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Axis powers ヘタリア』関連の作品の中で、

デンマークノルウェーの二人がメインとなっている作品に付けられるタグ。

作品は一般向けから腐向けまで、全てを含む。

腐向けの場合は必ずタグとタイトルに明記すること。

由来は、自身を北欧の中で兄みたいなものと自称するデンマークと、アイスランドの兄であるノルウェーの組み合わせだからだと思われる。

関連タグ

総合タグ

ヘタリア 腐向け

人物タグ

マー君 ノル君

カップリングタグ

腐向けタグ併用推奨。

デンノル/デンマーク×ノルウェー

ノルデン/ノルウェー×デンマーク

グループタグ

3人組

北諸方言組/+典 あんこサンド/+氷 穴あきコイントリオ/+日 北海帝国トリオ/+英

4人組以上

北諸組/+芬+典+氷(+海)

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  • Arvefjende(宿敵)

    Un ballo in maschera

    大英眉毛様の「年表を動画で見てるような戦争映画」バンザーイ×3。 盛上げ過多で大味なハリウッド映画より、原作や史実をなるべく忠実に再現しようとする意欲を感じる(まーそれでも大体偏ってますけどねw)BBCドラマの方が好き。 …ハイ、北欧史がマイナー過ぎるので、内容がどんどんウザくなることへの言い訳です。 史実ベース。 題名はヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」 スー国のグスタフ3世の暗殺を(米国に舞台を移し)描いた作品です。 ~題材にした史実~ ・ピョートル3世とイヴァン6世暗殺される ・露 女帝エカチェリーナ2世立后 ・露・普・墺による波国の分割開始(グスタフ3世暗殺の3年後波国消滅) ・丁、ストルエンセの処刑 ・米独立、仏革命、露vs典戦争 他 ・典、グスタフ3世暗殺される スーはこの頃はもう(というか、カール12世の死後は)宣戦布告なしにデンの家を襲ったりはしていないので、スーVSデン戦の書き方を、理不尽さを覚えない表現へ変えました。 グスタフ3世は、早熟の天才カール12世以来、スー家に久々に現れた軍才ある王。 スー家はたまに逸材が出てくるのがイイですね。戦バカではなく、内政にも優れた王でした。 この辺りの西洋史は、断捨離したい位ややこしい! でも、オペラや映画や漫画などの題材になる強烈な出来事満載。で、どの国も醜聞吐き出しまくり。 女帝エカテリーナ→池田理代子女史の漫画 ストルエンセの死→「ロイヤル・アフェア」(映画) グスタフ3世暗殺→ヴェルディの「仮面舞踏会」(オペラ) 激動の時代、17歳で即位したデン王クリスチャン7世は統合失調症。 が、デン国民にこの王は人気絶大。 …ってか…こんな時期に、このお人を即位させ、全権委ねるデン国ヤバ過ぎる。 国王が外交官でもあり将軍でもある時代に、国家存亡の大問題やないですか(泣) 危機的な状況下で、優れた上司に恵まれたスーと、対照的な可哀想なデン… このストルエンセ事件、王もその妃マチルダもストルエンセも、誰が悪いって訳でもないのに三人が三人とも報われず、全く取るとこなしの陰惨な事件。全容は「Midas touch」キャプ参照。 夫の侍医と不倫した王妃マチルダですが、精神が5歳児並みの夫に「娼婦の方がイイ~」と拒絶され屈辱だったろうなと思います。 でもこの頃、全欧米世界が膿を吹き出しまくり、悲惨な事件だらけ。 デン国の事件なんて、映画にでもならなきゃ誰も注目しない程度。 殺された露っ様のイヴァン6世、仏革命のルイ17世(アントワネットとルイ16世の末息子)この二人の運命は、調べれば調べるほど凄惨。 そしてポーちゃぁん(涙)西洋史中こんな悲惨な目に遭った国、他にないよ… 睫毛抜けるほど互いが嫌いな露っ様とプー、そのプーの天敵である貴族様。この三国が、ポーを分割する為に仲良しごっこ、というホラー… 3度目の分割でポーを完全に消滅させたのは、エカチェ2世。 土のおっさんも黒海地方を取られ、オスマン帝国は滅亡。 でも、露っ様が黒海周辺の「寒くない」地域を手に入れられたのは彼女の手腕。露っ様的にはエカチェ2様様です。 デンはこの時期、スーの脅威とプーの介入に怯え、しかも王は上記通り。 なす術もなく、露っ様にべったり依存。 キールまで傲慢だった国だなんて誰が言ったの…?デンはそんな恵まれてないし、カッコ良くもないデス。 私はデンには「カルマル同盟助けて~!蘭様助けて~!露っ様助けて~!スー助けて~!」と、トラブルの度に助けてくれそうな強国に縋りついて震えてる仔犬(スーにだけは無謀にも吠えるのがカワイイ)って印象しかないよ… ~結構不憫なデンの生い立ち~ ・クヌート王の後、デンはノルマンディー公に折角の獲物だったイングランドを横取りされ(ノルマン・コンクエスト)しかもスラブ系ヴェンド人(ヴァイキングより始末悪い)に家を荒らされる。  ・独逸圏からキリスト教を教わり、神頼みしたら何とかなるかと改宗。 ・ニルス王の時代、上から目線で独びいきのクヌーズ卿に「デン人は貧乏だから優れた独人が導いてやんよ(笑)」と超バカにされる(ムカついたので殺害)。 ~デンマークの暗黒時代 1241~1340年~ ・クリストファ2世の時代全ての領地を独貴族に支配され、貨幣すら作れない位貧しくなり、路頭に迷ってた所、ハンザ(交易商人ギルド)に商売教えてやる名目で飼われ、こき使われ、実入りを殆どハンザの中央都市リューベックに搾取される。酷い待遇でも、飢えないだけマシと土地を捨て、ハンザに従う者続出。国土は荒廃するし、油断してるとデン国官吏にさせろと独人はのさばるしで、完全にハンザの財布扱いとなる。 ・デン=ノル王のマルグレーテ1世が、ハンザへの最後の対抗手段としてカルマル同盟を結ぶべくスーと交渉。 いきり立つハンザには、ニシン税の徴収権譲るから邪魔しないで♡と懐柔案を提示、シュトラルズンドの和議(ハンザ・丁)締結。 …マルグレーテ、狡猾って言われるけど、平和的に敵を手なずける手段を知ってて、腑抜け上司揃いのデン国で唯一優れた政治家、と思ったの私だけ?… ・1347年 カルマル同盟樹立。  ・摂政マルグレーテの政策に逆走したのがアホ甥エリク7世(独圏に勝ち目ない戦争を仕掛け、スーやノルに重税課した)。 ・更にアホなクリスチャン2世が流血沙汰を起こし、スーとフィンが家出。スーがデン=ノルと同君でなくなり、カルマル終了。 ・でも、そもそも同盟自体が激ゆるで、スーは同盟中デン=ノルとずっと同君してたわけじゃなかった(独自の王を立ててた)んでデン=ノルの二重王国成立(ノルがデンの属州になった1537年)でカルマル同盟終了、って史料もあり。 んなわけで、デンには大昔っから、独逸圏に対する猛烈なアレルギーがありました。ストルエンセ事件でそれが一気に暴発。事件後も独人官吏を次々解雇するほどのアンチ独人ぶりを示しました。 WW2の時3時間で占領された位、デンの立ち位置は(スーほどには対戦してないけど)独逸に弱く「とっととデン王位譲れよ」と常にゆすられてました。 18世紀丁国が舞台の映画「ロイヤル・アフェア」を観るなら、このデンの生い立ちを理解しといた方が、何故、啓蒙主義を唱えた医師が悲劇の結末を迎えたのか、解ると思います。 「ロイヤル・アフェア~愛と欲望の王宮~」は情けない題の通り、国際情勢抜きのメロドラマで私は好きになれませんが、銀熊賞受賞した史実映画。18世紀のデン国の王室衣装等も解ります。 仏や墺で国民が「我が国に啓蒙主義を!国王死ね!」と叫んでた時代「京都」なデン国民は「啓蒙主義とか余計なお世話!王様バカにする外国人死ね!(マジで王様バカでも…)」と叫んでた。デン国の逆走ぶりにも注目。 ルート様はまだ居らず、独逸圏というのはプーや神聖ローマだったりハンザだったり。 本文の三十年戦争の仏ジョークは当時言われてた本物。昔の人もなかなか言いますね^^ 最後まで読んで頂き有難うございます。…私ならこんな長いの読む気しない…T▽T  
    21,240文字pixiv小説作品
  • 次は愛を叫ぶ

    どうやら私は愛がすきらしいです。 ネタ被ってそう・・・ 「愛をいただきます」を読んでくださり ありがとうございます。 評価など付けてくた方ありがとうございます。1日で100越えるとは予想外でした 本当にありがとうございます。 m(__)mm(__)mm(__)mm(__)mm(__) また誤字脱字あるかも
  • Arvefjende(宿敵)

    燐寸

    七作目。 タイトルの読みは「マッチ」。アンデルセン童話「マッチ売りの少女」から。 スヴィー目線、ノル目線で、WW2の最後の頃の話。 史実ベースですが、もうこの辺りになってくると、ほぼ創作です。 どのタイミングで丁国と典国が仲直りしたのか、どの北欧史見ても書いてない。 こっちが教えてほしい位だよ(泣) ●表向きには、1962年に北欧5か国は、北欧協力協定というのを成立させてます。 露っ様との対立を冷戦まで引きずったフィンが、ずっと孤立していたため、戦後から随分たっての話になりました… その間、スー・デン・ノルは手分けして、戦火の中のフィン国の子たちを預かりました。勿論、デンとノルはナチスに侵略され極貧状態。主にスーさんが、ですが…  スー家に約45000人、デン家に4000人位。 WW2のデン家の難民救済といい、協定の大分前からスーとデンは、弱い立場の人たちの救済を通じ、よりを戻してたようです。 ●独文学には、未来のない暗い話が多い=マルテの手記(リルケ)・変身(カフカ)・ブリキの太鼓(グラス)・若きウェルテルの悩み(ゲーテ)・魔の山(マン)・西部戦線異状なし(レマルク)等。 独さんの家の、鬱屈した都会生活や、度重なる戦争等による社会的疲弊が原因だと言われています。 10代で奉公か進学かを選ばせられ、未来を決定させられる、独特の教育システム等も影響していると言われます。恋愛を禁じたドイツ騎士団の時代から、かなり人間性を無視する傾向にあり、国営に歪みがあったんじゃないかと。中世の魔女狩りでも、独国が最も多い人数を処刑しています。 ●「折檻」ですが、実はこれ、デンの上司(クリスチャン二世)が独断でしたこと。ただすぐ王もその兵たちも国外追放、次いで王は幽閉されてます。 デン国の貴族たちから暴君追放の動きが出る一方、最も貧しい農民たちはこの王を、嫌な貴族を追っ払った善王だと支持しました。 正直「国」としてのデンは、折檻をした側というより、反乱するスーとそれを折檻する上司の、両者の間に立ち、苦しんでいた立場だと思います。 だって、WW2では独様の上司だったナチス政府は、ユダヤ人虐殺をしましたが、それって「独様がそれをやった」ってことになってますか? もしデンが折檻をしたことになるならば、本来はそっちも、そうなってなかったら、辻褄が合いません。 上司=必ずしも国民じゃないですよね。ましてやデンの場合、すぐやり過ぎに気付いて、自分の上司を追放しているのです。 ●ノルもデンも、WW2の最後の最後、日本に宣戦布告しました。 実際の戦火を交えてませんので、枢軸側が負ける予想が大体つき、連合国に協力した戦勝国側として見なされないと戦後補償してもらえない、という思惑が大きかったため、そうしたのではと思います。 戦後、英国が、デンとノルを複数の要因から、戦勝国側と認めました。 フィンも枢軸から寝返り、日本に宣戦布告しています。ですが一度はナチスに加担した上、渡りをつけるのに失敗したフィンは、敗戦国と見なされ、露っ様に多額の戦後賠償を負わされ、国際社会からの同情も失ってしまいました。 この時の要領悪いフィン、可哀想になぁと思います。 どう考えても、戦勝国露っ様の方が酷く、しかもスーに見捨てられ、追い詰められての参戦だったのに。 この時の戦勝国、結構、極悪です。 ●デン人の特徴ですが、北欧のラテン・北欧の陽気な商人などと言われる通り、スカンディナヴィアでは唯一明るい国民性。これは西欧との蝶番、そして貿易港だという土地柄ゆえと思われ。シャイだけど、一緒に飲むとすぐに心を開いてくれるようです。 権力を振りかざされるのが嫌いで個人主義的。「○○大学より××大学の方がレベル高いんでしょ?」みたいな会話をとても嫌がります。 性には非常にフランクで、国民の7割が浮気経験者。欧州初、ポルノ解禁したのは、仏兄ではなくデン。 同性愛者同士の結婚も早々と認め、世界初の性適合手術を行ったリリー・エルベもデン人。 国民500万人なのに、1000万本のビールが一晩で消えるほどの酒豪。 平均身長は蘭国に次ぐ世界2位。土地が平らなので自転車大国。 ウィンタースポーツは、ノル国の山に行かないと出来ないので、強くない。 税金が高く、その分倹約家。 男女同権なので、割り勘は当然だと思っているそうです。 大学を出ると、子どもは家を出るのが当たり前。その分、親子の絆が薄いのが悩みだとか。 毎日の料理は、オープンサンドとかビスケットとかワンパターン。その代わり男女とも家事をやります。パンやケーキを自分で焼ける男性も少なくないとか。 後、デン人に散歩行こうと誘われて信用はするな。奴ら三時間は軽く歩くぞ。と、住んでた方に力説されました。 ●「隠れさせてくれる背中がなかった子は、人見知りが出来ない」は、実は養護施設に関わった時の実体験。 幼少時に親からの特別な愛を貰えず、全入所児童に平等の愛しか貰ったことがない子は、誰のことでも無警戒に信じ、しかも人と自分との境界線が壊れてしまっています。「人見知りが出来ること」は、親やそれに代わる特別な人の愛を受け、守られて育った証です。 施設の子たちは、見慣れぬ大人が施設に来る度「この人は自分の特別になってくれるんじゃないか?」と、我先に猛アピールしてきます。 勿論、そんな人(その子だけの里親や養い親になってくれる人)は殆どいませんので、結果、大人になるまでに、繰り返し心に傷を受けることに。 デンとフィンの性格描写と「デンの自己主張の強い性格は、地理的環境による渡世術」という言葉から、私はすぐこれを連想しました。 この二人は地理的にも、西欧大陸や露っ様に面していて、隠れさせてくれる背中がありません。 ましてデンは生まれつき長男で、誰の背中を見て育ってきたか全くの不明。 傷だらけになって道なき道の先頭を歩く者が、一番道を誤りやすいのは、当然ではないでしょうか。 だから、スーやノルやアイスから見たら一見無節操なほど、愛想が良くなければ(やたら橋をかけたり、酷い侵略の仕方をした相手と友好条約を結んだり…)デンとフィンは生きてこられなかったのだ、と思っています。
    17,015文字pixiv小説作品
  • サタデイモウニング

    とても久し振りの更新になってしまいました。停滞中にも関わらず、評価やブクマ等頂けて嬉しいです。ありがとうございます。/歪み無く丁諾です。デンちゃんは出てこないので悪しからず。冬は苦手です。寒いので。誤字脱字等あればご一報頂けると嬉しいです。日本語が下手なのはデフォなので突っ込んじゃ嫌です。突っ込むって、性的な意味じゃないです。
  • Arvefjende(宿敵)

    West of the Moon(前編)

    キール条約の締結したナポレオン戦争直後の頃の、史実ベースの完全創作。 今度はノルが女の子に変身。 性を連想させる場面がありますが、直接的な描写は使っていません。 題名は「太陽の東 月の西」East of the Sun and West of the Moon から、32文字以内にしろという規定があるらしいので、仕方なく後半部分(月の西)だけ用いました。 これはノル国の美しい民話の題名。 白熊に身をやつした王子が、ヒロインと一緒に暮らすけれど、ヒロインが約束を破ったために、王子が継母に攫われてしまい「太陽の東 月の西」にある城へ王子を捜しに行く…という、幻想的な冒険物語です。 デン国の画家カイ・ニールセンが、この物語にイラストをつけていますが、これがもう、魔性じみた妖艶さ、美しさ。 でも小説の筋自体は、アンデルセンの「人魚姫」がモチーフ。 また「ゲルダ」はアンデルセン「雪の女王」の、幼馴染の少年カイを助けに、雪の女王の城へと向かう小さなヒロインの名。デン国では一般的な名前です。 この三つの話に共通しているのは、いなくなった男を、女の方が探しに行く、という点。 気まぐれな妖精のようなノルと、非常に兄思いのアイスと、彼らに振り回されるようでいて、実は思いっきり彼らの運命を振り回すデンとを書きたくなったので。 人魚姫の愛を「無償の愛」と表現する人が多いんですが…うーん、私はそう思ったことないな~。 人魚姫は、人間の男だけが自分に与えてくれるはずの「結婚」という最高の対価を王子に求めて、地上を目指したんだと考えてます。 「王子にもう一度逢いたい」というのは、特に王子のためになりたいから、とかいうのでもなく、人魚姫自身の一方的な願望であり、片思いです。 王子は、結果的に人魚姫を幸せには出来ないものの、悪いことをしてはいません。 人魚姫にナイフで刺し殺されたとしても、一体、自分の何がいけなかったのか、全く理解出来なかったでしょう。 原作では、王子は人魚姫に「男物の」乗馬服を着せて連れ歩きます。素性の知れぬ娘を、弟か妹のように慈しみはしたものの、王子は人魚姫に微塵も「女」を感じてはいませんでした。王子が一目で恋に落ちたお相手は、王子と同年代、同じ王族出身の女性でした。 王子は、自分の身分や相手の恋心を利用して、妹のような少女に手を付けたりしなかったのですから、寧ろ気高い青年だとすら言えます… 人魚姫の一世一代の賭けは、無残にも失敗。 巨額な支払いだけが、可哀想なことに、何もかも失った人魚姫の手元に残ってしまったのです。 ちなみにアンデルセンが「人魚姫」を描いたのは、ドンピシャでこの時代。 ドイツ民話を編纂したグリム兄弟の物語類とは違い、アンデルセンの童話は、デン国や海外の民話を元にした話ではなく、殆どが完全に彼の創作です。 また「国」が魔法を使えるならば、困難が起きても魔法で解決出来てしまう気がするので、敢えてノルは「自分の利益の為の魔法は使えない」という設定に。 私が「国」なら、魔法で何とかなるなら魔法で独立し、国家破産も魔法で何とかしてます… ノルもデンも、血の滲むような困難の中、自分の道を切り拓いていった国です。 デンとスーのarvefjende(宿敵)に対し、デンとノルの関係はtvilingrigerne(双子の兄弟国)と呼ばれています。 イラスト北欧史エッセイ「でん伝。」を描いたので、もし、今どの辺りの話か解らない!と思う方は、そちらと照合してみて頂ければ、何となくその前後の事情や、その国の精神状態の想像がつくかな~と思います。 それとも下手すぎて余計混乱するか、まあどちらかです(投げやり)。 ただ「でん伝。」は、全くそれらしき描写がないのにR18指定。18歳以下の方は、ごめんなさい。 魔法繋がりでアレですが、もし北欧五兄弟がハリー・ポッターの魔法学校の生徒になって組み分け帽子を被った場合、私は、デンはグリフィンドール寮に配属されるだろうと思ってます。 前向きで明るく勇敢で、どこか傲慢。 始終、規則を無視してドラゴンを巨大化したり、スーの制服にいたずら専門店で買った玩具を仕掛けてみたりして、マクゴナガル先生の頭痛の種になってそうだし。 それに何といっても、シンボルカラーが国旗の色と同じ真紅。 冷徹で思慮深いスーは、レイブンクロー。 シンボルカラーが青ってのも、ぴったりだと。 地道で誠実な努力家フィンは、間違いなくハッフルパフ。 皮肉屋で魔性じみた雰囲気を持つノルは恐らく、スリザリン。 国民性はまた違いますけれども、キャラだけ見た場合の話です。 「お兄ちゃんと言え~」とこっそり弟に呪いの呪文かけてそうです^^; アイスは…スーと同じレイブンクローでしょうか。 デンの、ユトランドへの植林については、一兵士だったエンリコ・ダルガスの主導で進められた農業改革を、内村鑑三著「デンマルク国の話」に書かれている通りの流れで、忠実に再現してます。 「デンマルク国の話」では、農業改革が始まるのは、この後、デンがプー様や貴族さんに襲われて(シュレスウィヒ=ホルスタイン戦争)からの話になってますが、実際の農業改革は、キール前後辺りから既に進められてきていました。 「デンマルク国の話」の内容自体、史実とは細かなズレがあるので(ダルガスが言ったんじゃないフレーズも、彼が言ったことになってたりとか)農業改革の流れも、少し史実とは違うかもなんですが、この小説に関しては、あくまで史実の再現ではなく「デンマルク国の話」の再現だと思って下さい。 NHKの「世界ふれあい街歩き コペンハーゲン編」 もし再放送されましたら、是非お薦め^^ デン国の人たちがとても明るくて気さくで、魅力的だということが、物凄く伝わって来ます。 DVDを買うと、ちょうどノルのベルゲン編とセットになっていて、見比べると、やっぱり国民性的にデン国人の方がお茶目で親しみやすいなと思いました。ノル国人はちょっとシャイでぶっきら棒、それもまた魅力的^^ 後編は、まだ書き上がっていないので、暫くお待ちください^^;
    20,285文字pixiv小説作品
  • two weeks

    夏の暑さにやられてこんな妄想になりました。あんことノル君の夏休みに起こった不思議な出来事。ノル君は結局謎すぎるというのがFAです。詳しくは1ページ目に。■タグありがとうございます!彼シャツ彼パンツ彼エプロン…///
    15,008文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    Sneedronningen(前編)

    第二次シュレスウィヒ=ホルスタイン戦争直後を主な舞台にした、完全創作。 青獅子組です。 題名はアンデルセンの童話「雪の女王」の原題。 雪の女王に、城に拘束された少年を、幼馴染のヒロインが探しに行きます。 アナ雪の元になった話ですが、内容は全く違います。 私は断然、アナ雪より、このオリジナルの方が好き。 エスト国の、露っ様との国境の街ナルヴァ河のほとりに佇む城。 かつて美しいバロック調の佇まいを誇り「バルト海の真珠」と呼ばれたナルヴァの街は、WW2で露っ様に無残に破壊され、共産圏特有の、味も素っ気もない街に変わってしまいました。 それでもエストがせめてこれだけはと再建したのが、13世紀にエストを支配したデーン人が建てた、ナルヴァ城。 現在は観光名所で、博物館になっています。 多くの列強に囲まれた少国で、暗い歴史を持つエスト君は、調べてみると絶句しかけるほど、デン支配時代の面影を大事にしていて、青獅子の紋章もそのまま、デンが残していったタリンの街並みもそのまま。 デンが付けて行ったレヴァルという首都名も1917年まで用い、その後その名をタリン(デーン人の城)と付け替えました。 そしてナルヴァ城は一度壊滅したものを、わざわざ再建しました。 デンに一方的に支配され、しかもその後デン自身は一時消えかけるほど落ちぶれてったのに、その間ずっと、エストはデンの統治時代の遺物を大切にしてた。 我が国日本さんも、デンより大人しいと錯覚しがちですが、約260年の引きこもりから回復するや、破竹の勢いで多くの国々を支配してった国。 WW2期のタイムマップ見ると、その短期間のとてつもない勢力に驚愕。 そして戦後70年経った今、どことどこを征服してたかなんて、学校で教えてすらいません。 それでも私は、仕事で湾嬢の家に行った時、日本統治時代の元総督府や駅等が、今も当時のまま、そこかしこで大切に使われているのと、湾国の方々の「日本人」への優しさに触れ、思わず胸が熱くなりました。 私の曾祖父も湾家の教師で、戦後は引揚者。栄養失調と衰弱で、5人家族は祖国の地を踏むか踏まぬかうちに2人に減りました。 今となっては統治時代の様子など判りませんから、支配民族として嫌われてても仕方ないと、覚悟を決めてたので。 ”Scandinavia and the World”という、北欧人目線の国擬人化コミックがあるのですが、これを書いているのはデン人(作者:Humonさん)らしく、英文を何とか読んでみると”Goodbye Norway”という題のコミックが。 以下、英検2級の私のブロークン意訳、それもうろ覚えです。 …頼むから準1級以上持ってる頭イイ誰か、このコミックを翻訳して頂戴よ(本音) 「今回のコミックは、私に似合わず涙がちになりそうです。 ノルがデンの元を去って数多の年月が過ぎました。ノル国では毎年、独立記念日を華やかに祝います。 その人々が自由を得て喜び、デン国を憎んでいるのかと思い、私はノル人の看護婦さん(作者は長く入院してたらしい)に、デン国の統治時代をどう思うか、訊ねてみました。 すると彼女は言いました『デン統治時代はとても良かった。デンは王のいない間、ノル人の王を立てさえもした』 ああ、この言葉はどんなにデン人の心の癒しになることか! …すみません、やはり今回、私は湿っぽくなりがちです」 読んで私も泣きそうになったのですが、デンはノルのことはこれほど好きで、この件になると、いつも楽観的なデンが恐ろしくナイーブ。…キールから200年以上を経てもです。 独立記念日の祝典には、ノルでなくても「他国からの長年の過酷な圧政から解放され…」的なことを言う、デンにはそれすら密かに堪えていたのでしょう。 ノル目線から見た北欧が解るサイト「ほっこりしない北欧案内(執筆者:へレンハルメ美穂)」によれば、デン支配は随分緩かったらしく、ノルの方も陽気なデンが大好きとあり、嬉しくなりました。リア充は爆発してりゃいいと思います。 スー支配はWW2の時のあれこれと、スーのスノッブさから、ノルには若干複雑な感情が残り、年輩の方はあまりスーをよく思わず、皮肉を言い合う仲に。 でもノルがリッチになった今、釣り合いが取れ、何だかんだ良き隣人のようです^^ フィンとノルとは言語圏が違うこともあり、お互いをあまりよく知らない。 アイスのことは、よく解らないけど素朴で良い国だと思ってると。 ただノル以外の植民地となると、そのデンももう十羽一絡げ状態。 今回の小説は完全にフィクションですが、青獅子組は、私は北欧諸国とデンの関係と同等位に気になって仕方ない、唯一のCPでした。 デンが支配した国々は、北欧の4カ国以外にもありますが、他は眉毛君とか仏兄とか親分君などはデン以上の凶状持ちに育った…とか、現在そこそこうまくやってるってことで、いいか…って思ったんですが、唯一私の心に引っかかったのが、エスト君。 エストはフィンと同じで、他国を侵略したことがなく、ひたすら他国からの支配を受け続け、家の防御に終始。 特に露っ様との戦いの時は苦しく、ナルヴァ城を拠点に独立をかけ、激闘しました。 現在、フィンと並んで世界1~2位を争う、学力の高い国。 デンが一番ブイブイ言わせてた時代に、理不尽な理由で自由を奪われ、北欧に入りたいって言っても無視されてるのに、デンとの繋がりをこんなに大事にしてる。 そのこと、デンは薄々でも気づいてるんだろうか、と。 だってエストは独立してから自分の首都に「デーン人の城」って名付けたんです。もし何とも思ってないとしたら、デンも罪深いなぁ…と。 まるで、遊び人だった最初の男を、忘れることの出来ない女の子みたい、ちょっとだけ気づいてあげてよ…と思ってしまいます。 SATWでも、エストのことは「あの手この手で北欧に入りたがる面白い国」位の位置づけ^^; 日本はデン以上に、他国の植民地になった経験が一度もない国。 征服された側の気持ちは正直、解ったふりしか出来ません。 …しかも時代が中世。エスト人に、デン統治時代がどうだったか訊こうが、返事が返ってくる気もあまりしない。 デン支配に対するエスト人の思いが不明な以上、エスト君に無礼なことを書いているかもしれません。 とりあえずその部分は今回、完全フィクションだと、重ねてお断りしておきます。 「雪の女王」に登場するラップランドという地名を、時代柄と、アンデルセン自身がこの呼び名を使っていることから、今回そのまま用いました。 実はこの語には差別的な意味があり、現在はこの地は「サーメ(サーミ人の地)」と呼ばれてます。 サーミ人という、モンゴロイド系の人々が住む地を指すのですが、彼らはノル人からもスー人からも、ごく近年まで酷い人種差別を受けてきており、その差別は今も完全消滅してはいません。 ラップランドという地名自体にも「僻地」という意味があります。
    28,536文字pixiv小説作品
  • APHパラレル「星に願いを」

    【APH】星に願いを・4

    【http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=513237】の続きです。 次あたり18指定がつきますが、そこをすっとばしてもなんとなく話が分かる感じにはなってるかと。 18歳未満の方へのすっ飛ばし先→【http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=515212】すっ飛ばしの場合はめっちゃ朝チュンになってますけどご了解のほどを。
  • Arvefjende(宿敵)

    落日

    スーVSデンのスコーネ戦争(1675~79年)を題材にした史実ベース。 読みは「らくじつ」。第三者目線。流血・暴力表現あり。 ●「白夜」でも、1658年のスー国のデンの首都侵攻という、同じ場面を描きましたが、より史実に近づけました。 北欧五人を全員複雑に絡ませた話、スーとデンの壮絶な闘いの場面を書きたいと思ったら、北欧史上最も激しかったこの戦争に落ち着きました。 特にルンドでの会戦には、勝利を掴みかけたデンが、スーの騎兵隊の来襲で大敗北する劇的な展開がありました。 ●この後起こるナポレオン戦争→キール条約で、スーに譲渡される事になるノルの、デンの属州としての立場を、ノル家の戯曲家イプセンの「人形の家」からイメージ。 この戯曲はノルのスーからの独立運動の最中(1879年)に書かれました。 世間知らずの妻を溺愛する夫にペットのように甘やかされ、幸せそのものの主人公ノラは、夫のエゴに気付き愛が醒めた時、こう言います。 「亡きパパは私を人形のように愛し、次にはあなたがそうしてくれた。けれど私は人形ではありません。 私を何一つ出来ない女にしてしまったのは、あなた方の罪です。あなたと別れ、私はこの家を出てゆきます」 これそのままノルの心の声に重なります。父親はデン、夫はスーかな。 デンとスーの支配を渡り歩いたノルは、露っ様から激しい弾圧を受けたフィンと比べたら、どっちからも高次の自治権を保障され、恵まれた境遇でしたが、今も二強国シンドローム(特にスー国の)からは抜けきれないようです。 「ストックホルムの月が綺麗だった」とノル人に話すと「オスロから見た方が綺麗」と言い出すなど。油田の発見で少し溜飲下がったみたいですが。 ノルがやっと首都オスロ(旧クリスチャニア)に大学を建てたのが、キール条約の三年前。 ノルはデン支配時代については、その点以外は高く評価していますが、敢えて弱点にスポットを当てました。 二者の関係は良好で、デンはスーとの激戦中もノルの造船や鉱山を積極的に開発、首都を整備し、一流の海運国家に押し上げ、一方ノルはデンに木材を提供し、理想的な協力関係。オスロは1924年まで、デン国のクリスチャン四世の名を取り、クリスチャニアと呼ばれてます。 一方、デンに同盟を申し出ては、肝心な時に「中立」を盾に梯子を外すスーの、如才ないけれど非情な態度を見て恐れをなし、ノルは1905年、遂にスーから独立。 その後スーはWW2で、連立を組んだノルからの救助依頼を拒絶、フィンからの依頼も拒絶。中立という賢い選択を取りながら、双方から幻滅される立場になります。 ●「人形の家」は、我が日本さんの家では明治44年、島村抱月の脚本・松井須磨子のノラ役で初演。大ブームと女性解放運動旋風を巻き起こします。 ところが須磨子を溺愛したパトロンの抱月は程なく病死。譲り受けた劇場の経営に失敗した須磨子は孤独に耐えかね自殺。こちらの「独立」は、悲劇で幕を下ろしました。 ●ノルちゃん可愛い。クールに見えるのに、実は意識してないと口半開きキャラってことを知り、猶更好きに。 フィンとデンの会話するシーンは勿論史実ではないですが、この組み合わせが好き。 デンから腐要素を除去しましたが、これは私が「可愛い女の子が好きなタイプ」の男性が好きなのと、国民の3人に1人は浮気経験あり、陽気で酒飲みで官能の女神を国歌に用いるデンの国民性から、女性遍歴の多いタイプを連想したので。 ●「蘭様の家の女の子と交際していた」はクリスチャン二世(例の「折檻」した人)がデュヴェケという蘭人少女と愛し合っていたこと(彼女の母が政治介入し揉めた) 続く四世が、女性遍歴華やかなことから。 陽気で酒飲みで女好きで人間らしい四世は、今もデン国で一番人気の王。 二世の「浴血」にはデン人たちもヒイたらしく、この王と軍は追放・幽閉されています。デンはデンなりに、この件その場で裁いてるんです。 奇妙なのは、二世の王妃イザベルをwikiで調べると、ストックホルムの浴血で一日に殺された数600人とあるんですが、私が調べた文献類では、いずれも犠牲者は多くて80~100人前後。 「浴血」でwikiしても100人…どゆこと? ●「北欧のラテン」と言われる陽気なデン人に比べ、スノッブでストイックで「北欧の貴族」と言われるスー人。 「みっだぐね」は基本姿勢なのかな。 ●カール十世(スー国)「フレデリクよ、今こそスウェーデン語で共に語らん(氷上進攻時)」 フレデリク三世(デン国)「余は、余の根城で果てる(首都侵略された時)」 この応酬は史実。 武威の王カール十世の、突如和平条約を破ってデンの首都侵攻した理由が「デンが蘭様と仲良くしそうだから」ってのは史実。 氷上進攻され、敗北して消沈し低姿勢に出ていたデンを、その口実で横暴にも和平条約を引き裂き「おめは、やっぱうちさ来」と命じ、パニックに陥れたことも史実。その位なら死ぬと叫んだフレデリクの言葉通り、デン側の抵抗は猛烈を極め、カールは撤退。 だが浮気を疑うと問い質す前に叩きのめす(?)激情型のカール十世は、作戦再考中に、突然の熱病に罹り38歳の若さでスコーネで死去。良くも悪くも前のめりな人生でした。 スーもまた、デンから奪い取った領土で次々起きる激しい反乱を、血塗られた「折檻」をもって武力鎮圧し、対外的にも、全くの抜き打ちでデン家の首都に乱入することまでやってのけ、ノル家にも攻め入り領地を剥奪します。 大北方戦役の時スー王カール12世は ポー・露・デンに闘いを挑まれると、一番引腰なデンを捕らえて序盤でぶちのめし、俄然やる気な他の二国に「俺様に挑むとこうなるぞ」と晒し脅迫。怖… 対し、デンは奪われた領土を取り返そうと、スーに絶望的な闘いを再三仕掛けはするものの「折檻」以降はその都度宣戦布告し、スーの首都に踏み込み征服しようとまではしてません。 ●この頃は、とっくに銃撃戦の時代ですが、面白味ないので剣にしました。 ●ツンツン漫画の真相。 デンは、鎖国体制に入った日本さんに、1639年クリスチャン五世の親書を携えて会いにゆき、蘭様にディフェンスされてます。 その前の四世の時(1643年)にも、デンは日本に接近。 ただこの時期のデンは最盛期。東インド会社を設立した蘭様に張り合い、植民地候補を物色してた時期なので、日本さんには、会っても芳しい結果にはならなかった可能性が。 1846年、ペリー来航の7年前に、ガラテア号が浦賀に来航、日本の政府要人と話し、ビレ提督という人がその記録を残し、日本人も初めてデンの国旗を目にしました。 デンは結構、引きこもりの日本さんの周りをウロチョロし、興味津々だったみたい。 タグ・フォロー・BMその他有難うございます!タグいつもゆとりなくてスミマセン。
    25,353文字pixiv小説作品
  • 大好きな人の隣でそっと微笑む

    あんこの好きなところをあげだしたらキリがない。 綺麗なブルーの瞳は澄んでいて、大きな口はいつも弧を描き、その元気のよさは周りを明るくし、長男のくせにどこか甘えん坊で。 それでも、大事な時には助けてくれる頼りになる人。 そんな人だから恋に落ちたの。 あんこに全力で恋してるノルちゃんがちょっと嫉妬しちゃったり、アップルパイ食べたりするちょっと短いお話しです。 【2/11 追記】 いっぱいタグを付けていただきありがとうございます…! とっても嬉しいです///
  • 雪解け

    丁諾で、とても切ないお話です。【なにこれ泣ける(;ω;)】のタグが付いてもおかしくないくらいには切ないので、ご注意ください。デンちゃんの惜しみない愛情を、上手に受け止められず別れを選んだノルちゃん…しかしそれを受け入れられないデンちゃんは…!!!■タグううううwwwwありがとうございます恐れ入りますすみませんんん(↑0↑)
  • すぃーとかふぇ えくすとら

    そのご

    それぞれのクリスマス。短めなお話よっつほど。タグがよくわからず…
  • Arvefjende(宿敵)

    The bold abduction(後編)

    あんこナイフ番外編のラスト。前編中編からどうぞ。 もう突っ込み所満載ですが…w デン国の中学の歴史教科書で、1943年のユダヤ人救出作戦については、小さな囲み記事でこんな感じ。 「丁人はユダヤ人を救った業績で有名だが、もし丁が1930年代に蘭国と同じくらい多くのユダヤ人亡命者に滞在権を与えていれば、救助活動は同じく成功しただろうか。ナチスがユダヤ人を抹殺しようとするのを積極的にサポートした丁人役人もいたことは忘れてはならない」 「カテガット海とオアスン海峡で亡命者を運んだ漁師がかなり稼いだと言うことも歴史の一つだ。亡命者一人につき、運ぶ値段は平均2000クローネ(日本円で65万円相当)だった」 デンは無駄に喋ってばかりのように漫画では取れますが、自分の善行に対してはとても謙虚。 どの国もが騙されてナチスに協力した狂気の時代に、国内のユダヤ人99%も国を挙げて救って「ん~でも、負の側面も多かったよ。その気があれば、もっと親切に出来たはずなんだよね」って反省点を大きくクローズアップし、未来の子供達に「驕っちゃいけないよ」と諭す姿勢は、見習いたいほど。 だって、丁国が国内のユダヤ人99%を救った代わり、他国からの亡命者を滞在させなかったのは事実ですが、この文に出てくる蘭様のお国は、残念ながら他の多くの被占領国同様、国内のユダヤ人だけで70%も死なせてしまったんですよ。 元ヴァイキングだろうと、この位、デン人は自分自身と向き合い自浄する力を持ってんだなと思います。 中編のキャプションにあるように、デンは「自分大好き」ですが、お祝いでもそうじゃなくても国旗を飾りまくっちゃうとか、そんな感じの可愛い「自分大好き」であって、多くの国のように、過去の善行にしがみついて自慢しまくったり映画化しまくったり賛美に浸ったりする様子は皆無。 あくまでユダヤ系の国民を救ったのは「同じ国民だから」「人間として当然」の位置づけです。 そのデンですが、今回はちょっとヴァイキング時代?折檻?を思わせる形で、 派手に大暴れさせてしまいました。ベラちゃんごめんね。 でもこの位しないと、ヤンデレ末っ娘ベラちゃんは堅固な壁を崩せないし、兄姉やリト君から愛されている自覚も、得られないと思ったので。 だってシベリアオオカミなんだもん。 リト国人は、非常に勤勉で頭が良い人が多いです。 ただ、問題になっているのは、鬱病率と自殺者の多さ。 やっぱりバルト諸国は、私の中ではちょっと暗いイメージが強いです。 雑学ですが、小説内でデンが使ったロープの結び方は「エイトノット」。どんなに力込めても絶対に緩まない。しかも解きやすい。アウトドア好きなら誰でも知ってる知識だと思います。覚えとくと便利ですよ。但し、人には使用しないことw あとデンは背が高いですが、サッカー大国であることを考えると敏捷だと思います。それに、日本のラジオ体操の元になったデンマーク体操ってありますが、バク転側転入ってきたりとか、結構動き激しい。 書いてみて思ったのですが、やっぱりノルちゃんが正妻ポジション(?)に落ち着いた… 意識してそう書くつもりはなかったんですが、キール辺りから、自分で書いたの読み返してみて「ほぅ」と思いました。 この二国、戦争したことないし、キールで別れた途端、ノルは独立をスーに宣言してるし、ナチスに掴まるのも、釈放されるのも、デンがいつもほんの少しだけ先。 NATOに入る時も一緒に申し込んだみたいで… 腐要素を加える気は全くなかったし今もないんですが、北欧史を読むと、ノルが、勝手気ままな夫に着いてゆく、ちょっと一昔前の健気な嫁さんみたいで、自由奔放なデンの後を、常に一歩下がって追っている様子なのが、とても愛しくなります。 そしてデンも、何だかんだノルが困る度に手を差し伸べつつ、リードしてきた感じです。 「ペール・ギュント」はノル国の劇作家イプセン(もう一つの代表作が「人形の家」)の戯曲。同じくノル国の作曲家グリーグが曲を書いています。 放浪癖・誇大妄想癖のあるペール・ギュントは、他人の花嫁を結婚式場から掻っ攫い、飽きると捨てちゃうような男なんですが、ソルヴェーグという純真な娘は、年老いても独り身のままペールを待ち続けます。今回の話、多分これの印象がベースかも。 「ソルヴェーグの歌」の曲も、ノル国の渓谷を思わせるほど神秘的で綺麗ですが、歌詞も、健気で美しくまるでノル自身の声のようです。 デン国の伝統工芸品はフレンステッドモビール。華やかに風に揺れ、全方向へ靡き、ちょっと強い風が吹いたり、触ったりすれば脆く壊れてしまう。 スー国はダーラナホース。堅実な木彫りの馬さんです。 なんか、二国の生き方を象徴してるなぁと思ってたのは私だけかな… スーはかつて、デンというモビールを「フラフラすると危険だ」と抑えつけ、ダメにしてしまった経験から、接し方を改めるようになり、 ノルは逆に「風に揺れるからこそ美しい」と思い、ありのままを愛してきた…というイメージです…史実に基づいた表現をすると。
    13,905文字pixiv小説作品
  • くにぐに

    冬の霜、真昼の空/へべれけリンゴの酔狂

    ドラウグデンとエルクノルのお話二編。ナッキフィンもいます。 表紙お借りしました→https://www.pixiv.net/artworks/118203553 あんまり怖くないの設定に踊りました。 ノル君はぎりぎりヒトの活動範囲での人外じみた酔っぱらいだと思うんですが、エルクさんなら木の上で脚だけ引っかかって逆さに寝てたり海辺で打ち上げられた魚みたいにうつ伏せになってたり氷のてっぺんのあと一歩で崖なとこで大の字になってたりするんですか……本当に……?
  • APHパラレル

    【APH】ぼくと猫のいる生活

    サイトで連載していたものです。 続きが書きたくなったので登場人物紹介といくつか先に始まりを載せておきます♪ 元々現ツイッタ―のフォロワ-様からアイディアを戴いて出来たお話です。 attention ・ノルちゃんが猫娘ちゃん(メス猫設定) ・スーさんともい(♀)ちゃんがナチュラルに夫婦 ・色々マニア向けかもしれない
  • APH・丁諾

    【APH】扉の向こう

    お題箱より「現代あんこ×中世ノル君」です。
  • うさぎの王子様【丁諾】

    サイトから引っ張ってきたもの。ノルくんお誕生日おめでとう。
  • Arvefjende(宿敵)

    夜鶯

    舞台はWW2。 今回は独さん目線。 題名の読みは「よるうぐいす」。アンデルセンの「ナイチンゲール」という、中国を舞台にした童話から取っています。 ●イルマ・グレーゼという実在人物が登場しますが、当時の伝説的誇張も含みますので、 あくまで史実はベースだと思い、後は調べて頂けると有難く思います。 本文中に入れた、主な出来事 ・WW2、ナチスによる独国の丁国、諾国侵略 ・丁国国王・政府・国民&典国政府の協力により、国内のユダヤ人99%を典国へ脱出&救出に成功 ・丁国王・ヒトラーへの手紙事件 ●スーさんの家に漁船で逃れることの出来たデンの家のユダヤ人たちは、スー家でとても親切にしてもらい、スーの家を「第二の故郷」と思っているそうです。 後にスーとデンは、露っ様と戦争中のフィン家の疎開児童たちを手分けして預かったりもしています。 ●デン国のクロンボー城(ハムレットの舞台となった)には、Holger Dansk(ホルガーダンスク)と呼ばれる英雄が眠っています。伝説によると、彼は中世フランスの武勲詩に出てくるデンマークの王子で、普段は眠っていますが、デンの危機になると、デン国を救うため、目覚めるのです。 デン国は本当に、一番つらい立場に置かれた時に驚くべき人間性を発揮する国で、この強さは何?と思います。 因みにこの時、波国やバルト諸国のユダヤ人移民は90%、蘭国や希国で80%が殺されてます。何故、独国とほぼ地続きの丁国だけが、ユダヤ人を見殺しにせず99%も全力で救ったのか、知った時は「凄い!」と鳥肌立ちました。 ●この時代のデン国王クリスチャン十世は、デン国被占領中、毎日市内を騎馬で散歩し、国民を励まし続けました。 散歩中、護衛はたった一人。独兵が驚き「王に護衛はいないのか?」と傍らで見物していた少年に訊くと、少年は胸を張り「僕ら国民一人一人が王の護衛です」と答えたそうです。 この「誕生日の手紙事件」は、ホント、笑っちゃいけないんですが笑えました。なんか物凄くデンらしい抵抗の仕方で。 ●「戦勝国」と呼ばれている米・英・仏でも、当時のユダヤ人難民は歓迎されることなく、特に、露でのユダヤ人への扱いは、映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観れば解る通り。 ●ナチス被占領初期のデン国は、英国の首相チャーチルに「ヒトラーのカナリア」と皮肉を込めて呼ばれるほどの、従順さを装いました。 日本の北欧史にも「ナチスに3時間で陥落した国」とのみ書かれていることが多くあり、非常に残念です。 ですが、ユダヤ系住民がゲットーに入れられ視界から隠される前に、彼らを忘れることなく、速やかに逃がし切ったのは、その「カナリア」でした。 北欧諸国はホロコースト対象者救出に積極的だったものの、99%救出させた国というのは、デン国の他にはありません。 一夜にしてナチス軍に侵攻され「独立国である名誉」より「人命」を優先したデン国は、これ以上の犠牲を出さぬうちにとすぐ投降し、速やかにユダヤ系住民を国外に逃亡させるという次の行動に出ました。 これはナポ戦時代、英国に中立姿勢をとがめられ抵抗を重ねた為に、首都を徹底的に破壊され、一般市民1200人が焼夷弾の犠牲になった、苦い失敗からです。 王も、最高責任者として常に堂々とあり、乗客たちが避難する前に船を離れるようなことは、一度たりともありませんでした。 レジスタンスによる派手派手しい破壊活動こそ、さほど多くなかったものの、国民全員が沈黙のうちにやってのけたことは、それ以上でした。 ●「ゲルマンのよしみ」「独国の隣人」だったから、デン国だけ穏やかな占領で、被害が少なかった…という説も言われてますがガセもいい所です。 ナチスが蒔いた投降を薦めるビラに『同じゲルマンだから大人しく降伏すれば手荒な真似はしない』と書かれてたってだけ。 何故ならユダヤ系住民の80%の犠牲を出した蘭さん(アンネ・フランクが独国から逃げて捕まった)もゲルマンな上、独さんの隣国。 被害を最小に食い止め得たのは、ひとえにデン国民(政府や王族含む)のずば抜けた民度の高さと団結力、そして隣のスー国が中立で、デンの必死の要請に応じてくれたため。 後は独人の駐在官が、リト駐在官だった杉原千畝氏並みの人格者で、デンの人柄をよく理解し、命を張ってユダヤ人たちの亡命に協力してくれたため。 それがなければ、デン国だって虐殺被害80%を超えたと思います。政府も、ナチス党の人間に取って代わられていましたので。 後に判明したのですが、デンが白人至上主義の頂点とされたノルマン人だったからという理由もあったようです。 この理由はこの時代の闇。別話で詳しく触れたいです。 地理環境は良かったのか悪かったのか…スー国が隣だったのは、勿論ラッキー。 但し、独国も隣。 監視船の回る海で漁船での救出は命懸けで、逃がれ損ねた500人の多くは、監視船に漁船を調べられた為に捕まりました。勿論、その際には逃亡を手伝った者たちも捕まりました。 他は、故郷への未練から亡命を躊躇しているうちに連行された者。一部には密通もありました。 それでもデン国は、占領下から手を抜くことなく独国に働きかけ続け、不幸な犠牲者を51人にまで押さえました。 ●今、その独様に橋橋橋橋作っぺ橋―。と顔見る毎に挨拶代わりに言い、友達アピールしているデンですが、これはひとつには、二度と独様を孤立させて、悪い虫を付かせないように…という、独様の先輩としての配慮の意味も大きいんじゃないかなと、私は思ってます。 デンの強引な押しに独様が断れないのも、この時の弱みもあるからではないかと。だって、自分がデンに捺印させた不可侵条約を、一方的に破って占領しちゃったんですもの。 若く真面目一徹な独様の、カルト上司からの見事なまでの洗脳されっぷり、気の毒ですらあります。福祉方面では、北欧諸国の師範格だったのに… ●「海燕」キャプにある参考文献「ユダヤ人を救え!デンマークからスウェーデンへ」の著者は独人女性。当時の関係者に著者自身がインタビューし、細密に書いています。 「デンマーク ユダヤ人」でサーチするだけでも、この救出劇に触れた幾つもの記事がヒットしてきます。 ●デン国教科書は、独に高額な賠償請求をした仏に対し「絶対私怨入ってる額だったよね。当時の独人は餓死寸前で気の毒だったよ」 日本に原爆を投下した米国に対し「別に原爆落とさなくてもねー。どんな言い訳したって世界最強国だと手っ取り早くソ連に示したかっただけでしょ」と、非常に辛辣かつ冷静。枢軸の捕虜になった国にも拘らず、連合が正義だとは決して書いてない。これが、戦の酸いも甘いも嚙み分けて、戦の世から一線を引いた中立国の思いなんだな、と思います。 ●デンが誕生したと言われる900年代頃、我が国日本さんは「源氏物語」を執筆。 政治・哲学、多要素を持つ大河小説ですが、腐女子的エロ妄想小説の走りでもあったり… うーん、今日まで歪まないキクオリティ。 時代設定が設定なので、グロとも暴力とも言えないかもしれませんが、人によっては恐怖を感じる場面があるかと思います。お気の弱い方は避けて頂くのが無難だと思います。
    17,591文字pixiv小説作品
  • I en drøm

    I en drøm Ⅰ

    いつか書きたいと思っていたアンデルセンパロに、ついに手を出してしまいました!もう何番煎じかわかりませんが丁諾で「おやゆび姫」パロを投下させて頂きます。少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。■タグありがとうございます^///^あたしにはもったいない程のお言葉を頂けて、舞い上がってますw
  • 退屈だった日

    ショタに魅力を感じてしまいまして…。 恋とかまだ分からないけど、相手の事を好きだって思ってる事は分かってる、そんなショタデンノルちゃんが可愛い。

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北諸兄組
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