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スペル星人の編集履歴

2014-11-25 18:59:21 バージョン

スペル星人

すぺるせいじん

特撮ドラマ『ウルトラセブン』幻の欠番回『遊星より愛をこめて』に登場する異星人。

概要

別名『吸血宇宙人』。

母星であるスペル星が爆弾実験の失敗により放射能で汚染され自身も被爆したため、自分たちの血液の代わりとして地球人の血液を奪っていた。

眼からビームを放つ能力を持つ。

当初は女性の血液を狙っていたが、後に子供の血液のほうが純度が高かったためターゲットを子供に変更。

が、狙っていた女性がよりにもよってウルトラ警備隊の隊員・友里アンヌの友人だったため、ウルトラ警備隊に計画がバレてしまい、その後セブンと戦い敗北、逃げようとしたところをアイスラッガーで唐竹割にされた。


容姿

能面のようなのっぺりとした顔と全身真っ白の身体に火傷の痕を思わせる黒いシミが混在する身体が特徴。

前述の放射能汚染と相まって危うい設定と言える。

シナリオ上では「かぶとむしのような形のスペル星人が洋館を破壊し、パトカーを角から放つ光線でとかしてしまう」という記述がある。しかし、撮影段階で実相寺が人間型に変更したとのこと。

もしこちらの昆虫型の形状であれば、そして種別も『吸血宇宙人』のままであれば、と思うとやるせなくなってくる。


黒歴史?

事情により第12話が欠番となったためスペル星人もお蔵入りしている…のだが、現在ではインターネットが普及しているためスペル星人と検索するだけで情報が結構出てくる。

そのため意外と認知度は高かったりする。

また、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではスペル星人がモブとして登場している。

2012年9月に講談社から発売された「ウルトラ怪獣DVDコレクション6 メトロン星人」において、「セブン」放送当時の雑誌記事の再録という形でひっそりとスペル星人が復活を果たしている

またソユーズに搭乗した古川聡宇宙飛行士が出演したNHKの番組(2013年)で、幼いときにウルトラセブンに憧れて宇宙飛行士になったというエピソードを紹介する際、彼が子どものころに描いた「すぺるせいじん」が「めとろんせいじん」等とともに紹介されている。

子どもの描いたものとはいえ、40年以上の時を経てスペル星人が日本の公共の電波に乗った瞬間である。


関連タグ

ウルトラセブン ウルトラ怪獣

遊星より愛をこめて 結婚詐欺

メトロン星人(12話と監督が同じ実相寺昭雄

トゥエルヴ(デザインと名前がスペル星人のオマージュ)

ギエロン星獣

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