概要
アメリカ合衆国のアニメ作品『Hazbin hotel/ハズビン・ホテル』の登場人物であるヴォックス×ヴァレンティノのカップリング。
二人は、地獄で高い地位と権力を持つオーバーロードの三人組であるVees(チームV)のメンバー。
表記
日本語 | ヴォクヴァル |
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英語 | VoxVal / StaticMoth |
絵文字 | 📺🦋 |
現在日本でも「VoxVal」の表記が多く使われている。
プロフィール
キャラクター名 | ヴォックス | ヴァレンティノ |
---|---|---|
性別 | 男性 | 男性 |
モチーフ | テレビ | 蛾 |
一人称 | 私 / 俺 | 俺 |
互いの呼称 | ヴァル / 君 | ヴォックス |
身長 | 約7フィート(213㎝) | 約10フィート(305㎝) |
CV | Christian Borle/遠藤大智(日本語吹替) | Joel Perez/後藤ヒロキ(日本語吹替) |
ヴォックス
オーバーロードの一人。頭部がテレビである。VoxTec EnterprisesのCEOであり、地獄での最新のテクノロジーやメディアに精通している。
電気をコントロールする、催眠術をかけるなどの能力を持つ。
一人称は普段は「私」だが、ep8ではアラスターとアダムの対峙を見て『俺今ビンッビンだぜー!』と発言している。
ヴァレンティノ
オーバーロードの一人。腕が四本あり、翅、触覚など、蛾の特徴をもつ。ポルノスタジオを経営している。
気性が荒く、機嫌が悪くなると物を壊したり暴力を振るったりする。
二人の関係(アニメのネタバレを含みます)
作者によると、二人は厳密には付き合っておらず、奇妙な"オンとオフの関係"で、性的緊張をもっている。Hazbin Hotel Post-Finale Live Q&A with Cast and Creator
シーズン1ep2
ヴァレンティノがヴェルヴェットのもとで暴れ、ヴォックスが対処することになる。
『平たい顔のプリンスが来て、なだめてくれるのを待ってるわよ』 -ヴェルヴェット
ヴァレンティノはエンジェルのことで激怒していたが、ヴォックスは言葉巧みにヴァレンティノをなだめ、機嫌を直すことに成功している。このとき、ヴァレンティノが取り出した煙草に、ヴォックスが指先から出したハート形の電撃で火をつける様子が確認できる。
しかしその後ヴァレンティノがアラスターの話題を出したことで、今度はヴォックスが取り乱すことになる。
ヴォックスの作業スペースのような机には写真立てが置いてあり、昔のヴォックスとヴァレンティノのツーショットだと思われる写真が入っている。ヴォックスの頭部は現在のような薄型ではなくブラウン管テレビのような厚みのあるもので、ヴァレンティノも触覚が左右非対称ではなくどちらも白と黒の大きな触覚である。二人の服装も現在とは異なっている。
ep2ではVタワー内の壁にVeesやエンジェルダストのポスターや広告が多くみられる。ヴァレンティノが激怒しているシーンでは、セクシーな衣装を纏ったヴァレンティノのポスターが複数背景に登場しており、ヴァレンティノのキャラクター性が垣間見える。
シーズン1ep4
エンジェルダストがメインの回で、その支配者であるヴァレンティノの凶悪性が如実に表れている。劇中歌の"poison"のラストでは、エンジェルがバルコニーから見下ろした先でヴォックスとヴァレンティノが手を取り合っている。ヴォックスはエンジェルの方を見た後ヴァレンティノに向き直り、優しく微笑み、そして電気となりどこかへ消えていった。二人の口の端には涎らしきものが見える。
シーズン1ep8
天使軍とチャーリー達の戦闘を大きなスクリーンに映しVeesの三人で鑑賞している。ヴォックス一人だけやたらテンションが高い。戦闘が終わった後、ヴォックスは監視室にいるが、このときモニターにはソファでくつろぐヴァレンティノが映っている。
シーズン1最後の楽曲である"Finale"では二人は仲良く手を取り踊りながら歌っている。この様子をヴェルヴェットが撮影している。
キャラクターたちのコーラスで感動的な曲のラスト、一瞬だけVeesの三人が映る。このときヴォックスとヴァレンティノはお互いの舌を絡ませキスをしている。そしてこの様子もまたヴェルヴェットが自撮りの形で撮影している。