概要
『ビッグコミック』(小学館)に連載中。2011年の15号で連載500回を達成している。
2011年に手塚治虫文化賞の短編賞を受賞。
サラリーマンの悲哀をギャグにして掲載。独特のキャラクターが登場して笑いを盛り上げている。
登場人物
秋田
若手営業マンだが極端な虚弱体質で小心者。取引先の鬼頭課長に怯えているが、向こうからは気に入られてしまっている。
兎田係長
異常に濃い体毛に誇りを持ち、かなりの女好き。二階堂と同期入社でウマが合う。下の名前は「千春」。仕事は優秀。
二階堂係長
兎田の同期。一見ダンディだがマニアックな趣味で周囲を混乱させる。仕事は優秀。
課長
秋田と二階堂の上司。いつも二人に振り回される。
鬼頭課長
秋田の得意先の課長。仕事は優秀で人望もある。深海魚のような恐ろしい顔を持ち、口元の傷痕と欠けた耳と相まって周囲を恐怖に陥れる。その相貌とは不釣り合いな程に美しい妻と可愛い娘がいる。
丸山課長
兎田の同期。童顔で肥っていて赤ちゃんのような肌をもつ。訪問先でタマゴボーロを出され激怒した。実年齢は42歳だが初対面の人間には信じて貰えずコンプレックスとなっている。
大江戸課長
江戸っ子を自認しており何事に対してもべらんめえ調。仕事は優秀で人望もあるが、江戸っ子肌が過ぎる余りに周囲を振り回す。
西郷部長
西郷隆盛そっくりの部長。一挙一動に周囲が勝手に感嘆し、貫禄のみでスピード出世した。何もしていないのに新入社員が懐いてくる。
剣崎部長
極度の肥満だが、それを誇りにしている。仕事は優秀で美人の恋人(愛人?)も居る。立派に太っていなければ家督を継げない一族の生まれであり、肥満になれなかった兄に代わり当主となっている。
花丸木
二階堂の部下。二階堂の趣味に同調する。最近は登場していない。
陰山課長
仕事は優秀だがあまりに影がありすぎる外見のため、誤解されることが多い。