有田芳生

ありたよしふ

有田芳生は日本のジャーナリスト、元参院議員

概要

1977年に立命館大学を卒業したのち、日本共産党系の新日本出版社に勤務。

名前の由来はソ連の独裁者「ヨシフ・スターリン」

「よしお」ではない。

退社後はフリーのジャーナリストとして、カルト問題に取り組み『週刊文春』などで統一教会の霊感商法や合同結婚式への批判的取材で名を挙げる。またテレビのコメンテーター(これは友人であった江川紹子の関係で詳しくなったオウム真理教関連も大きい)としても活躍。

思想的には左翼ではあるものの、保守寄りのスタンスと目される文藝春秋の松井清人社長とは長年の同志であるほか、俳優の津川雅彦とも北朝鮮の拉致問題追及を介して交友関係があった。

彼は立憲民主党内において最左派・急進左派に位置するとされる。旧社会党系のサンクチュアリよりも左寄りである。

また、元しばき隊が参加するデモに高頻度で現地の遠目から見ていることが多く、右寄りの人たちからしばき隊関係者と言われている。正確には本人は、しばき隊とは無関係だが、元しばき隊関係者との仲は良好である。

1970年に日本共産党に入党し、1984年に退社しフリーになってからも党に所属していたものの「日本共産党への手紙」(15人の著名人による意見書)の編集にかかわったため1990年に党から追放された。

新党日本の副代表となるものの、2回の選挙で当選できず。

そののち民主党に移籍、2010年の参議院選挙比例代表にて党内で一番多い得票で当選。民主党の後身である民進党の解体後は、立憲民主党に移籍した。共産党から除籍された人物ではあるものの、野党共闘には前向きで、共産党の議員と肩を並べることも多い。

2024年10月2日、立憲民主党から同年の第50回衆議院議員総選挙で比例復活で当選した。

左翼・反差別思想からネット右翼に対し攻撃的な姿勢を示しており、それ故ネット右翼層から嫌われている。pixivのイラストは、有田の風貌をラヴレンチー・ベリヤと重ねて揶揄するイラストばかりである。

2022年7月の参議院選挙で落選するが、選挙期間中に起きた事件と関りが有るカルト宗教に詳しかった為に逆に注目された挙句、参院選後の臨時国会が中々開かれない事も有って(しかも、政府が臨時国会の日数を少なくした為)、下手をしたら選挙で当選していた場合より忙しくなる、と云う皮肉な事態になった。

そして生放送のニュース番組スタジオにて

有田「警察の上層部がね、オウムの次はあそこだって言ってたんですけど全然動きないじゃないですか。なんで？って後で聞いたんですよ」

司会「で、どうだったんですか？」

有田「政治の力、とだけ言ってました。」

上記の会話でスタジオとお茶の間を凍り付かせ、ネット上では翼の左右を問わず称賛されるという異常事態となった。