平塚静

ひらつかしずか

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の登場人物。

プロフィール

主人公・比企谷八幡が通う総武高校の教師。

担当科目は国語、生活指導担当兼奉仕部の顧問で、八幡が「リア充爆発しろ（アニメ版では砕け散れ）」と書いた作文を提出したことから、そんな彼を矯正させるために奉仕部へと引き入れた。

年齢は不明だが恐らく30歳前後、外見は巨乳でカッコイイ系の美人なのだが、後述するように残念な面が多い。

口調はラフだが面倒見のいい性格で、よく生徒から相談を持ち掛けられるため、それらを奉仕部へと斡旋している。

自立性を重んじる一方で、熱血系の少年漫画やアニメ（特に「スクライド」）を見ているのもあって、拳で語り合うノリを好んでいる。

社会性に難のある八幡と雪乃は特に気に掛けており、他の生徒とは違った態度で接し、時折アドバイスをかけながらその行く末を見守っている。

しかし、屁理屈を捏ねる八幡に対して鉄拳制裁を加えたり、奉仕部への依頼に私件を混ぜたり、学校のパソコンでアニメを見ていたり、修学旅行中に宿泊施設を抜け出してラーメンを食べに行ったり（しかも途中で遭遇した八幡と雪乃を連れて）……と「教師としてそれはどうなんだ」と言わざるをえない振る舞いも多く見られる。

年齢もあって中々結婚出来ないことを気にしているが、ヘビースモーカーで酒癖が悪く、時折漫画やアニメのキャラクターの台詞やネタを口にすることがあり、ラーメンに対し妙にこだわりがある（トマト麺だけは苦手）……と見事なまでの残念な美人っぷりで、男運が決定的に無い。

そのため物語開始当初から彼氏の影すらなく、婚活パーティーも途中で追い出されるという有様である。

なので、結婚を連想させるモノは禁句であり、その手の話題になるとショックで泣いてしまう。

そして、そんな姿に対して八幡が「早く誰か貰ってやってくれ、でないと俺が貰ってしまう」と思うことがお約束になっている。

ちなみにメールなどの文面では、普段とはうって変わって恐ろしいほど丁寧な書き口になる。

しかし、内容まで丁寧かと言えばそうでもなく、やけに長文だったり、自虐的だったりする。