モノブロスとは『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種である。
巨大な襟飾りと鼻の上の長大な一本角が特徴。モデルは中生代白亜紀に生息していた一本角の角竜:「モノクロニウス」若しくは「スティラコサウルス」だと言われている。
概要
原種
無印(第1作)からMHP2Gまで登場していた。その後は全く登場していなかったが…(後述)
ナナ・テスカトリと同様に「村長クエスト」(一人用クエスト)が存在しないMHF以外は「村長クエスト」にしか討伐クエストが存在しない。これは、ハンター職が定着する以前に、ココット村(無印~MHPまでのオフライン拠点)村長が単身で1ヶ月かけてモノブロスを討伐したことから、モノブロスは一人で討伐する決まりになっているためである。
また、頭部の一本角は「真紅の角」と呼ばれ、ココット村ではそれを持ち帰ることが「英雄の証」とされる。
亜種
MHGから登場し、MH3以降には登場しない。
体が白変しているその姿から、「白一角竜」とも呼ばれる。
華々しい復活
散々「空気」「忘れ去られている」などと言われていた彼だが、
存在が確認されたPV第二段では、そんな評判を根本から無視するかのように
- アプケロスに飛びかかったドスゲネポスを下から奇襲
- 映像に映っている時間が相方のディアブロスどころかPV全体でトップクラス
- PV内で後述の「真紅の角」が長い間流れる
- PV終盤の盛り上がりでは、ロゴマークによる〆の直前で彼の力一杯の咆哮が映る
…などと存在感を堂々とアピールし、あたかもメインモンスターの如き扱いを受けていた
今年はモンスターハンターシリーズが無印発売から10周年を迎える記念すべき年であり、
モンスターハンターという職の生まれに大いに関わるモノブロスの復活やPVでの扱いは妥当とも言えるだろう。
相方のディアブロスのように見た目が変化しており、ディアブロスと同じような変化の他、
角などの突起物の赤みが増しており、特に角は「真紅の角」と呼ばれるのに相応しい色合いへ変化している
戦闘BGM
テーマ曲は「真紅の角」。
MHPまでの作品では「砂漠岩地」の、MHP2Gでは「旧砂漠」の戦闘BGM名である。
MH3, MH3G, MHP3ではディアブロスの登場ムービーでアレンジされたものが流れていた。
上記のように、MH4GのPVでも大々的に使用されていたことはもちろんだが、何よりMH4Gの砂漠フィールドは紛れもないMHP2Gの「旧砂漠」をリファインしたものであることから、何らかの形で使用されるのではないかとファンの間では期待されている。
また「英雄の証」は『モンスターハンター』シリーズのメインテーマの曲名である。