概要
西武百貨店のレコードショップディスクポートを起源として六本木に開店した。(初代)運営会社は株式会社ウェィヴ(のちにローマ字の「WAVE」に表記変更)。
(六本木WAVEがあったところは今は六本木ヒルズになっている。)他にもセゾングループの拠点である渋谷はLOFTの一階、池袋は西武百貨店の12階(最上階)だった。パルコの子会社などを経てセゾングループののちには多くの企業に売られ結局2011年にはひっそり倒産してしまった。
ちなみにメイン画像は六本木店閉店後に作られたレーベルとしてのロゴである。
その後
…が、それから8年の月日が流れ2019年11月22日の渋谷パルコ再開業日。
ひっそりと消えたはずの「WAVE」が改築された渋谷パルコの中にあったのである。
…といってもこれは「倒産したウェィヴが再興した」訳では無く「2018年に『ミスター・ジェントルマン』を運営する巴里屋が商標権を取得した別店舗」である。
とはいえ、ロゴは倒産前のそれを踏襲する他にレコードの他、Tシャツや各種グッズ類を販売している。
また、店舗の外には自動販売機が設置されており、そこで売られる缶コーヒーは日本初の植物性のアーモンドミルクとエチオピア産のアラビカ種100%で作られ、ウェイヴを象徴するグレイカラーのスタイリッシュな缶に詰められたという一品である。
六本木から渋谷へと移った「2代目WAVE」は「(ある意味で)シブヤノオトを奏でる一手」となり得るのか、はたまた六本木と同じ末路を辿るのか。その今後に注目される。