概要
第一部「影の回廊」の流れを組む第二部。フルタイトルは「Shadow Corridor2~雨ノ四葩~」。
2024年3月28日、Steamにてリリースされた。 同年10月31日、Nintendo Switchにてリリースされる。
※体験版であるβ版から明らかになっていた情報を「●」、製品版で明らかになった情報を「◎」で表記する。
登場人物
- 時雨
- 本作のメインキャラクター。 とある事から不思議な世界「雨ノ四葩」に飛びこむ事になった。
- 本作のメインキャラクター。 とある事から不思議な世界「雨ノ四葩」に飛びこむ事になった。
- 時雨の叔父
- 時雨の世話をしている叔父。
- ヤクモ
- 喫茶店「龍の髭」の店主をしている謎の男。
重要人物
- 禍津分神(まがつくまりのかみ)
- 異界「雨ノ四葩」を擁する神。時雨に使命を与えた張本人。
雨ノ四葩
穢れた雨が降り続け、恐ろしい怪異が蔓延る恐怖の世界。数多の人間が挑み、志半ばで倒れてしまった痕跡がある。
【第一章】●
- 異界の学舎
- 不気味なチャイムが鳴る木造校舎の世界。
【第二章】●
- 霖雨の回廊
- 穢れた雨が長く降りしきる回廊の世界。
【第三章】●
- アジサイ横丁
- 穢れた雨が降りしきる横丁の世界。
【第四章】◎
- 霊廟(れいびょう)
- 先祖の霊が祭られた御霊屋の世界。
<神域>
【第五章】◎
- 祭殿
- 祭りを執り行う建造物の世界。
【第六章】◎
- 行方知れずの風穴
- 地の底深き風穴の世界。
【第七章】◎
- 硝子の楼閣
- 硝子細工に囲まれた楼閣の世界。
【第八章】◎
- 樹海団地
- 穢れの雨が降る廃れた団地の世界。
<雑貨屋>●
- 火垂屋
- 雨ノ四葩の何処かに在ると言われる雑貨屋。魂魄を代価に物品を提供する。雨ノ四葩に置かれている物品の買い取りも引き受けている。
怪異
- 渦の踊り子●
- 面を付けた怪異。渦の様に回り、鈴の音を鳴らしながら侵入者を捜して移動する。
- テルテル坊主●
- 雨ノ四葩に蔓延る怪異。 叫び声を上げながら侵入者を捜し回る。
- 雨ノ四葩に蔓延る怪異。 叫び声を上げながら侵入者を捜し回る。
- 紫怨(しおん)●
- 身体から四葩が生えた装束を纏った童子の怪異。音を検知して侵入者を捜す。
- 身体から四葩が生えた装束を纏った童子の怪異。音を検知して侵入者を捜す。
- 穢人(けがれびと)●
- 穢れから生まれ出た黒い人影のようなモノ。単純な衝動のようなモノに駆り立てられていて生者を視認すると取って代わろうとゆっくりと移動してにじり寄り、掴みかかる。
- 穢れから生まれ出た黒い人影のようなモノ。単純な衝動のようなモノに駆り立てられていて生者を視認すると取って代わろうとゆっくりと移動してにじり寄り、掴みかかる。
- 蛟(ミヅチ)◎
- 蛇に似た女の容姿を持つ怪異。鋭い視覚と聴覚を持っており、物音を感知すれば水中に潜伏して気配を消して侵入者に忍び寄って襲い掛かる。 古来より水を司る神、龍の子と伝わられていたが穢れに満ちてしまった姿は、神聖な覇気は感じない。
- 機械人形(からくりにんぎょう)◎
- 祭殿を守護するために設計・製造された機械人形。聴覚機能は持たないが、優れた視覚で侵入者を捕捉・排除する。
- 繭坊(まゆぼう)◎
- 肉の繭に包まれた怪異。 勾玉に臍帯らしきものを繋げており勾玉を取られた瞬間、本体が繭から飛び出し侵入者を襲う。
- ハイカラ◎
- ホーン状の頭と女性の身体を持つ怪異。 常に不気味な朗読音を流しながら周囲を把握・徘徊しており、侵入者を捕捉すると自らの手で排除行動に移る。 ※朗読音は侵入者の精神を錯乱させる効果を持っている。
【害虫】
- 虚蜘蛛(うろぐも)●
- 雨ノ四葩に生息する蜘蛛。狭い所や通路に巣を作り、侵入者に立ちはだかる。
- 人繭蛾(ひとまゆが)●
- 雨ノ四葩に蔓延る蛾。人間の皮下に卵を産み・孵化した幼虫は対象を喰らって養分とし、繭を形成して成虫となる。 かなり凶暴で、人間を感知すると卵を産み付けるために襲いかかる。
- よぎりのつぶり◎
- 雨ノ四葩に生息する蝸牛。四葩と同じく淡い光を放つ身体を持っており、侵入者を感知すると穢れの霧を噴き出して自衛する。
アイテム
- 懐中電灯
- 遠い場所まで照らすことができる懐中電灯。自分の周囲を照らせる範囲が狭いのと電池を消耗してしまうのが欠点。
- 輝く蝶のランタン
- 輝く蝶を光源とするランタン。怪異に検知されない幻想的な輝きを放つが、一定量の魂魄を消耗し続けてしまうのが欠点。
- ひかり石
- 青白い光を放つ不思議な石。任意で設置・回収ができる。
- 青銅の手鏡
- 青銅で出来た手鏡。使用者を瞬時に何処かへ移動させる不思議な能力を持っている。
- 爆竹
- 点火すると一定時間激しい音を立てる爆竹。任意の距離で投擲する事や格子窓に投げ込む事ができる。
- 二十六年式拳銃
- 回転式拳銃。火力は低いが、怪異を一定時間だけ行動不能にできる。鍵穴を撃つことで無理やり開錠させる事も出来る。全体的に整備が行き届いておらず、弾丸も火薬が湿気を吸ってしまって不発を引き起こす可能性がある上にいつ壊れてしまうかわからない。
- 二つ穴の蝋燭
- 自身の命の蝋燭を代価に、怪異を炎に包み消滅させる事ができる蝋燭。
- 千里丸
- 服用すると一定時間、空間・怪異の気配を見通す事ができる不思議な丸薬。
- 結界札
- 音と視界を遮断することができる札。 特定の空間のみ発動可能で、術者を怪異の魔の手から護る事ができる。
- 星の砂時計
- 一定時間、時の流れを止める事が出来る不思議な砂時計。 停止した時間の中では、怪異や害虫、罠の力も太刀打ちできない。
- おにぎり
- 具材が豊富なおにぎり。食べる事で、体力を回復ができる。
- 不思議な鍵
- 施錠された扉を開ける事ができる不思議な鍵。一度使えば、霧となって消えてしまう。
- 火垂屋チケット
- 雑貨屋「火垂屋」の名前が記載されたチケット。使用すると火垂屋へ転移する事ができる。
- アイスキャンディ
- よく冷凍保存されたアイスキャンディ。食べる事で微力だが体力を回復し、穢れを浄化する事が出来る。 食べ過ぎに注意。
- コンパス
- 怪異が蔓延る世界の出口へ導く能力を宿した方位磁針。特殊な能力の影響を受けると出口の方向を指し示すことができなくなってしまう。
- 珈琲豆
- ごく一般的な珈琲豆。恐怖の蔓延る世界の何処かに置いてあり、回収し龍ノ髭のマスターに渡すとお品書きに記載されている珈琲のレパートリーが増えていく。
【パッシヴアイテム】
所持しているだけで能力を発揮するアイテム。本作から限界時間が設けられた。
- 防虫香
- 害虫の攻撃から身を守ることができるお香。
- 幽かな夜の止まり木
- 骸の言霊を聴くことができる不思議な止まり木。 魂魄の入手量が増加し、それによって体力が少し回復させることができる。
- 幸運こけし
- 暖かみが溢れる木彫りのこけし。アイテムの入手確率を向上させてくれる。
- 蜥蜴の尻尾
- 蜥蜴の尻尾。怪異に捕まりそうになった時、所持者の体力を代価に身代わりになってくれる。 一定量の体力がなければ発動しない。
- 飛燕草
- 服用するとスタミナ回復を高める事ができる不思議な薬草。
- 清浄の四葩
- 淡い光りを放つ不思議な四葩。所持者に憑く穢れから身を守ってくれる。
- 闇色の羽
- 黒く輝く鳥の羽。害虫以外の罠の無効化や落下時の負傷を軽減してくれる。
キーアイテム
- ジッポライター
- 叔父が大切にしている年代物のジッポライター。
- 勾玉
- 雨ノ四葩に存在する勾玉。
- 魂魄
- 雨ノ四葩に存在する蝶の姿をした不思議なモノ。
- 水屋瓶(みずやかめ)
- 雨ノ四葩の何処かにあると言われる不思議な水屋瓶。 魂魄を代価に服用すれば、傷が忽ち治り体力を高める効果をもたらす。
- 歌留多(カルタ)
- 不思議な能力を宿した歌留多。複数の歌留多を組み合わせる事が可能で、雨ノ四葩に飛び込む者達を手助けする。
関連動画
PV1
PV2
関連タグ
影の回廊:記念すべきシリーズ第一作にして、第一部。