでピンピンしているなど、そのスペックは一般人をはるかに凌駕している。

洗脳され、華代にけしかけられた際には、華代に対する憎しみが一切なかったために洗脳が利かず、華代の命令で即戦線離脱した

戦闘以外では料理がうまく、毎日華代にお弁当を届けている。その味は相当なレベルであり、華代がタバコを吸う以外で唯一満足そうな顔を見せるほど。レストランでは営業スマイル全開で丁寧な言葉遣いを徹底し、女性客からの評判は上々。レストランを選んだ理由は「金を貰えて飯も食えて一石二鳥だから」とヤンキーながらもなかなか賢い。

ただし日々喧嘩に明け暮れていたために留年が重なり、勉学のほうはあまりよろしくない模様。敬語が得意で語彙力が豊富なのは年期によるものらしい。

人間関係

ヤンキーとして不良の間では名が通っているようである。

その献身的な姿勢からか、華代からはなんだかんだで信用されているようで、彼女が最初に家に上げた人間が実は彼だったりする。他にも彼がほかの女性と話していると関係を問い詰め殴ったり、彼をどう思うか聞かれると赤面しながらキレたりしている。

秀斎奈子からはレストランで料理を食べさせて以来好意のようなものを抱かれている。また、奈子の親友である鏡花からは「素敵な人」と言われアプローチを受けており、女子高の生徒たちからも(共学へのあこがれ+ヤンキーということで)興味を抱かれている。実質モテている

以下、ネタバレ注意

「連れ戻してやるぜ… お前ら全員… 間寺久祖になぁああ!!!!!」

ただでさえ人間離れ(華代を除く)していた彼だったが、最近はそれがさらに顕著に描かれている。

第42話にて、アタスンモに憑依された人間と生身でタイマンを張り、互角以上の戦いを繰り広げた。それも攻撃をほぼすべて受けきり、殴って壁ごと吹き飛ばし、挙句にビームを拳で弾き飛ばすなど、ひたすらに正面突破なものであった。

しかし3人同時の不意打ちにより重傷を負い、その場に倒れ伏してしまう。それを見て暴走しかける華代であったが、彼女がそこで目にしたものは、変身した雅二戸の姿であった。

某スーパーな戦闘民族を彷彿とさせるオーラをまとった雅二戸。以前自分を襲ったアタスンモに精神を乗っ取られそうになっていたのだが、死の間際に華代への忠誠心と根性で無理やり克服。更にはアタスンモを強制的に協力させ、変身の力を手に入れたのであった。

拳一つで3人を一気に浄化させ、元の自身の舎弟に戻した雅二戸。しかし変身のことを話しても3人には信じてもらえず、再度の変身も不可能であった。ひとまず元のように学校に通い始めた雅二戸は、他にも生きている生徒がいるのではと考え、捜索を開始するのであった。

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雅二戸霊
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