概要
Isoldeとは、Riot Games社のオンラインゲームLeague of Legendsに関連する人物。チャンピオンとしては登場しておらず、あくまでもストーリー上の人物である。
カマヴォール王国の元王妃であり、ヴィエゴ(Viego)の妻。
背景
幼少期
カマヴォール王国の田舎の集落で生まれた貧しいお針子。
幼い頃、冒険と王宮への憧れを具現化した人形を作り、それをグウェン(Gwen)と名付けた。彼女はグウェンを愛し、グウェンと共に日々、物作りにいそしんだ。グウェンの動かぬ手にハサミを握らせ、寄り添うように針と糸で布を縫ったり、夜になるとふたりで一緒に食卓の下へ潜って、決闘ごっこを繰り広げたりしていた。
ヴィエゴとの結婚と死
ある日、カマヴォール王国の王となったヴィエゴは彼女に一目惚れし、求婚する。ヴィエゴは彼女を愛し、イゾルデなしではどこにも出かけようとせず、王国の統治よりもイゾルデに注力した。あるとき敵国の暗殺者が毒入りの刃物でヴィエゴを殺そうとしたが、刃先がイゾルデをかすめた。即効性の毒により、イゾルデは危機的な麻痺状態に陥った。ヴィエゴは国庫の金銀を使い尽くしてまでイゾルデを救おうとしたが、イゾルデは息を引き取った。
ヴィエゴはイゾルデの治療法を探し、ブレスドアイルにいかなる病も癒す霊水「命の水」があるという秘密を知る。ヴィエゴは大軍を引き連れ侵略する。ブレスドアイルの住民は生き返らせることを拒んだがヴィエゴによって惨殺される。図書館の管理人であるスレッシュがヴィエゴを「命の水へと導く。命の水にイゾルデを横たえた。
イゾルデは一瞬蘇るものの、苦痛と憤怒の怨霊となり、ヴィエゴの持っていた魔法の剣でヴィエゴの心臓を一突きした。その心臓から黒い霧が発生し、瞬く間にブレスドアイルが覆われ、霧に触れたものを全て死へ追いやり、ブレスドアイルはシャドウアイルと変貌する。
イゾルデの魂
イゾルデの魂は多くの断片に分裂した。その魂はグウェン、セナ、ヨリックの「霧の乙女」などに憑依する。ヴィエゴは数年後、黒い霧を自在に操る不死の存在として蘇り、ヴィエゴはイゾルデの魂を全て集め、もう一度蘇らせようと画策し、ルーンテラ中に霧を発生させる。
真の死
ヴィエゴは光の戦士との戦いの末、イゾルデの魂を集め、イゾルデを復活させることに成功する。しかしイゾルデは安らかに眠ることを望み、アクシャンに殺すよう促す。アクシャンの武器はイゾルデの魂を本当の意味で破壊し、イゾルデは永遠に眠った。
人物
赤色の褐色やオレンジの髪が描かれることが多い。
裁縫の才能があり、作るもの全てを愛していた。特に人形のグウェンを愛しており、自身の冒険心や王宮へのあこがれを投影した。グウェンに着せる服や瞳などはその現れである。
同様にイゾルデはヴィエゴを大切に思っていた。しかし二度目の復活の際、ヴィエゴの現状を悟り、哀れみを感じた。
余談
- ヴィエゴのスキンである「国王ヴィエゴ」や「ソウルファイターヴィエゴ」にイゾルデの姿が描かれている。