概要
2008年1月25日発売。オーガストの代表作の一つ。「珠津島」(たまつしま)にある英国パブリックスクール風名門校「修智館学院」(しゅうちかんがくいん)を舞台に、吸血鬼のヒロインがいる生徒会での活動を中心とした学院生活を描く。
2010年10月にゼクシズとフィールの共同制作によって『FORTUNE ARTERIAL 赤い約束』のタイトルでテレビアニメ化されている。アニメは作画と主題歌は評価が高いが、かなり中途半端なところでストーリーが終わってしまった上に、主人公が誰とも結ばれなかったため評判はあまり良くない。
アニメの失敗が直接の原因かは不明だが、同時期に発表されていたPS3への移植版、及びPSPで『FORTUNE ARTERIAL 伊織の野望』のタイトルが発表されていたが、開発中止になっている。
電撃G'sマガジンに連載されていた佐々木あかね版と、コンプティークに連載されている児玉樹版と2種類のコミカライズ作品が存在する。
関連動画
登場人物
関連タグ
フォーチュンアテリアル(別表記)
幻のヒロイン
PS3移植版に登場する予定として名前と立ち絵が公開されていた新ヒロイン「東儀観夜(とうぎみや)」がいたが、開発中止に伴い、いくつかのゲーム雑誌に描かれていた設定などのみしかわからないキャラになっている。(その雑誌のページのスキャン画像(別サイトに飛びます))
その後も何かしらの形で救済されることもなく、彼女はそのまま闇に埋もれる形になってしまっている。
ちなみに公開されていた設定としては以下の通り。
・白達と同じ学園に通う同学年の生徒(制服および制服のリボンの色より)。
・厳しい家で育っていた箱入り娘で、品行方正な内面を持つ。
・ゆっくりと丁寧に喋り、相手のことは『様』付けで呼ぶ。
・世間知らず過ぎて携帯電話やテレビすら知らないため、彼女の好奇心からトラブルを巻き起こしてしまうことも。
・ゲーム開始以前の情報では同じ名字である白達との関係性は不明(ただし、同時に東儀家には分家も多いという設定が明かされており、本家の者である白達とは違い、観夜は分家のひとつの出身である可能性が示唆されている)。
・主人公との出会いは「主人公を誰かと人違いして彼女側から話しかけた」というものであるため、主人公に似た誰かが傍にいる可能性がある。