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山田太郎ものがたり

やまだたろうものがたり

『山田太郎ものがたり』とは、森永あいによる日本の漫画作品。及びそれを原作としたテレビドラマ作品。
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概要編集

月刊Asuka』(角川書店)にて連載された。単行本は全13巻+番外編2巻。また、ノベライズも全4巻出版されている。


2001年に台湾で『貧窮貴公子〜山田太郎ものがたり〜』というタイトルでテレビドラマ化された。後に2007年に日本でもドラマ化された。


あらすじ編集

容姿端麗、学力優秀、運動神経抜群の完璧人間だが、家が貧しいため貧乏生活に悩まされている山田太郎が、一癖も二癖もある周囲の人物に振り回されながらも愉快に人生を謳歌していく。(Wikipediaより抜粋)

登場人物編集

※CVの記述はラジオドラマ版。及びキャストは日本ドラマ版。台湾ドラマ版の設定は記述しない。


山田太郎

CV:千葉進歩 演:二宮和也

本作の主人公。名門・私立一ノ宮高校に通う男子高校生(特待生)。極貧の中幼い弟妹を養うため、アルバイトに精を出す苦労人。気品にあふれているからか、周りからは裕福だと勘違いされている。女性から非常にモテるが本人に自覚なし。貧乏だということ以外は全てにおいてパーフェクト。隆子の母親を尊敬している。


御村託也

CV:関智一 演:櫻井翔

太郎の親友。常にクールでポーカーフェイスなため、太郎とは対照的に近寄りがたい雰囲気を持っている。太郎と同様に女性から非常にモテる。家が茶道(ドラマでは華道)の家元で裕福。おもしろいからという理由で何かと山田家の世話を焼く。山田家の実態を知る数少ない人物で、彼らとも仲が良い。よし子とは許嫁関係。


池上隆子

CV:かかずゆみ 演:多部未華子

太郎のクラスメイト。恥を知らない両親に絶望、将来玉の輿に乗りたがっている。太郎を金持ちと勘違いしてアタックするが、あるきっかけから貧乏だと知り、夢と恋との板ばさみに悩む。身長が低く、小学生だと勘違いされることが多い。ドラマでは彼女がヒロインである。


杉浦圭一

CV:緑川光 演:忍成修吾

太郎の1年先輩(ドラマでは同級生)。スーパーの社長令息。イケメンで成績優秀だが、非常にナルシスト。色々と太郎をつけまわすうちに好きになる。それ以降、彼のこととなると冷静ではいられないようになってしまう。


中井正美

CV:折笠富美子 演:大塚ちひろ

杉浦圭一の同級生(ドラマでは太郎の同級生&隆子の友人)。原作ではほぼ登場しない。


鳥居京子

演:吹石一恵

太郎の担任教師。金銭面で大学進学を諦めようとする太郎に進学させようと力を尽くす。思い込みが激しく、よくトリップする。実は面食い。


永原眞実

演:吉沢悠

城南大学農学部教授であり、鳥居ちゃんの2年先輩。鳥居ちゃんのことが好きで、彼女をからかってはおもしろがってる。学長たちからの信頼は厚い一方、腹黒い男。


杉浦ミカ

CV:荒木香恵

太郎達の後輩で、圭一の妹。兄似で自分の容姿に非常に自信があり、圭一をからかうために太郎にアタックしている。ドラマでは未登場。


山田綾子

CV:井上喜久子 演:菊池桃子

10児の母親。お嬢様育ちのため世間知らずで、金銭感覚が麻痺している。太郎が稼いだお金をつまらないことに浪費するが本人に悪気は一切ない。実家は結婚前に没落、両親共に既に他界した天涯孤独。


山田和夫

CV:三木眞一郎 演:松岡充

10児の父親。放浪癖のある画家。放浪の先々で女性にもてる、愛妻家。実は妻より6歳下。


山田次郎

CV:秋田まどか 演:鎗田晟裕

次男。外見も性格も太郎とそっくり。太郎が不在の時は彼が山田家の柱となっている。


山田三郎

CV:横手久美子 演:清水尚弥

三男。次郎とは年子。父親似。


山田よし子

CV:高森奈緒 演:村中暖奈

本作のヒロイン。長女。物腰が柔らかく、女の子らしい性格。御村とは許嫁関係であり、彼に片想いしている。


山田五子

CV:城雅子 演:吉田里琴

次女。気が強く、計算高い性格。


山田六生

CV:たかはし智秋 演:澁谷武尊

四男。七生の双子の兄。女の子である七生より気品があり、女装すると七生より可愛い。


山田七生

CV:浅井清己 演:稲垣鈴夏

三女。六生の双子の妹。三つ編みが特徴的。


山田やすみ、山田九太、山田十子

三つ子の兄弟。やすみは四女、九太は五男、十子は五女。ドラマでは未登場。


矢島敦士

山田家の飼い犬兼非常食。品種は赤犬。捨てられていたところを太郎に拾われる。ドラマでは当然未登場である。


小説編集

角川ティーンズルビー文庫より、全4巻が刊行された。著者は塚本裕美子。後に2007年のテレビドラマ化に伴い、角川文庫により再販された。


ラジオドラマ編集

2001年4月からTOKYO FM、FM OSAKA他、全34局ネットで放送された。ナレーションは立木文彦


テレビドラマ(台湾版)編集

2001年8月から11月にかけて『貧窮貴公子』(ひんきゅうきこうし)として、台湾で放映された。全46話、日本では森永あいセレクションバージョンとして全13話で放送。中華電視公司制作。その後、『山田太郎ものがたり 〜貧窮貴公子〜』の邦題で日本にも逆輸入された。原作にはほぼ忠実に再現されている。


オープニングテーマ

周渝民「求救専線 Hotline for help」

エンディングテーマ

朱孝天「晴天 One Fine Day」


テレビドラマ(日本版)編集

TBS系列の金曜ドラマ枠(毎週金曜日22:00 - 22:54、JST)で2007年7月6日から9月14日まで放送された。原作とは異なる部分が多数存在する。

最終回では「朝ズバッ!」とコラボ。みのもんたも登場した。

主題歌

「Happiness」


…ちなみにこの楽曲のプロモーションビデオで御村を演じた櫻井が原作の御村が茶道の家元であるためか、茶道を披露している場面が見受けられる。ドラマの設定でもある華道も披露している。



関連タグ編集

漫画 ドラマ テレビ 森永あい 月刊Asuka

外部リンク編集

山田太郎ものがたり|別冊フレンド|講談社コミックプラス

山田太郎ものがたり - TBS(アーカイブ)

『山田太郎ものがたり』 - TBSテレビ

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