ビアン・ゾルダーク
びあんぞるだーく
CV:飯塚昭三
概要
天才科学者にしてディバイン・クルセイダーズ(DC)の総帥。44歳。
第2次スーパーロボット大戦で初登場。
旧シリーズ(DC戦争シリーズ)のビアン・ゾルダーク
異星人の襲来を早くから予測しており、究極ロボ「ヴァルシオン」を作り上げた後、国際連合に対して戦力を集めるように話を持ちかけるが断られてしまった。それからビアンはDCを結成し、地球圏の8割を制圧していったが、反対勢力であるホワイトベース隊に阻止され、自らヴァルシオンで出撃するもかなわず、最期はホワイトベース隊に地球の未来を託して戦死した。
第2次スーパーロボット大戦Gでは、リガ・ミリティアのリーダー「ジン・ジャハナム」として自分が負けた時のことも考えていた(これは第2次Gにハンゲルグ・エヴィンが登場しないためのオリジナル設定である)。
αシリーズのビアン・ゾルダーク
異星人の襲来を予測した際に「人類に逃げ場なし」とキーワードを残し、戦力を集めるように主張するが、旧シリーズと違って主張が受け入れられており、地球連邦軍の下部組織としてDCを結成していた。
その後、リューネ・ゾルダークと木星に行ってから消息不明となるが、第3次αでイカロス基地に現れ、ソフィア・ネートとともに銀河中心殴り込み艦隊を見送った。
人物
上記の通り天才科学者で、ヴァルシオンを始めとする様々な兵器の開発に尽力しており、パイロットの得意分野を見抜いてそのパイロットに適した機動兵器を開発したり、リューネが駄々をこねてヴァルシオンに乗るのを嫌がった時にはヴァルシオーネを作り上げ、さらにサイバスターのサイフラッシュを参考にしてヴァルシオーネのサイコブラスターを完成させるなど、凄まじい才能を持っている。
また、強いカリスマ性を持っており、ビアンの思想に惹かれて協力する人も多く存在する(人に利用されるのが大嫌いなシュウもビアンの思想に惹かれて協力していた)。
主人公たちの前に立ちはだかる「強敵」でありながら、自身の理念と人類の未来のためにその身を捧げることを厭わない“信念の人”。そのやり方が強引だったことを避難されこそすれ、人格面では主人公サイドからも評価が高い。
科学者としての才能、ロボット操縦者としての技量、組織運営者としての手腕、時代を見据える確かな先見の明など、スパロボオリジナルキャラクターの中でも、シュウと並ぶ完璧超人であり、かたちはどうあれ、人類による地球防衛の在り方に一石を投じたという意味では、大きな功績を残している。
ロボットアニメ好きであり、ヴァルシオンの身長と体重もコン・バトラーVに合わせていることからその趣味にはまっていることがうかがえる。
またリューネのヴァルシーネの件でも分かるように、結構な親バカ。
娘の時代劇好きは、実は彼からの遺伝だったりする。