前作『BF3』で好評だったシステムの多くを引き継いで、2013年に発売された。世界観は前作より6年後の2020年が舞台となる。
シングルプレイ
ストーリー
旧ソビエト連邦から独立した共和制国家アゼルバイジャンで行われた作戦によって、アメリカ軍は亡命中のロシア軍人から、中国海軍の過激派チャン提督が大規模クーデターを計画しており、その背後にはロシアの存在があるという情報を得る。時を同じくして、平和的発展を主張し中国の次期リーダーとして期待されていた人物、ジン・ジエが暗殺され、その背後にはアメリカの存在があったと疑われ始めたことで米中関係は急速に悪化、各地で混乱が発生する。
更にはチャン将軍により選挙が中止され、中国全土に戒厳令が敷かれたことにより、中国の政治情勢は混乱の極みへと至る。これを受けてアメリカ・ロシアの両海軍が中国沖に展開を開始し、激しい睨み合いが行われ一触即発の状態となり、遂にはシンガポール沖にて第七艦隊が壊滅し、遂に大規模な戦乱が世界規模で始まった。
プレイヤーは、アメリカ軍の精鋭特殊部隊『トゥームストーン部隊』の隊員、ダニエル・レッカー軍曹として、任務にあたることになる。
マルチプレイ
前作同様、PC版に加えXboxOne・PS4版での対戦人数は64人(+2人)、PS3・Xbox360版は24人(+2人)となる。
今作ではアメリカ海兵隊(US)とロシア陸軍(RU)に加え、3つ目の勢力として中国人民解放軍陸軍(CN)が追加された。
兵科
- 突撃兵(アサルト)
- 固有武装:アサルトライフル
- 工兵(エンジニア)
- 固有武装:PDW(パーソナルディフェンスウェポン)およびSMG(サブマシンガン)
- 援護兵(サポート)
- 固有武装:ライトマシンガン
- 偵察兵(リーコン)
- 固有武装:スナイパーライフル
中国での販売禁止騒動
本作は、キャンペーン(シングルモード)のストーリー内容が原因となり、中国政府が本作を中国国内において発売禁止処分としたことも話題になった。
拡張コンテンツには、ロシアの支援を受けて中国政府を転覆させようとする海軍大将のストーリーが含まれており、中国文部省は本作について販売禁止令を出し、中国国内におけるダウンロードコンテンツ、デモ、パッチ、そしてゲーム記事のほとんどが24時間以内に削除された。インターネットでの検索ワードも同様に削除され、検閲対象にされている。
中国政府は本作を「文化侵略だ。」として販売禁止としたという記事が、マレーシア紙で報じられており、中国軍の公式メディアでも「文化的な侵略をするものだ」と激しく非難している。