「いつか必ず戻ってくる あいつは オレの子だからな」
概要
暗殺一家ゾルディック家の当主にしてキルアの父親、ゼノの息子。
がっちりとした体格とウェーブのかかった長い髪、射殺すような鋭い眼光が特徴的な男性。
熟練の暗殺者であり卓越した戦闘技術を持つ。
過去に仕事で幻影旅団員の一人を暗殺したことがある。
クロロとも一戦交えたことがあり、敵の能力を盗むことも知っていた。
ベンズナイフのコレクターで作風を一瞬で見分ける程のマニアである。
作中では暗殺家業の一環として幻影旅団の抹殺や、ゼノによる「キメラアントの王と護衛軍の分断」にサポートとして参加している。
性格
寡黙で厳格、「約束」を重んじる、家業に対して真面目な人物。
ゼノとは相性が良く、一緒に行動する事が多い。
父親像
キルアが生まれたときから、暗殺者にするべくイルミと共に彼を育て上げた。
家業を嫌って家出したキルアが再び帰宅した時、キルアに対して初めて父親らしさを示した。
仲間に会いたいという本人の意思を尊重し、旅に出ることを許す。
ただしキルアを後継者にすることは、まだ諦めていない様子である。
アルカとナニカ
一家を滅ぼしかねない危険を持つ四男のアルカ(ナニカ)に関しては非常に慎重であり、「別の何処かから来た闇(なにか)」と称し、家族だと思ってはいけないと考えている。
厳重に幽閉している反面、その部屋中に溢れる玩具には、手元に置いて支配し、能力をコントロールしたいというジレンマが現れている。
念能力
戦闘用の念能力を有していると思われるが、詳細は不明。
共通して高い位置から相手を押し潰すような技であり、巨大な重量による攻撃の痕跡を残している事から、オーラの「質量」に関する大幅な性質変化能力、及びその能力による重さを利用した攻撃などであると推察される。
ゼノのものと似ているが、彼は圧縮した龍状のオーラの操作に重きを置いている点で異なっている。