データ
いりょく | 75 |
---|---|
めいちゅう | 90 |
PP | 10 |
タイプ | いわ |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 相手全体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 3割の確率で相手をひるませる(第2世代~) |
わざマシン | 48(第1世代)、80(第4世代~) |
英語名 | Rock Slide |
概要
初代から存在するいわタイプの技。岩を雪崩のように激しくぶつける技であり、雪崩だからといって決してこおりタイプの技ではない。
第3世代までは単発威力ではいわタイプ最強の技であった。
初代では自力習得できるポケモンが存在せず、わざマシンのみでの習得という特別な技で、いわタイプは深刻な主力技不足に悩まされていた。
しかも追加効果が一切なく、命中率の不安もありあまり使い勝手はよくなかった。
わざマシンが消滅し、追加効果が加わった『金・銀』以降は少しずつ自力や遺伝で覚えるポケモンが増えてきた。
長らくいわタイプやじめんタイプ以外の習得者がほとんどいなかったが、『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』で教え技として復活。様々なポケモンが習得するようになった。
第4世代からは晴れてわざマシンも復活し、現在に至る。
単発威力だけなら「ストーンエッジ」の方が高いが、「いわなだれ」は命中率や追加効果の面で単純劣化ではないため使い所が多い。
シングルバトルでは基本的に「ストーンエッジ」で十分だが、あちらは命中率が80しかなく、命中率10の差を重く見てこの技を採用することがある。
また、メタグロスやドリュウズのように「ストーンエッジ」は覚えないがこの技は覚えるという種族が意外と多いため、「ストーンエッジ」を覚えられない代わりとして覚えさせられることもある。
一方ダブルバトルでは範囲攻撃になり、追加効果の3割怯みが強力無比とあって採用率は「ストーンエッジ」を上回る。
特に高速アタッカー(例えばプテラ)が放つ「いわなだれ」で2体ないし3体同時に怯まされたら目も当てられない。
同じポケモン(例えばバンギラス)でも「シングルなら『ストーンエッジ』、ダブルなら『いわなだれ』」という使い分けがなされていることも多い。
しかし、命中率が100ではないため時々外れてしまうのが一番の泣き所。
いい加減いわタイプの安定した攻撃技を下さいスタッフさん。