概要
ポケットモンスターシリーズに登場する特性の1つで、効果は2ターンに1回しか行動できなくなるというもの。つまり一度行動すると必ず次のターンは行動不能になってしまう。たとえそれが、「なまける」を使った後であっても。ただ反動技を撃った時と違い、交代は問題なくできる。
この特性の効果で動けない時は「○○は なまけている!」というメッセージが出る。
この特性を持つポケモンはナマケロとその最終進化系ケッキング、そしてアイアント(夢特性)のみ。
ケッキングは攻撃力こそトップクラスだが、この特性によってリミッターがかけられた状態になっており、そのままだと扱いにくいポケモンになっている。
「ソーラービーム」など攻撃に2ターンかかる技は2ターン目でなまけてしまうため役に立たず、どうせ1ターン動けないならと開き直って「ギガインパクト」などの反動技を使おうにも、「まもる」などを覚えたポケモンが相手だと手も足も出なくなってしまう。
ただ「どくどく」などを使った耐久型の場合は、こちらのPPの節約になるという利点がある。
最近は「スキルスワップ」「いえき」など特性を書き換える手段も多くなったため、これを使ってあげれば覚醒させる事もできるようになった(ただし「なやみのタネ」「シンプルビーム」など効かないものもある)。
またアイアントの場合は「なかまづくり」を覚えられるので、これを使ってなまけを相手に伝染させるという芸当ができ、特性に依存しているポケモンを一気に無力化させる事ができる。