「我々とてファントムの存在にいつまでも手を拱いているつもりは無い」
詳細
演:川野直輝
警視庁国家安全局(国安)0課の刑事で、階級は警視。フルネームは「木崎政範(きざき・まさのり)」。公式サイトやOPテロップでは単に「木崎」となっている。
ウィザードやファントムについて認識しており、一般人に彼らの存在が知れ渡らない様にしている。鳥居坂署にファントムの事件には関わらない様指示を出す一方、独自にウィザードと接触している大門凛子の事は知りながらも静観していた。ただし、ウィザードのことはファントム同様の化物と認識していた為、当初は操真晴人には冷たい態度を取っていた。
慇懃無礼な口調で話し、冷徹な性格に思われがちだが、コミカルな一面や自らの思い通りにならない人物に対して感情的になる一面も見せている。
主な行動
第2話:初登場。凛子にファントムとはもう関わらないよう釘を刺す。
第3話:生放送のTV番組でのファントム出現に茶を噴出し慌てふためくも、情報を操作して事件を揉み消す。
第10話:ウィザードについて色々と調べていた事が判明。ファントムへの対策として魔法石をウィザードリングに加工する為、依頼を断った輪島繁を連れ去る。
第11話:ガーゴイルが狙っているゲートの少年・片山直己を襲われない様に国安で保護し秋田へ送り帰そうとするが、グールの襲撃を受ける。その際、直己の父であり先輩刑事だった片山義男を死なせた過去を告白し、晴人と和解する。
第22話:久々に登場。行方不明になった凛子の情報を晴人に提供した。
第23話:重傷を負い、入院した凛子の様子を見に病院を訪れ、意気消沈していた晴人に渇を入れる。
第34~35話:第10~11話で登場した魔法石を送りつけてきたのが滝川空(グレムリン)であったことを突き止め、晴人と凛子に調査を依頼する。その後、戦線に赴いた晴人に変わって凛子と共に調査を続け、滝川空に関する驚愕の事実を突き止める。
第40~41話:晴人、凛子と共に白い魔法使いの正体である笛木という人物について調査する。その後、作成されたモンタージュを元に、笛木の正体が物理学者の笛木奏であったことを突き止めるが、直後に白い魔法使いの襲撃を受け、消息を絶ってしまう。
その後木崎は、グレムリンの案内で白い魔法使いと遭遇し戦闘になったが敗れた仁藤により意識不明の重体の状態で発見されるが数話後意識が回復し、晴人と凛子に笛木の正体を伝えた。
余談
演者の川野氏は、獣拳戦隊ゲキレンジャー(ロン)や仮面ライダーW(ジーン・ドーパント)など過去にも東映の特撮に出演している。また他局でも警察関係者を演じている。