キュアレジーナ
きゅあれじーな
概要
シリーズ恒例の憎めない美少女敵幹部であり、衣裳が本作のプリキュアをダーク仕様にしたよう。
加えて、ストーリー中盤では相田マナの影響を受けて改心しかかっていたために、ファンの間ではレジーナはキュアパッションやキュアビートのような寝返り枠ではないかと予想されていた。
期を同じくして追加戦士・キュアエースの存在が知られていたため、キュアエースの変身者がレジーナであるという予想は根強く存在した。
しかし、23話でエースとレジーナが別々に登場したためにその予想は覆され、レジーナは再洗脳されて敵幹部に舞い戻ってしまう。
しかしその後も、彼女の中で父と友達の愛で葛藤する姿や、キュアエースの変身者・円亜久里との因縁が描かれ続けた。
そのため、エース登場前にも存在したレジーナがエースとは別枠のプリキュアになるという予想や願望が一部ファンの間で再燃し、プリキュア化したレジーナのイラストが増加した。
放送終了後も、その後のストーリーでレジーナがプリキュア化するという妄想は定期的に持ち上がるため、今後もイラストは漸増するものと思われる。
ストーリー上の結論
終盤の展開で、レジーナと亜久里が元はひとつの存在であったことが明かされ、二人は己の存在を賭けて戦うようになる。
これは過去作のダークプリキュアなどのポジションに近く、この時点でのレジーナはダークキュアエースとでも言うべきポジションである。
その後、キュアハートの説得を受けて、父・キングジコチューの心を返すためにプリキュアたちと共闘した。このポジションは、ストーリー最終盤で寝返り、共闘した敵幹部ということで満と薫、サウラーやウエスターに類似する。
最終決戦終了後、プリキュアたちは大貝町を守るヒーローとして再び活躍するが、レジーナも普通に参加している。他メンバーと区別されている様子もなく、最終カットの名乗りにも参加しているため、キュアハートたちの視点ではチームの一員に加えられているようである。
その一方で、校則違反を無視するなど、わがままなところはあまり変わっていない。
しかし、結局最後まで彼女は「キュア~」を名乗ることはなく、公式にはプリキュアとはみなされていない。プリキュアオールスターズNewStage3にもプリキュアとしては参加しない。
彼女は、本作のテーマである愛と自己中の葛藤を具現化したキャラクターである。
マナたちは、自己中な心を完全否定はせず、ジコチュー幹部を改心させはしなかったし、レジーナも真人間にしたわけではない。
一方で、プリキュアには教育面から絶対に悪いことをしないという不文律がある。
テーマを鑑みるに、彼女はプリキュアにならないほうがそれらしいといえる。
名前
タグとしては「キュアレジーナ」が機能しているが、トランプのカードではないためにキュアジョーカーなどの名前になっている場合もある。
ただし、ジョーカーの名は前作の悪役やサポートメンバーで使われているため、プリキュア名としては早くから除外されていたものと思われる。