1952年2月20日京都府生まれ。父は日本共産党の議員であり「芳生」の名はヨシフ・スターリンから命名されている。若い時は共産党関係の出版社で働いていたが党中央を批判する書籍を企画したとして党と対立し追放された。
1986年ごろからフリージャーナリストとして、統一教会やオウム真理教を取り上げており、北朝鮮による日本人拉致事件にも早くから取り組んでいた。またワイドショーのコメンテーターでも知名度をあげた。
その後政界に転身し、日本新党を経て2010年に民主党から参議院比例代表で当選。2014年7月現在でも参議院議員である。
近年は在日特権を許さない市民の会などが公道で在日韓国人などへの差別を扇動している、いわゆるヘイトスピーチに反対し規制を求める活動を展開しているが、有田とその周辺はtwitterなどで暴言や失言が多く、また暴力行為で逮捕者を出したレイシズムカウンター団体メンバーとの交際が明らかになっていることで問題視されている。
自分に批判的なポストをした者達を「ゴキブリ」と呼ぶなどの暴言を吐いており、これを批判した他の一般人達に対して彼の実弟が「コバエ」呼ばわりするなどさらなる暴言を繰り返しそれを止めなかったことで炎上した。安倍晋三首相に「死ね」と言うのは彼(ら)の中でヘイトスピーチでは無いのである(ここで解説すると、日本においては「ヘイトスピーチとは何か」という法的な定義はまだ存在していない。有田ら反差別活動家は「人種差別思想の流布・扇動」と解している。従って、彼らの見解に沿えば、個人に対する人種差別的ではない誹謗はヘイトスピーチにあたらないことになる)。
なお、有田らが「諸外国では導入済み」として求めているヘイトスピーチ規制については、差別的表現に批判的な論者の間でも「国による規制は表現の自由を侵害し、また政権批判を封じるために拡大解釈されかねない」として「あくまでも民間の言論で対抗すべき」として慎重派・否定派が多い(現政権の姿勢からして、有田のような発言は憎悪表現取り締まりを口実に、まず真っ先に規制されるはずである)。