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山田太郎ものがたりの編集履歴

2015-03-26 09:31:50 バージョン

山田太郎ものがたり

やまだたろうものがたり

『山田太郎ものがたり』とは、森永あいによる日本の漫画作品。及びそれを原作としたテレビドラマ作品。

概要

月刊Asuka』(角川書店)にて連載された。2000年に単行本は全14巻+番外編山田一家ものがたりゴージャスで完結となるが、ドラマ化に合わせ同誌で2007年9月号から連載が復活。また、周りの人々のサイドストーリーを描いた9作品をまとめた第15巻が2007年9月に発売された。また、ノベライズも4巻出版されている。


2007年7月からTBSにてドラマ化。台湾では『貧窮貴公子〜山田太郎ものがたり〜』というタイトルで2001年にドラマ化されていた。


あらすじ

容姿端麗、学力優秀、運動神経抜群の完璧人間だが、家が貧しいため貧乏生活に悩まされている山田太郎が、一癖も二癖もある周囲の人物に振り回されながらも愉快に人生を謳歌していく。



登場人物

※CVの記述はラジオドラマ版。及びキャストは日本ドラマ版。台湾ドラマ版の設定は記述しない。

山田太郎

CV:千葉進歩 演:二宮和也

本作の主人公。名門・私立一ノ宮高校に通う男子高校生。極貧の中幼い弟妹を養うため、アルバイトに精を出す苦労人。気品にあふれているからか、周りからは裕福だと勘違いされている。女から非常にモテるが本人に自覚なし。隆子の母親を尊敬している。最終的には城南大学農学部生に。


御村託也

CV:関智一 演:櫻井翔

太郎の親友。常にポーカーフェイス。家が茶道(ドラマでは華道)の家元で裕福。山田家の実態を知る数少ない人物で、彼らとも仲が良い。よし子とは許嫁関係。最終的には城南大学の理工学部生に。


池上隆子

CV:かかずゆみ 演:多部未華子

太郎のクラスメイト。恥を知らない両親に絶望、将来玉の輿に乗りたがっている。太郎を金持ちと勘違いしてアタックするが、あるきっかけから貧乏だと知り、夢と恋との板ばさみに悩む。後に城南大学へ補欠合格する。ドラマでは彼女がヒロインである。


杉浦圭一

CV:緑川光 演:忍成修吾

太郎の1年先輩(ドラマでは同級生)。非常にナルシスト。色々と太郎をつけまわすうちに好きになる。彼も最終的には城南大学の農学部生に。


中井正美

CV:折笠富美子 演:大塚ちひろ

杉浦圭一の同級生(ドラマでは太郎の同級生&隆子の友人)。杉浦がゲイだと知ってからは応援してきた。ドラマでは隆子と太郎の仲を応援している。原作ではほぼ登場しない。


鳥居京子

演:吹石一恵

太郎の担任教師。金銭面で大学進学を諦めようとする太郎に進学させようと力を尽くす。思い込みが激しく、よくトリップする。生徒たちからは親しまれている。実は面食い。


永原眞実

演:吉沢悠

城南大学農学部教授であり、鳥居ちゃんの2年先輩。鳥居ちゃんのことが好きで、彼女をからかってはおもしろがってる。学長たちからの信頼は厚い一方、腹黒い男。


杉浦ミカ

CV:荒木香恵

太郎達の後輩で、圭一の妹。ドラマでは未登場。


山田家

山田家は、両親と10人兄弟の大家族である。外見は太郎にそっくりの美形揃い。非常に兄思いで互いに仲が良い。

山田綾子

CV:井上喜久子 演:菊池桃子

10児の母親。お嬢様育ちのため世間知らずで、金銭感覚が麻痺している。太郎が稼いだお金をつまらないことに浪費するが本人に悪気は一切ない。実家は結婚前に没落、両親共に既に他界した天涯孤独。20歳のときに太郎を産んだ。


山田和夫

CV:三木眞一郎 演:松岡充

10児の父親。放浪癖のある画家。もともとは医者の息子であるが、とあるきっかけで頭のネジが外れた。放浪の先々で女性にもてる、愛妻家。実は妻より6歳下。


山田次郎

CV:秋田まどか 演:鎗田晟裕

次男。外見も性格も太郎とそっくり。太郎が不在の時は彼が山田家の柱となっている。


山田三郎

CV:横手久美子 演:清水尚弥

三男。次郎とは年子。父親似。


山田よし子

CV:高森奈緒 演:村中暖奈

本作のヒロイン。長女。託也とは許婚関係。


山田五子

CV:城雅子 演:吉田里琴

次女。気が強く、計算高い性格。


山田六生

CV:たかはし智秋 演:澁谷武尊

四男。七生の双子の兄。女の子である七生より気品があり、女装すると七生より可愛い。


山田七生

CV:浅井清己 演:稲垣鈴夏

三女。六生の双子の妹。三つ編みが特徴的。


山田やすみ、山田九太、山田十子

三つ子の兄弟。やすみは四女、九太は五男、十子は五女。ドラマでは未登場。


矢島敦士

山田家の飼い犬兼非常食。品種は赤犬。捨てられていたところを太郎に拾われる。ドラマでは当然未登場である。


小説

角川ティーンズルビー文庫より、全4巻が刊行された。著者は塚本裕美子。


1.山田太郎ものがたり たのしいびんぼう

2.山田太郎ものがたり でりしゃすアルバイト

3.山田太郎ものがたり たたかう青少年

4.山田太郎ものがたり すぺしゃる


ラジオドラマ

2001年4月からTOKYO FM、FM OSAKA他、全34局ネットで放送された。ほとんど原作に沿った内容である。CD化もされており、全4巻。 ナレーションは立木文彦


テレビドラマ(台湾版)

2001年8月から11月にかけて『貧窮貴公子』(ひんきゅうきこうし)として、台湾で放映された。全46話、日本では森永あいセレクションバージョンとして全13話で放送。中華電視公司制作。その後、『山田太郎ものがたり 〜貧窮貴公子〜』の邦題で日本にも逆輸入された。舞台は城南大学経済学部だが、原作にはほぼ忠実に再現されている。


オープニングテーマ

周渝民「求救専線 Hotline for help」

エンディングテーマ

朱孝天「晴天 One Fine Day」


テレビドラマ(日本版)

TBS系列の金曜ドラマ枠(毎週金曜日22:00 - 22:54、JST)で2007年7月6日から9月14日まで放送された。原作とは異なる部分が多数存在する。


主題歌

「Happiness」


原作とドラマの相違点

  • 原作本編では高校1年生の途中から始まり卒業まで時間が進行していくが、ドラマでは3年生の進級時から始まる。
  • 太郎と御村は原作では開始時から既に友人だが、ドラマ版では開始時の3年進級時に初対面。原作での初対面シーンは後から回想の話として登場。
  • 太郎の隆子の呼び方が、原作では呼び捨てだが、ドラマでは「さん」付け。同様に、御村への呼び方もドラマでは「くん」付けされている。
  • 御村家は、原作では茶道家元だが、ドラマでは華道家元。
  • 杉浦と中井は原作では太郎より1年先輩である。また、小谷カンヌも原作の映画撮影エピソード時には在校生の先輩。
  • 中井は原作では出番はそれ程なく、全14巻の内数話しか出ていない。また、ドラマでは隆子の恋を応援する友人となっているが、原作では杉浦と同級生で隆子との接点は一切ない。
  • ヒロインは、原作ではよし子だがドラマでは隆子。
  • 和夫の両親(医師)は、ドラマでは和夫のできちゃった結婚により勘当しているが、原作では綾子を妊娠させてしまった和夫を放置してアフリカの無医村地域に出かけており、山田家と縁は続いている。また、ドラマ版の和夫は生来の放浪者気質だが原作では元々真面目少年で、この両親の無軌道ぶりのせいで頭のネジが外れた。
  • 原作ではウメは死亡して和夫がその遺産を相続するのだが、ドラマではドバイの別荘に移住している。
  • 小谷カンヌの映画出演条件がホテルニューコタニのホットケーキ1年分だが、ドラマでは1箱。
  • 原作ではよし子がおかっぱのようなボブで、五子が二つ結わきだが、ドラマではよし子が二つ結わきで、五子がおかっぱのようなボブ。
  • 映画撮影のエピソードは、原作では太郎が貧乏な大家族の長男でお金持ちになるお話で、ドラマでは太郎と隆子の恋愛ものになっている。

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