概要
二人は元々とても仲の良い幼馴染だったが、中学校の入学式で起きたある事を切っ掛けに顔を合わせれば喧嘩ばかりするようになってしまった。
だがその喧嘩の内容がバカップル、はたまた熟年夫婦とまで比喩される程の痴話喧嘩っぷりだった為、pixivでは放送当初から百合夫婦タグ付きの絵が量産された。結論はふたりともツンデレ。
その後も安定した人気を築き、百合キュアの中でも大人気カップリングの一つとして今でも君臨している。また、後述のようにメガミマガジンで名誉ある(?)功績を達成した二人でもある。
インタビューにて
初めての夫婦発言
TVぴあ2011年4月13日号に掲載されたインタビューで彼女たちを演じた2人は
「テレビ版の収録が始まってすぐ映画版の収録に参加したんです。感動したのは、これまでのプリキュアシリーズに出演してきた皆さんがコンビで決めゼリフを言う時、久しぶりの収録なのにピタッと息が合っていたことです。長年連れ添った夫婦みたいに!」
「私たちはきっと、亜美ちゃんが元気いっぱいな旦那さんで、私はそれを支える奥さんかな。」
「目いっぱい甘えさせていただきます(笑)。私もすべての話数の収録が終わる頃までには、ときには折笠さんを助けられるぐらい成長できているよう頑張りますので。」
「今も亜美ちゃんの優しさに支えられています。こちらこそ、これからもお願いします!」
と話している。
家族発言
TVステーション2011月6月11日号に掲載された折笠さんのインタビューでは
「何か行動する前に、最終的に背中を押すのは、奏ちゃんの役割かなと。セリフに母性を感じることもあります。でも、いつも奏ばかりがお母さん的な立場でいるわけではないんですよ。響と奏、それぞれが時に姉であったり妹であったり、時に家族であったりしながら、支え合っているんです。お互い、いつも必ずそばにいて励ましてくれる大切なパートナーなんです」
と二人の関係について語っていた。
そして、数ヵ月後……
アニメ!!パンチ
2011年10月31日の日刊スポーツに掲載された「アニメ!!パンチ」に映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディが特集された。
「リズムが1歩引いたところで見守っていますね」との質問に、折笠さんは「放送が始まった当初から、メロディがお父さんでリズムがお母さんなんですよね。エレンがビートに変身して、女の子らしさが強くなった。リズムに母性が表れてきているんだと感じます」と答え、小清水さんは「リズムはいつもメロディが一番欲しい言葉をくれるから、メロディも真っすぐ貫ける。実は後ろからギュウギュウ押してもらっていると思う」と答えた。
舞台挨拶にて
『映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ』の舞台挨拶では「メロディとリズムの絆が深まりましたね」との質問に、響役・小清水亜美さんが「夫婦愛だね」と言うと、奏役・折笠富美子さんが「やだ、あなた」と照れながら返した。アニメ本編でエレンの学校の心配をする響と奏のシーンで小清水さんは「なんとか学校に入れてあげたいよね、母さん」というような会話をアフレコ現場でしたという。
クライマックスで描かれる響と奏の絆について2人は
「自分も笑顔でもう一度接したいけれども、自分よりなによりも早くリズムを助けたい!大事な人を失いたくない!って気持ちで演じていました。そんな力ってすごいなって」
「わたしも変身したリズムとして「ひびきぃー!!」って叫ぶっていうのがプリキュアをちょっと超越しているというか、なんて言うのかな、うまく言えないんですけど…」
「愛だね」
「うん、愛なんですよ!」
と語っていた。
『映画プリキュアオールスターズNewStageみらいのともだち』の舞台挨拶では「どうだい母さん」「ウチはファミリーなので、お父さんに従っています」という言葉があったらしい。実質的に中の人公認である。
ひびかな恐るべし。
ラジオ番組にて
奏結婚して発言
加えて公式からはやや離れるが、「俺の嫁」をキーワードとしたトレーディングカードゲームであるChaosTCGのインターネットラジオ番組「ChaosTCG おれよめラジオ」において、パーソナリティの小清水亜美さんによる「奏結婚して!!」なる発言が確認された。
なお、詳細としては第124回(2011年11月22日更新分)において、回ごとのテーマ(第124回は音楽)を俺の嫁とするために競うコーナーにて勝利した小清水さんが、「某メロディ(前後の文脈からおそらく、というかどう考えてもキュアメロディ)さん的に」とのフリで音楽へのプロポーズを
「わたし、音楽の包み込むような優しさとかパワーをくれる感じが、本当に大好き!だから、わたしと、結婚してっ!!」→教会の鐘の音SEが数秒間
と見事に決めたのち、
「まあ本当はね、やっぱりここは「奏結婚して!!」って言いたいぐらいなんですけどね」
という「前者の「音楽」に後者の「奏を代入せよ」」と言わんばかりの本音を吐露しており、某掲示板群においては作中の建築物である調べの館を教会に見立て、実際に上記のような完成版のプロポーズを響が奏に対して言い放ったのち、後期オープニングが流れ始めるという、最終回エンディングの理想形の一つともいえるようなMADまで作成された。
自重しながらもやはり意図は伝わるあたり、中の人公認の百合夫婦、重ねがさね恐るべし…。
大好きだよ奏発言
そしてまた「ChaosTCG おれよめラジオ」2012年5月1日配信分では、やはりと言うべきか、小清水亜美さんが「いつも、そばにいてくれて、柔らかくわたしを包んでくれて、それがなんか当たり前になってたけど、最近やっぱり思うんだ。あなたが必要だって。大好きだよ奏!」と言い放った。この回のテーマは「ジャージ」にも関わらず…。
ちょ、ちょっと小清水さん!?
本人はジャージと言いましたと言っていたが…。
ちなみにスイートプリキュアの最終回の収録のときにスタッフたちに記念に贈られたものはプリキュアのプリントつきのジャージ(非売品)であった。
奏のことは愛してる発言
そしてまたまた「ChaosTCG おれよめラジオ」第199回2013年4月30日配信分では…。今回のテーマは魔法でラジオでの小清水さんの相方の是空とおるさんが小清水さんが「魔法」という言葉で連想したものを当てるというコーナーで
「魔法とはちょっと違うかもしれないけど…スイートプリキュア?」
「ブッブー!奏のことは愛してるけど、プリキュアじゃございませーん」
とさらりと言っていた。
キャラクターソング
『スイートプリキュア♪ ボーカルアルバム1〜とどけ!愛と希望のシンフォニー〜』に収録された『希望はつづく』はひびかなによるデュエットソング。
ストレートすぎる歌詞は、別名『告白ソング』とも呼ばれる。
同アルバムに収録されているイメージソング『キミがいる』と『スイートプリキュア♪ボーカルアルバム2〜こころをひとつに〜』に収録された『ずっと二人で』も響と奏を連想させる曲。
ベストカップル受賞
そんな二人が、メガミマガジンのベストカップル部門で2位に入った。
1位はあの二人だから仕方ないが、これはシリーズ初の快挙(?)である。
映画プリキュアオールスターズDX Blu-rayDXBOXにて
初回生産限定版の特典の声優座談会「キラキラkawaii!プリキュア大集合♪オールスターズDX♡ミーティング」では小清水亜美さんが歴代の先輩たちの前で思いっきりのろけ発言をしている。
ただし公式で「恋人同士である」等と明言されたわけではない。あくまで二次創作なので注意。
関連イラスト
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他の作品での「響と奏」
戦姫絶唱シンフォギア … こちらの奏は、なんと第1話で響を庇い殉職という運命に(その後も回想で登場はしているが)。他にも色々と『スイプリ』との接点多し。
BLOOD+ … 主人公の双子の姪として登場、姉が「奏」で妹が「響」(アニメでは名前が出ず、後に小説版で判明)。時系列的には一番最初の「響と奏」。